行動の習慣

「これなら耐えられる」という我慢の日常を抜け出す方法

投稿日:


「昨日と同じ」は安全で楽ですが、変化がありません。
抜け出すためには、先が読めない領域に足を踏み出してみましょう。




 

「これなら耐えられる」という我慢

じつは、私たちは、
「これくらいなら耐えられる」
というレベルですごしています。

たとえば、収入。
私たちは「これくらいの収入なら耐えられる」というレベルで収入を維持しています。
ある種、満足しているんです。

「いや、そんなことないです。もっと収入を増やしたいと思っています!」

そう思われる方もあるかもしれません。
では、そういった方が、本気でもっと収入アップしたいと思っているかどうか。

本当に収入を増やしたいなら、シンプル。
副業をすればいけますよね。
ただ、会社員のほかにアルバイトまでやる人は少数派です。

なぜなら、大変だからです。

要は、たいていの人は「今の収入には満足できない」と思いながらも、実際には目の前の会社の仕事を一生懸命やっていたりするわけです。

でも、会社の昇給って、、、そんなに大したことないんですよね。(笑)
そこまで、必死にがんばりたくはないんです。
それなら、今の収入をキープでいいと。
そんな意味で、私たちは「耐えられるレベルで生活してしまう」わけです。

何を隠そう、これは複業を始める前の私のことです……。

仕事だけでなく、人間関係も同じです。
「今の人間関係は嫌だ」と思いながら、関係を断ち切ることはやらない。
一方、「仲良くなりたいな」と感じていても、そのためのアプローチをしていなかったり。

つまりは、今の自分が許容できる範囲の人間関係で、喜んだり、イライラしたりしながら耐えられるレベルで過ごしているわけです。

そんな意味で、私たちは「耐えられるレベルの人生を手に入れる」という側面があります。

 


 

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「昨日と同じ」が「これなら耐えられる」をつくる

私たち人間は、今の日常を好みます。
いわゆる「安全領域」が大好きなんですね。

ですから、「昨日と同じ」選択をくり返します。
昨日までラーメンの大盛りが好きだった人が、今日から急にヘルシーサラダが大好きにならないように(急激なダイエットを始めるならあり得ますけれど・笑)。

それはなぜか。
過去のくり返しをしていれば、安全だからなんです。

先日、興味深い研究結果を知りました。

それは、
Q:人が意識をしないときに、どれくらい前日と同じ行動を選択するのか?
という問いに答える研究です。

あなたは、どれくらいだと思いますか。

その研究の結果だと、なんと
・91パーセントも前日と同じ選択をしている
ということなんです。
私たちは、新しいことをしようと意識しないと、ほとんどの選択を「昨日と同じ」ですごすのです。

では、なぜ私たちは「昨日と同じ」が好きなんでしょうか。

それは、
・「安全領域」の外は、今の自分のルールが通用しないから
です。

恐怖や不安があるわけです。
それを味わいたくないから、「昨日と同じ」選択をしてしまうんです。

もちろん、それが悪いわけではありません。
むしろ、生存本能としては「昨日と同じ」は大事なメリットです。

では、デメリットは無いのか。
というと、やはりデメリットはあります。

それは何かというと、
・人生が退屈になる
ということです。

「昨日と同じ」は安心な一方で、結果がわかっています。
シンプルに言えば、日常に驚きや新鮮味が無くなるんです。
結果、何がやってくるかと言えば、「退屈」が待っているんです。

退屈だと、人はどうするでしょうか。
刺激を求めるんです。
しかも、手っ取り早く刺激を与えてくれるものが欲しくなるんです。

そうなると、
・スマホでネットサーフィン
・マンガアプリ
・YouTube
・SNS
・スマホゲーム
・Amazon prime
に手を伸ばすわけですね。

そうして、短期的に刺激を求めて、目の前の欲求を満たすわけです。
この感覚、私もよくわかります……。

ただ、ずっとそれを続けていくと、理想の人生にたどりつくのは困難ですよね。

では、どうすれば安全領域を抜け出せるのでしょうか。

 

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「これなら耐えられる」を抜け出すために

安全領域を抜け出す恐怖や不安。
それを乗り越えてリスク領域に向かう。

そのために必要なのは、
・リスク領域にしか存在しないゴールを目指すこと
です。

現状を抜け出すのは、たしかに怖い。
でも、その恐怖を乗り越えてでも、抜け出したい理由がある。
そんなゴールが見つかれば、安全領域を抜け出すことができます。

私の経験だと、トライアスロン完走を目指したときがそれに当たります。
35歳まで、クロールの息継ぎができませんでした。
ですから「泳がない=安全領域」でした。

マラソンだけなら、陸の上です。
これなら、私にも何とか走れました。
スピードは遅いですが……。

ほかの人からは「フルマラソン、60キロマラソン、100キロマラソンも完走できたし、トライアスロンをやらなくても十分でしょ」という声もありました。

それでも、私自身はトライアスロンに挑戦してみたかったんですね。
ゴールテープを切っている自分を想像すると、心が踊る感覚だったので。

そこで「泳ぐ=リスク領域」に出てみることに。
しかも、プールじゃなくて海を泳ぐわけですから、相当なリスク領域でした(私にとっては)。
そこから『TIスイム』に通い、基礎からクロールをトレーニング。
なんとか1500メートルは泳げるように。

結果、トライアスロンを完走することができました。
5年もかかりましたけれど。

トライアスロンに挑戦しなければ、私は「昨日と同じ」選択をしていれば良かったんです。
でも、それだと「退屈」な人生。
自分がとれるリスクの範囲内で、挑戦してみたわけです。

「やってみたい」という感情が、そこそこ我慢して「耐えられる」を乗り越えてしまったんですね。
私の中での「耐えられるレベルを抜け出した経験」です。

そのほか、
・出版
・国際コーチ連盟の資格取得
・セミナー講師
・「良習慣塾」開塾
などもそうでしたね。

安全領域にいる限り、そのゴールにはたどり着きませんでした。

何もしなければ「耐えられる」のです。
「昨日と同じ」選択をすればいいのですから。

それでも、リスク領域を目指したい。
そんな魅力的なゴールを見つけること。
それが、安全領域を抜け出すシンプルな方法です。

あなたが目指したいゴールや憧れの人に近づくためには、必要なことだと思います。
ぜひ、安全領域を抜け出してでも手に入れたいゴールを、リスク領域の中に見つけてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜はブログを書きつつ、来期の「良習慣塾」募集ページづくり。
考えすぎると進まないんですよね。。。(^^;)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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