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1日10分の「座右の書」読書習慣。50日続けて私に起きた好影響

投稿日:2021/01/29


あなたは「座右の書」をお持ちでしょうか?

自分にとっての「これだ!」という名著をくり返し読むことは、私たちの人生に想像以上に好影響を与えてくれるものです。




 

「座右の書」プロジェクト開始からおよそ50日が経過

昨年12月8日から、「座右の書」プロジェクトをスタートしています。

およそ50日が経過しました。

「座右の書」プロジェクトとは何か?

シンプルに言えば、

・自分が惚れ込んだ名著を1冊選ぶ

・その本をくり返し読み込んでいく

という習慣です。

座右の書を活用して「一貫した自分軸」をつくる方法 | 【良習慣の力!】ブログ

「この本の知識や考え方が自分に刷り込まれたら、明らかに自己成長できる」

そのような本を何度も読んでいきます。

1回や2回ではなく、何度も。

 

「座右の書」サイクルをつくる

脳は、くり返しインプットされたことを重要だと認識します。

すると、私たちの考え方が徐々に変わっていくのです。

ですから、良い本をくり返し何度も読み込む。

それによって、自分の脳内に「座右の書」の内容を信念レベルで上書きしていくわけです。

こうすれば、自分の内的な世界が書き変わります。

当然、成果も変わってくるでしょう。

もちろん、より良い方向に。

そのためには「座右の書」を活用して、

(1)言葉をインプットする

(2)思考の参照モデルにする

(3)行動でアウトプットする

というサイクルをつくる必要があります。

私は、そこに気づき、このサイクルを実践していくことを決断しました。

 

難問は分割する

50日の間にとり組んだのは、以下の3つのアクションです。

(1)1日10分、早起きして朝時間に「座右の書」を読む

(2)響いた言葉に赤ボールペンで線をひく

(3)とくに響いた名言をノートにメモする

これだけのシンプルなアクションです。

本日、私は1回目を読み終えました。

以前にも2回読んだことがあるので、今回で3回目の読了となります。

600ページを超える本で内容も簡単ではありませんが、1日10分だと負担なく読むことができます。

朝時間なので集中することもできました。

やはり、大きなかたまりは、小さなかたまりに分けていくこと。

それが攻略の秘けつです。

アブ・シンベル神殿の移設工事に学ぶ。難問解決への3つのポイント | 【良習慣の力!】ブログ

 


 

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「座右の書」から受けている3つの好影響

「座右の書」を1回転させて感じているメリットを考えてみました。

影響を感じているのは、

1:思考(頭)

2:感情(心)

3:行動(体)

の3つの領域です。

 

1:思考(頭)

1つ目は「思考(頭)」への好影響です。

「座右の書」を読み、「これはいい!」と名言には赤ボールペンで線をひく。

それだけでなく、その名言を自分の手でノートに書く。

私は、とくに印象に残っている名言は暗記するようにしています。

呪文のように何度も唱えるのです。

そうして、英単語を記憶したり、漢字練習のように、身体で覚えようとしているのです。

また、後述の通り、仲間たちへのシェア前提で読んでいます。

これも脳内への歩留まりを高める工夫です。

このようにして、

・視覚

・聴覚

・体感覚

に「座右の書」を刷り込んでいるのです。

そのおかげで、1日の時間の使い方が、最近また1つレベルアップしたように感じています(当社比・笑)。

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2:感情(心)

2つ目は「感情(心)」への好影響です。

1日10分。

予定が詰まっている毎日の中でも、それくらいの時間はとれますよね。

その時間を「座右の書」をじっくり読むことにあてる。

そうすることで、「感じる読書」ができるようになりました。

私の習慣化の師匠である習慣化コンサルタントの古川武士さんは、このような読書を「感読」と呼んでいます。

まさに、私が「座右の書」の読書から感じている「感じる読書」なのですね。

とても豊かな時間です。

これは、速読では得られない読書体験といえます。

また、副次的な効果もありました。

それは、感情のブレを抑えられるという効果です。

つい先日、ちょっとしたトラブルがありました。

そのできごとに、感情がグラついたのです。

しかし、そのときにふっと私の「座右の書」のフレーズが浮かんできました。

そのフレーズを思い出しながら、自分の感情をノートに整理。

結果、気分がだいぶ落ち着いたのです。

きっと、思考のよりどころができたことで、安心感があったのでしょう。

これは、意外な効果でした。

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3:行動(体)

3つ目は「行動(体)」への好影響です。

思考(頭)が変わり、感情(心)が変わるとどうなるか。

そう、行動(体)が変わります。

私がいつも話している(書いている)ことですが、変化はまず内面から起こります。

そこから、タイムラグがあって、外的な変化が起きるのです。

12月上旬から、私の行動に変化が起きています。

ブログに書いただけでも、今までの自分から変化をしているように感じます。

ざっとあげてみます。

1月25日に初のデジタルコンテンツをリリースしました。

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1月17日には、初めてのオンライン読書会も開催(参加者としてのオンライン読書会初体験もありました)。

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1月11日は「習慣化オンラインサロン」では新しいワークショップを共催。

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12月から取り組んでいる「カロリーメイトダイエット」も順調で、本日までに5.6キロ体重が減っています。

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12月に完遂した100日プロジェクトでは、12月に追い込みして300キロのランニングも達成できました。

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このように、およそ50日で行動力が高まっていると感じているのです。

しかも、1日10分の時間と本1冊分の金額の投資で。

そう考えると、「座右の書」プロジェクトはとてもコストパフォーマンスが高い良習慣ですよね。

 

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「座右の書」の読書を継続する方法

「座右の書」プロジェクトのアイデアを思いついた当時、「我ながらいいこと思いついたな」と自画自賛していました。(笑)

ただし、当然のことながら(?)、このような新しい取り組みは私ひとりでは続きません。

そこで、私が主催する「良習慣塾」メンバーと一緒に取り組むことにしたのです。

ひとりでやっても続かないなら、「何をやるか」ではなく「誰とやるか」から考えてみよう。 | 【良習慣の力!】ブログ

 

「良習慣塾」メンバーでシェアした3ステップ

私たちは、

(1)「座右の書」の名言をメモする

(2)自分ごとに置き換える

(3)具体的な行動に落とし込む

という3ステップにとり組むことにしました。

これは、池田貴将さんが開発された「IDEA STOCK」のスタイルをサンプリングさせていただきました。

この「IDEA STOCK」はとてもおすすめのツールです(「IDEA STOCK」活用法は、また別の記事でお伝えしようと考えています)。

このようなスタイルのアウトプットを、「良習慣塾」Facebookグループにシェアすることにしたのです。

アウトプットする場所があれば、インプットの質も高まりますよね。

仲間からも環境をつくってもらう。

そこにのっかる形で自分からも環境をつくるのです。

環境をつくらなければ、継続は難しいからです。

環境を変える。それが1番あなたの成果を変える | 【良習慣の力!】ブログ

 

なぜ本を読んでも変われないのか?

「本をたくさん読んでいるのに変われない」

この悩みの原因はいくつもあります。

ただ、大きな理由の1つとして、私は「新刊ばかり読んでいるから」だと分析しています。

なぜなら、新刊を多読するだけでは、本の内容が

(1)思考に影響していない

(2)感情に影響していない

(3)行動に影響していない

からです。

せっかくお金と時間を投資して本を読んでも覚えていない。

知識・思考・行動にも影響しなければ、変化は起きませんよね。

これはとてももったいないことです。

あと、くれぐれもお伝えしたいのは、新刊を読まないということではありません、

新刊はバリバリ読みつつも、「座右の書」を1日10分読む。

同時並行の読書スタイルをおすすめしています。

せっかくのお金と時間を浪費にしないためにも、あなたも「座右の書」を読み込んで投資にしていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時30分の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

6時の部と6時30分の部はファシリテーション担当でした。

夜は「習慣化オンラインサロン」チームの定期ミーティングに参加。

新しいイベントの企画の詰めを話しているうちに、心が踊りました。(^^)


 


 

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