早起きの習慣

早起きするのは幸せになるため。抽象的な欲求からも早起きの目的を考える。

投稿日:2016/08/13


早起きする理由は人それぞれです。

一方で、理由を深掘りしていくと、たいていの人は「早起きした結果、幸せになりたいから」という同じ欲求にたどり着くのではないか、とも考えています。

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早起きセミナーで「早起きする目的」を深掘りする

前回の早起きセミナーに参加してくれた大阪の友人に「早起きの目的」をききました。

その友人はすでに早起きはできるようになっています。

セミナーの冒頭できいたときは「早起きの確率を高めたり、もっと早い時間に起きたい」ということでした。

その後、セミナー中に深堀りしていただくワークに取り組んであとに出てきたのは、ざっくりと言えば「カッコいい大人の男性になりたい」ということでした。
(友人にはブログ掲載の許可をとっています)

これは普通に早起きの目的をきいただけでは出てこない種類の答えです。

しかし、ここまで気づいていただくことがセミナーでのワークの目的でもあります。

目的をより深める質問によって、ご自身でも気づかなかったような早起きに対する新たな意味づけを期待しています。

 

すぐに出てくる理由は表目的な欲求

早起きセミナーでワークに取り組んでいただく前に、ご受講者さんに「なぜ、早起きをしたいのですか?」と聞くと、以下のような答えが返ってきます。

ざっと書くと、

・仕事を効率的に終わらせたい
・仕事でもっと成果を出したい
・残業時間を減らしたい
・余裕を持ちたい
・ゆっくり新聞を読みながら朝食を食べたい
・満員電車を避けたい
・家族とのコミュニケーションの時間を増やしたい
・運動をしたい
・趣味の時間を増やしたい
・自分だけの自由な時間が欲しい
・もっとしっかり寝たい
・読書など、自分を成長させる時間が欲しい
・友人と飲みにいきたい(遊びたい)
・朝のリラックス時間が欲しい

といったような理由が多いです。

なるほど、確かにどれもメリットがありますし、実現すれば嬉しいことでしょう。

しかし、私が考えているのは、上にあげたような理由は早起きの短期的な目標だということです。

実際に上記のような理由だけで早起きができるようになるのであれば、苦労せずに誰でも早起きできるはずです。

しかし現実はそうなっていません。

 

「早起き=快」と結びつけるための動機づけを深掘りする

では早起きの長期的な目標とは、どのようなものでしょうか?

先にあげた短期的な目標よりも、さらに1段階深めると、

・セルフイメージを上げる
・人生の充実度を高める
・異性にモテるようになる

というような言葉になるでしょう。

しかし、何度か早起きする目的のレイヤーを深めていくと、より本質的な自分の欲求にたどり着くこととなります。

その欲求とは、ひと言でいえば、

【幸せになりたい】

ということではないかと考えています。

あまりにもシンプルかつ原始的な言葉なので、人によっては「なんだそりゃ・・・」という感覚かもしれません。

ただ、人によってさまざまな目的があるとはいえ、つきつめていくとこの1点は早起きの大きな理由になるのではないでしょうか?

しかも、ほとんどの方は「幸せになりたい」という欲求まで言語化できていません。

抽象的すぎるからかもしれませんが、、、この欲求を確認する必要はあるはずです。

実際、私自身が早起きを目指してがんばっていた当時は、以下のような成果が出ました。

・早朝出社により残業時間を減らした
・早起きすることでフルマラソンに向けて朝ランができるようになった
・夜時間を無駄にすごすことがなくなり家族と過ごす時間が増えた
・娘の子育てにかかわる時間を増やすことができた

これらの目的を深掘りしていくと、やはり「幸せになりたい」という感情と結びついていたのです。
(私も後に気がつきましたが。。。)

これが、私にとっての「早起き=快感」ということに気づいたので、動機づけが一層明確になりました。

たしかに「早起きして幸せになりたい」という言葉はシンプルすぎてざっくりしてます。

でも、早起きの理由がいまいち表面化で短期的になりすぎていると思われる方は、「幸せになる」という言葉から早起き習慣化の理由を言語化してみてはいかがでしょうか?

 

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■編集後記

昨日は夏休みでしたが、15時くらいまで会社の仕事でいろいろと落ち着きませんでした。(^_^;)

そのあとは娘と2人でプールに行きました。

夜は息子が友人たちと星の観察の宿題をやるということで、親としてつき添い。

残念ながら曇っていて星は見えませんでした。

遠くから中学生の男女が夏の夜空を眺める姿を見ていて、何だか自分の学生時代を思い出してソワソワしてしまいました(笑)。

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など、複数の活動をしている複業家。
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