体験の習慣

目標の達人たちに共通する「中心」という発想

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こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

目標をいつもクリアする人たちがいます。
一方、目標になかなか近づかない人たちもいます。
両者には「どこに中心を置いているか?」という違いがあります。




 

目標の達人たちの「思考と行動」とは?

「目標を次々とクリアする人たちは、一体どんな日常を過ごしているのか?」

私が興味を持っている分野です。

先日、その秘訣に近づく気づきがあったんですよね。
それは、私が通っているトライアスロンのスイムスクールの日のことでした。

毎週火曜日の夜。
中野駅のスポーツジムにて。

ジムエリアで、バイクとランの自主トレ。
気持ちよく汗をかいた後、スイムのウォーミングアップ。
そこから、コーチや会員のみなさんが集まり、合同でトレーニングする流れです。

その時間を過ごすためにしていることがあります。

それは、
・月曜日の夜にリマインダーをセットしておく
・リマインダーが鳴ったら、ウェアや水着を準備する
・睡眠時間をとる
・朝、自宅を出るときに運動着を持つ
・ランチを食べる(=昼食を抜いたり、サラダだけなどにしない)
・会社を早めに退勤できるようにスケジュールを考える
・実際にタイムカードをビシッと押す
といった1日の流れをつくることです。

実際のスイムトレーニングの時間は、わずか1時間ほどです。
ただ、その1時間を過ごすために、前夜から準備する。
そして、計画通りに実行する。

要は、火曜日は夜の1時間を気持ちよく過ごすために、その他の23時間を段取りしているわけです。

こうした「1つの目標を中心にして時間を組み立てる」こと。
これが、目標を実現する人たちがやっていることなのです。

 


 

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結果を出すプロ野球選手の思考と行動

目標を中心にして、時間を組み立てること。
その思考と行動が、目標実現を近づけるわけですね。

さて、この「目標中心」という言葉。
そこから、私が思い出す人がいます。

それは、プロ野球ソフトバンクホークスの山川穂高選手です。
昨年、二冠王の強打者です。

その山川選手が、以前、後輩の選手から質問されたそうです。
その質問とは「どうすれば、野球がもっとうまくなるでしょうか?」というもの。

その質問に対する山川選手の回答が、すばらしかったのです(私としては)。

その答えは何かというと「野球中心の1年にして過ごしてみて。1年後が必ず変わるから。」というものだったそうです。

つまり、
・野球のために起床時間を決めて、起きる
・野球のために食事を考えて、食べる
・野球のために学ぶ
・野球のために内省する
・野球のためにトレーニングする
・野球のために人間関係を育てる
・野球のために就寝時間を決めて、眠る
という日常をつくること。

それが、山川選手が考える「野球上達のための思考と行動」だと。

つまり、「野球の上達を中心とした毎日」というプロセスをつくることが重要。
すると、「野球が上達した」という結果をつくることができるというわけです。

 

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「目標中心の毎日」をつくろう

山川選手が後輩選手にアドバイスした「野球中心の毎日をつくる」。
この思考と行動こそ、目標を実現するために必要なものですね。

これは、僭越ながら、私がスイムスクールに通う時間を確保するためにしていたこと。
それに重なる部分があるように思うのです。
目標の難易度や大きさはまったく異なりますけれど。

このポイントをまとめると、
・最重要の目標を1つ決める
・その1つの目標を実行できるように考える
・その他の活動は優先順位を下げる
・実際に行動する
ということです。

ポイントは、最重要の目標を1つしぼること。
それによって、大事そうに見えるその他の活動の優先順位を下げることなんですね。

「全部が大事なこと」
「念のためやっておく」
「できるならやりたい」
という発想とは反対です。

何より「中心」は、1つしか選べません。
1つの目標を中心に据えることで、目標の達人たちは、今日も目標に向かって前進しているわけです。
私たちも、その思考と行動を採用してみたほうがいいと思うのです。

そう考えると、今のあなたが中心に置くべき目標は何でしょうか。
1つだけ、中心を選んでみる。
その中心の目標のために、その他の優先順位を下げてみましょう。
自然に、目標に向かう日常がつくられるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、妻の誕生日でした。
定時で会社を退勤。
ケーキを購入して帰宅しました。

その後、家族で「しゃぶ葉」へ。
食べすぎました……(^_^;)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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