タイムマネジメントの習慣

すきま時間の有効活用は、とり組む習慣を1つに決めることから始める

投稿日:2021/12/14


以前の私は、本当にすきま時間をうまく使うことができませんでした。

ただ、「すきま時間にとり組む習慣を1つに決める」ということを意識するようになって、すきま時間の有効性が大きく変わったのです。




 

すきま時間をうまく使うためには?

すきま時間をうまく使えるかどうか。

これは「どんなゴールを目指して、すきま時間を使おうとしているのか?」という問いを考えるほうが大事だったりします。

目標がなければ、どれだけすきま時間があってもあまり意味がありませんよね。

たとえば、私の場合はセミナー開催が近づくと、セミナー準備の優先順位が高くなります。

セミナー開催は、私にとって優先順位が高い活動の1つ。

でも、歩きながらセミナーのスライドをつくることはできません。

そのため、デスクに座ることができるときはセミナーの準備。

それ以外のすきま時間で、ブログやメルマガを書くようになるわけです。

すると、普段以上に「すきま時間を有効活用しよう」と思うんですね。

「すきあらば」という感じでちょっと時間を探すようになって、ブログやメルマガを書こうとするわけです。

たとえば、

・移動時間

・昼休み

・待ち時間

・アポとアポの間の時間

など。

ほんのわずかな3分、5分といった時間も有効活用しようとします。

この状態になるとどうなるか。

「すきま時間」という概念がなくなるんですね。

使える時間は何でも使う。

そんなモードで時間を使うようになるのです。

 


 

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すきま時間にとり組む習慣を1つに決める

ただ、すきま時間だけでゴールを実現していくのは大変です。

だからこそ、すきま時間の有効活用を考えていきましょう。

おすすめしたいのは、

「すきま時間にとり組む習慣を1つに決める」

ということです。

たとえば、あなたが「最近インプットが足りてないな」と思い、読書の時間を増やしたいと思っているとします。

まず手をつけたいのは移動時間ですよね。

とくに、会社員の方なら通勤時間があるはずです。

通勤時間は、それなりにまとまった時間。

ここを活用しない手はありません。

まずは、その時間を活用するためにどうするかを考えましょう。

シンプルに、

・通勤の電車内は読書をする

と決めるのです。

片道30分だったら、往復で1時間。

毎日1時間の読書タイムがあれば、1週間に2〜3冊は読めるはずです。

1ヶ月続ければ10冊以上。

有効活用できます。

私自身も、通勤で読書を習慣にしていたことがありました。

でも、電車が混んでいると本を広げられないときもあったんですよね。

すると、「混んでいたら読書の時間がなくなる」という状態になってしまうわけです。

ですから、耳から本を読めるオーディオブックを聞くようにしました。

こうすれば、両手がふさがっていても本を学ぶことができます。

「すきま時間にとり組む習慣を1つに決める」から、工夫が生まれるのです。

 

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あえて時間をつくらずに活動内容を入れ替える

あえて時間をつくろうとすると無理が出やすいです。

それよりも、すでに日常の存在している「通勤」という時間を使うこと。

そうすれば、継続しやすくなります。

 

活動内容を入れ替える

たとえば、読書時間を増やしたいなら、今まで通勤時間はスマホでニュースサイトをチェックしていたり、ゲームに使っていた時間を変えられますよね。

スマホから本に持ち替えるのです。

そうすれば、続けやすくなります。

「1日=24時間」という器の容量を変えるのはできません。

ですから、無理に時間をつくるのではなく、活動内容を入れ替える。

今まですきま時間だったものを、ゴール達成への時間に近づくための時間にする。

それが積み重なれば、自然とゴール実現に近づきます。

そのようにして、時間の使い方を変えていくわけです。

 

すきま時間の分散を避ける

すきま時間を有効活用するのは大事なんですが、

・すきま時間の分散を避けたい

です。

たとえば、読書でも同時並行で10冊読むとか。

分散しすぎですよね。

仮に「10冊をそれぞれ第1章だけ読みました」と言われてもあまり意味がないような。

「それなら1冊を読み通そうよ」と言いたくなります。(笑)

相当程度の読書家なら、10冊同時並行でも有効だと思います。

レベルが高い読書家をそのまま真似するのは、あまりおすすめできません。

 

時間あたりの濃度をいかに高めるか

大切なのは時間あたりの濃度をいかに高めるか。

夏休みの宿題が残っている8月後半のように「やるしかない」状況になれば、時間の使い方に悩んでいる暇はありませんよね。

それと同じように、手持ちの時間をゴール達成に投下しようと思ったら、起きている時間はすべて有効活用しようとするはずです。

そのためには、日常で必ず発生している時間に良習慣に埋め込んでいきましょう。

習慣は、続ける行動自体が大変で挫折するのではありません。

続けやすい行動を、いかに日常生活の中に取り込めるかが大事なのです。

実際、まわりから見ると「あの人は努力家だよね」と言われる人は、じつは本人は努力しているつもりがなかったりします。

ストイックに行動してるのではなく、ご自身のルーティンだから、規律を持って淡々と取り組んでいるだけだったりするからです。

つまり、日常の時間をゴール達成につながる時間に変えるための工夫をしているだけなのです。

そのような仕組みができると、成果が自然に出るようになるのです。

すきま時間は、日常に意外とたくさんあります。

そのような時間を意識して、「すきま時間にとり組む習慣を1つに決める」という視点ですきま時間を見直すようにしていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日の夜は、会社の仕事を追い込み。

「良習慣塾」向けのセミナー準備でした。


 


 

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