良習慣の習慣

夫婦関係に悩むあなたに伝えたい。イライラを感謝に変える3つの習慣。

投稿日:2019/08/30





昨日で、結婚が19年目を迎えました。

その歴史は、常に「期待と現実のズレ」の調整のプロセスでもあったように感じています。

夫婦の関係に悩んでいる方のヒントになればうれしいです。

 

「期待と現実のズレ」が感情を乱す

結婚をすると、「夫婦」という人間関係ができます。

その人間関係を良好な状態で続けていくための重要なポイントは、

・「期待と現実のズレ」を小さくしていくこと

なのではないかと考えています。

「もっとちゃんとやってくれると思っていたのに、期待はずれだったな、、、」という「期待と現実のズレ」。

「当然家事を終わらせてくれていると思っていたのに、なんでやってくれてなかったんだろう、、、」という「期待と現実のズレ」。

「もっと家族のことを考えてくれる人だと思ったのに、そうでもなかったな、、、」という「期待と現実のズレ」。

こんな風に「期待と現実のズレ」が生じると、私たちは感情を乱されます。

もちろん、「期待と現実のズレ」は、サプライズのような喜びや思いがけない楽しみにもあります。

ただ、日常的に味わうのは、

・怒り

・悲しみ

・さみしさ

などといった、どちらかというとネガティブな感情ではないでしょうか。

私たちは、どうしてもほかの人に期待してしまう生き物です。

それは配偶者という相手だけでなく、お客さまに対しても、会社に対しても、世の中に対しても、そして、自分に対しても。

その期待に反した現実が目の前にやってくると「こんなはずじゃなかったのに・・・」という気持になるんですよね。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





期待+「当たり前」か、期待+「ありがたい」か

それなら、期待しない生き方というのはどうでしょうか。

期待しなければ、がっかりすることはありませんよね。

でも、期待をするからこそ、行動することって多いと思うのです。

「きっと楽しい時間をすごせる」と思うから、デートに行きます。

「きっとより良い人生になる」と思うから、結婚をします。

「きっともっと幸せになれる」と思うから、夫婦生活を続けるわけです。

そう、私たちにとって「期待する」というのは、とても自然なことなんですね。

やはり、期待がまったくない人生だとしたら、それはさみしすぎます。

ですから、期待していいのです。

ただし、「期待と現実のズレ」が生じたときにも落ち込みすぎなければ大丈夫なはずです。

つまり、

・少しの「期待と現実のズレ」でイライラしてしまう人になってしまうのか?

それとも、

・大きな「期待と現実のズレ」があったとしても、おだやかでいられる人になるのか?

ここに分岐点があります。

では、どうすればいいのでしょうか。

ここで、以前、池田貴将さんのセミナーで教えていただいた感情の公式をご紹介しますね。

その公式は、

期待+「当たり前」ばかり=イライラしやすい

期待+「ありがたい」が多い=おだやかでいられる

というものです。

要は、その人にとっての「当たり前」について「期待と現実のズレ」があると、イライラしやすいのです。

「当然こうなると思っていたのに」という風に。

一方で、「期待と現実のズレ」があっても、「ありがたい」と思えればおだやかでいられるわけですね。

 


■スポンサーリンク




「当たり前」を「ありがたい」に変える3つの習慣

私たちが「当たり前」と思っていることは、本当に「当たり前」なのでしょうか。

本来は「ありがたい」ものなのではないでしょうか。

風邪をひいたときに、健康のありがたみを感じるのと同じですね。

小説や映画でも、このテーマはよく扱われます。

それくらい、私たちは「ありがたい」ことを「当たり前」と感じてしまうのです。

私が見てきた方々でも、感情が不安定な人や人間関係がうまく言っていない人は「当たり前」と思っていることが多いように感じます。

私も、以前は妻に「当たり前」を押しつけていました。

・妻が食事をつくってくれるのは「当たり前」

・妻が家で子どもたちのことを見てくれているのは「当たり前」

・妻が家事をやってくれるのは「当たり前」

そんなことを無意識に思い込んでいたのですね。

ですから、10年前は夫婦での小競り合いがありました。(^_^;)

でも、それが変化したのは、

・「当たり前」が、「ありがたい」にシフトしたとき

です。

・妻が食事をつくってくれて「ありがたい」

・妻が家で子どもたちのことを見てくれて「ありがたい」

・妻が家事をやってくれて「ありがたい」

私がそう思えるようになると、妻との関係性も変化しました。

今は小競り合いはゼロではありませんが(笑)、激減しています。

では、その変化を起こすために私が取り組んできた(取り組んでいる)習慣を3つお伝えしたいと思います。

 

1:感謝日記を書く

1日の終わりに、感謝できることを3つから5つ書き出してみましょう。

どんな小さなことでもいいです。

まずは、身近な家族でやってみるのがおすすめです。

家族の良い面を見つけようと思って生活すれば、日常が変わると思います。

感謝は、最強の感情です。

 

2:相手の行動に愛情を結びつける

相手が自分のためにやってくれていることに対して、「愛情」という感情を結びつけるようにしてみましょう。

先に述べた例でいうと、

・妻が食事をつくってくれるときはいつも、妻の愛情を感じる

というように。

こうすれば、食事をつくってくれたときに毎回愛情を感じられますよね。

やってみると、1日の中で、自分のためにやってくれていることが多いことに驚くはずです。

 

3:マジックワードを口にする

マジックワードとは、そのまま「魔法の言葉」。

要は、

・それを口にすることで、相手を受けとめられるようになる言葉をつくる

ということです。

私のマジックワードは、

「そういうところも、かわいいよなぁ」

です。

このマジックワードをひとつ持っておくだけで、イライラは驚くほど減りました。

妻との関係が良くなるマジックワード「そういうところも、かわいいよなぁ」を活用しましょう。

 

まとめ

あなたが今の人生で「当たり前」としてとらえていることで、何かを見失っていることがあるかもしれません。

そう思ってしまったら、ぜひ視点を変えて「ありがたい」と反転させてみましょう。

きっと、あなたの心の余裕度が高まるはずです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、結婚記念日でした。

そのため、夕食は家族で地元のうなぎ屋でお祝いをしました。

こういう私に(笑)、18年間もつきあってくれた妻に感謝ですね。

結婚19年目もさらに楽しんでいこうと思います。(^_^)


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

「数字が入った習慣化目標」活用のすすめ。シンプルな数字こそ継続の味方。

続けるために重要なのは、「今」の行動をコントロールできるようになることだと思っています。 そこで活用したいのが、 ・数字が入った習慣化目標 です。   続けるための「数字が入った習慣化目標」 …

「すごいですね!」に「いえ、そんなことないです」と返すのは、相手の気持を否定することかも。

あなたは、ほめ言葉やプラスのフィードバックを受け取ることが得意ですか? もしもそれらをうまく受け取れないとしたら、相手を否定していると思われる危険性があるので注意しましょう。   スポンサー …

人間は無人島に行ってもダイエットするのか?

  こんにちは! 銀座コーチングスクール認定コーチ「早起きコーチング」の伊藤です。 人間は無人島に流れ着いた時にダイエットするのでしょうか?     ダイエットを目標達成 …

続けたい習慣はセルフモニタリングを活用してみよう

習慣化に重要な要素の1つは「客観性」です。 客観性と相性がいいのは「セルフモニタリング」です。   習慣化に有効な「セルフモニタリング」スキル 習慣化のスキルに、 ・セルフモニタリング があ …

否定形の目標設定はNG。脳に「〜してはいけない」という目標設定をしてしまう愚。

「鶴の恩返し」にもあるように、否定形の目標に人間は弱いものです。 「〜しないでください」という意識を高めないように目標設定をしましょう。   スポンサーリンク   「やってはいけま …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。