早起きの習慣

早起きできる人は「寝る時間」にこだわり、二度寝する人は「起きる時間」にこだわる

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早起きには魔法はありません。

シンプルな原則である「早く寝ること」をいかにして守るのかが重要なのです。




 

早起き習慣化の原則とは?

「早起きできる日もあるんですが、継続するのが難しいんですよね・・・」

私がよく聞くお悩みです。

では、早起きを習慣化するための方法をお伝えしましょう。

それは「早起きをするためには、早く寝ること」です。

・・・当たり前すぎて拍子抜けしたでしょうか。(笑)

「早く寝ることができれば苦労しないよ」と言われるかもしれませんね。

「それができないから苦労している」のだと。

私も早起き習慣化には非常に苦労したので、その気持はよくわかります。

ただ、早起きを「続けられる人」が大事にしている原則が、「早起きをするためには、早く寝ること」なのです。

では、解決策を具体的に考えていきましょう。

まずは、「理想の1日の時間割」を考えることからスタートします。

なぜなら、「早起きをしたい」ということは、「理想の1日をすごしたい」という意図があるからです。

ですから、あなたの「理想の1日」を「見える化」していくことが先決です。

休日の朝時間を充実させるための5つの方法 | 【良習慣の力!】ブログ

 


 

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理想の時間割に重要なのは順序

理想の時間割をつくる際に重要なのは、活動をうめていく順番です。

以下の4つの順番でスケジュールをうめていきましょう。

 

1:睡眠時間

1つ目は、睡眠時間。

理想の睡眠時間を確保するのは最重要ポイントです。

6時間が理想の睡眠時間なら、スケジュールには6時間30分をとる。

入眠や起床後のまどろみの時間もブロックするのがおすすめです。

 

2:生活時間

2つ目は、食事や通勤時間など、生活に必要時間を記入します。

これらの時間も削れません。

 

3:理想のルーティン

3つ目は、自分が理想とする理想の習慣の時間です。

朝の読書時間を確保したり、夜のリラックスタイムをとったり、大事な人とすごす時間を確保しましょう。

 

4:仕事時間

4つ目に、仕事時間をうめれば「理想の1日の時間割」の完成です。

なぜ、仕事が最後なのかというと、唯一、時間を圧縮できる活動だからです。

睡眠時間やコミュニケーションの時間は削れませんが、仕事は効率化やIT化によって短縮できます。

 

理想の1日を見える化する

上記の順番でスケジュールをうめていけば、あなたの理想の1日が「見える化」されているはずです。

今は「早起きが習慣化できていない」とか、「仕事が大変で、理想の時間に退社できない」といった現状はいったん忘れる。

その上で、「現実的に考えうる最高の1日」を掲げましょう。

理想のスケジュールを書き出したら、焦点をあてるべきは「寝る時間」です。

理想の就寝時間を設定したら、寝る時間から逆算してあなたの行動を考えていきましょう。

理想の1日のつくり方。今日という1日はあなたの人生の縮図である | 【良習慣の力!】ブログ

 

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早寝のためのセンターピンを見極める

「理想の時間」に寝るためのポイントとして代表的なのは、以下の6つの時間です。

(1)ふとんに入る時間

(2)リラックスタイムに入る時間

(3)風呂に入る時間

(4)PC、スマホ、テレビなどの電子機器をオフにする時間

(5)食事を終える時間

(6)仕事を終える時間

 

センターピン理論とは?

さて、ここでぜひ覚えていて欲しい理論があります。

それは「センターピン理論」です。

ボウリングの10本のピンをイメージしてみましょう。

先頭の真ん中に1本のピンがありますよね。

そのセンターピンのイメージです。

ボウリングでは、非力な子どもでも、センターピン1本を倒せれば、ほかのピンもばらばらと倒れてストライクになるシーンを見たことがないでしょうか。

それと同じように、早起きのために「理想の時間に寝る」というストライクをとるためのセンターピン行動を「1つにしぼる」ということです。

 

センターピンは1つにしぼる

たとえば、理想の就寝時間が23時だとします。

入眠に15分かかるとして、「22時45分にふとんに入る」をセンターピン行動に設定したとしましょう。

この場合、22時45分にふとんに入ること、それだけに集中するということです。

もちろん夕食も食べるし、お風呂にも入りますが、それらの活動まで時間を決めたり、同時に守ろうとしたりしてはいけません。

なぜなら「あれもこれも」と欲張りすぎると意識が分散してしまい、センターピンにエネルギーを注ぎにくくなるからです。

重要な1つのポイント以外は手放す勇気を持ちましょう。

 

早寝のスキルアップはベビーステップでおこなう

もしも上述した6つのポイントをすべて守って18時に仕事を終え、19時に夕食を終え、22時30分からリラックスタイムに入るといったことができれば、早起きできる可能性は高まるでしょう。

しかし、そのような機械的な行動を継続することは、現実的には難しいですよね。

たいていの人が早起きに失敗する理由は、難易度が高いことを同時にこなそうとするからです。

それよりも、効果がもっとも高い行動を1つにしぼり、それを徹底して守ることが先決。そのようにして成功率を徐々に高めていき、60%や70%といった合格点をとりましょう。

学校のテストでも、苦手科目でいきなり100点満点をとるのは相当な負荷ですよね。ですから、苦手な科目ほど基礎から学習してステップアップを目指していたはずです。

それと同じように、苦手な習慣化ほど、基礎から徐々にステップアップしていくことが王道。早起き習慣化も同じです。

「早起きをするためには、早く寝ること」という原則を守るために、センターピン行動を1つにしぼり、合格点をとることを心がけていきましょう。

理想の時間割はその先に待っています。

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■編集後記

昨日は、「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

朝5時30分から参加して、朝6時のファシリテーターを担当しました。

夜はコーチングセッション2件。

20時から単発のコーチングセッション。

21時から「良習慣塾」メンバーとの相互セッションでした。(^^)


 


 

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■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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