がんばっているのに成果が出ない人がいます。
一方、がんばっていないのに成果が出る人もいます。
両者の違いは、いったいどこにあるんでしょうか。
「楽をする=悪いこと」なのか
「楽をする」
これは、悪いことでしょうか。
以前の私は、
・楽をする=悪いこと
だと考えていたんです。
じゃあ、その思い込みをつくった原体験は、どこからきたのか。
思い出してみると、やっぱり子どもの頃なんですよね。
昭和世代の私。
小学生の頃は、そうじなどで手抜きをしようとしてました。
すると、学校の先生たちに「楽をしようとするな!」と叱られていた記憶があります。
野球部でも同じでしたね。
気が抜けたプレーをしようものなら、監督から「楽をしようとするな!」と言われました。
私が好きな野球マンガ『キャプテン』とか『プレイボール』の世界も同じです。
決して強くないチームでも、努力や根性を積み重ねる。
そうすれば、強豪チームに勝つことができるわけです。
でも、サボれば(努力しなければ)試合に負けます。
ですから、私の脳内辞書には、
・楽をする=悪いこと
という思い込みがつくられたわけです。
そのため、
・勉強
・運動
・仕事
など、「楽をしちゃだめだ」というマインドで取り組んできたんです。
ですから、
・楽をする=悪いこと
という考え方で、高校受験までがんばりました。
私なりに、大変だったんです。
睡眠不足になりながら、夜まで勉強。
まだ「四当五落」がギリギリ残っていた時代です。
四当五落。
意味は、
・4時間の睡眠で受験勉強をがんばった人は合格する
・5時間以上の睡眠をとった人はサボっているので落ちる
です。
なんとも、、、昭和世代の発想ですね。
睡眠時間4時間って。
頭が働かないですよね……。
まあ、ビジネスマンにも「24時間戦えますか」というCMがあった時代ですから。
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「楽をする=良いこと」という考え方
その一方で、
・楽をする=良いこと
という考え方に出会いました。
それが、大学受験です。
たまたま東京の予備校(東進ハイスクール吉祥寺本校)で夏期講習を受けたときに、帰りに立ち寄った書店で合格体験記が売っていたんです。
初めて目にしました。
そこには、有名大学に合格した人たちがどんな参考書を使ったのか、どんな考え方で受験に向き合ったのか、はっきりと書かれていたんです。
「・・・まじか!」と。
受験に合格する人たちのそれは、当時の私とは大きく違っていました。
そりゃあ、成績が上がるわけないよなと。
まるで、手品の種明かしを見た感覚だったんですよね。
合格体験記を参考にして、受験勉強を本格的にスタート。
成績がググっと上がっていきました。
それまでが低すぎたこともありますが……。(笑)
結果、高校入学当初では想像できない順位になったんですね。
360番から10番くらいに(英語だけ)。
このときです。
私の
・楽をする=悪いこと
が、
・楽をする=良いこと
に変わり始めたんです。
言葉の表現を修正すると、
・楽をする=効率を上げる
ということ。
そこに気づいたからです。
大学生時代にアルバイトしていた飲食店でも、
・楽をする=良いこと
の店長でした。
彼は、仕事がすごく速かったんです。
私は遅くて……。
店長に「仕事が速くなるポイントは何ですか?」と聞きました。
答えは、
「どうすればもっと楽にできるか。それをいつも考えてれば仕事が速くなるよ。」
でした。
私がまったく思いつかなかった問いです。
なにしろ、私にとって
・楽をする=悪いこと
だったわけですから。
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「どうすればもっと楽ができるか?」を考え続ける
もしかすると、私たちは、
・楽をする=価値がない
と思い込んでいるのかもしれないんですよね。
私の思い込みにも、
・がんばらない=価値がない
というものがあります。
疑っているんですが、まだ抜け出せません。
・がんばる=価値がある
と思っているんです。
するとどうなるか。
ずっと、
・楽をする=悪いこと
のままです。
要は、非効率の世界に生きることになるわけです。
これだと「せっかくがんばっても報われない」という結果になってしまうんですよね。
では、どう考えていけばいいのでしょうか。
私の結論は、
・習慣にすること
です。
習慣になってしまえば、労力が減ります。
それでも、習慣の先にゴール達成があれば、結果にもつながりますよね。
そう考えると「がんばって行動しないと」と言いながら、苦しんで進むよりも「どうすればこの行動がもっと楽にできるかな?」と考えてみたほうが良さそうだと思いませんか。
私のアルバイト時代の店長のように「どうすればもっと楽ができるか?」を考え続ける人が、結果として、効率的に仕事ができるようになるわけですから。
私たちが望む成果を出すために、まずは、
・楽をする=悪いこと
という思い込みをいったん手放してみましょう。
そうして、私たちが続けたい行動を習慣化できれば、
・楽をする=良いこと
となります。
しかも、習慣化できてしまえば、
・楽をする=価値がないこと
ではなく、むしろ、
・楽をする=価値があること
に変わります。
では、具体的にどうするのか。
新しい考えに慣れていく必要があります。
まずは、思い込みを変えるために、
・楽をする=良いこと
と声に出したり、ノートに何度も書いてみる。
考えを馴染ませるために、そんなところからスタートしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、会社で有給を取得。
夜は家族とすごしました。
「良習慣塾」の準備も。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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