思考の習慣

習慣の筋肉「習慣筋」。思考習慣も習慣筋を鍛えることで変えられる。

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「考え方を変える」というのは、時間がかかるものです。

しかし、トレーニングによって「習慣の筋肉」を鍛えれば、思考習慣を変えることは可能です。

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ネガティブ思考がポジティブ思考に変わった友人

昨日、友人が、「ネガティブ思考を変えるトレーニングをしていたら、『ポジティブになったよね!』って言われたんです!」と話していました。

友人は、昨年夏くらいから半年以上かけて、思考習慣を変えるトレーニングをしていました。

私は、そのことを知っていたので、実現させた友人の努力を素晴らしいと感じました。

これは、運動でいえば、腕立て伏せが1回もできなかったのに、連続で100回できるようになるようなものです。

 

変えることが難しいから、変わるとインパクトが大きい

習慣にも、筋肉のようなものがあります。

私は、それを「習慣筋」と呼んでいます。

「習慣筋」は、トレーニングによって鍛えることができます。

たとえば、行動習慣の中でも、

・靴をそろえる
・脱いだ洋服はハンガーにかける
・使ったものは元にもどす

といった小さな習慣は、それほど負荷をかけずに習慣化しやすいのです。

しかし、思考習慣のように、

・ネガティブ思考をポジティブ思考に変えていく
・他責思考を自責思考にする
・言い訳思考を工夫思考に変化させる

といったものは、上書きされるまでに時間がかかります。

しかし、だからと言ってあきらめるのはもったいないです。

人は、思考習慣によって意思決定した結果や現実とつきあっていくものだからです。

余談ですが、思考習慣は、コーチングでも、扱うことが非常に難しいところでもあります。

それだけに、取り組みがいがありますし、変えることができれば、人生を変えるコーチングになるでしょう。

 

思考のトレーニングによって「習慣筋」を鍛えよう

よく言われるように、「事実は1つ。考えかたは無限。」です。

しかし、私たちはものごとを「あるがまま」に見ることができません。

多かれ少なかれ、その人の主観が必ず入りこみ、事実を「省略、わい曲、一般化」してしまうのです。

それが前提だとすれば、私たちができることは、トレーニングによって良い「習慣筋」をつくり、意思決定の質をあげることです。

習慣というと、なんとなく「行動習慣」や「身体習慣」だけだと思われがちですが、「思考習慣」もあります。

実は、思考習慣が良い方向に変われば、行動も良くなります。

ですから、ついついネガティブ思考におちいったり、イライラしてしまう方は、無理やりでも良いので、1つの事実から、ポジティブな要素を少しでも探してみるようにしてみることをおすすめしています。

そのようにして、ポジティブ思考習慣の「習慣筋」を鍛えていくのです。

思考習慣とは、言ってみれば考え方の「クセ」です。

ですから、努力次第で変えることができます。

トレーニングによって、「ポジティブ思考の習慣筋」をつけていけば良いのです。

事実、以前の私は、かなりの「外部要因思考」人間でした。

今は、少しはましになり、「内部要因思考」になっています。

「内部要因思考」になると、何か気に入らないことがあれば自分を変えれば良い、と思えるようになりました。

環境を言い訳にしないようにして、できることに全力を尽くすようになったのです。

「自分を変えれば良い」と言うと、大変そうに思われるかもしれません。

しかし、私は、いまの方が快適です。

雨がふっても、雪がふっても、すべて自分の責任だし、自分に与えられた条件だと思えるからです。

外部要因に原因を求めるのは、ネガティブのもとです(ネガティブが100%悪いといっているのではありません)。

事実からポジティブの側面を1つでもとり出せる思考習慣をつけていく。

そのためにも、ポジティブ思考習慣の「習慣筋」をコツコツと鍛えていきましょう。

 

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■編集後記

昨日は、「自分の才能を活かす」習慣セミナーに参加。

8時30分〜18時までみっちり受講したあと、習慣化専門学校のみなさんと懇親会。

生徒のみなさんの親睦が深まる、とても充実したひとときをすごせました。(^_^)

それにしても、こちらのセミナーの告知文の中で紹介されているコーチの例、私ではありませんよね・・・(笑)。

人生を加速度的に成功させる「自分の才能を活かす習慣」セミナー | 習慣化コンサルティング 東京 港区

良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

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