質問の習慣

「やってしまった・・・」という後悔を減らす方法

投稿日:2021/09/23


「こうしよう」と計画していたのに、その場の雰囲気に流されて「まあいいか」となってしまう。

でも、「やっぱりやっておけば良かった・・・」と後悔をしてしまうこと、ありませんか?

そのようなときの対処法を記事にしてみました。




 

「理性の脳」と「本能の脳」の勝負

「このビールを飲むべきか?飲まざるべきか?それが問題だ」

ちょっと 大げさでしたが(笑)、そのような問題にぶつかること。

日常によくありますよね。

たとえば、ダイエットをしているとき。

スイーツを食べたくなったりします。

「理性の脳」が勝利すれば、思考が優位となります。

「ダイエット中なのだから」ということで、スイーツをあきらめられます。

でも、「本能の脳」が勝利すれば、感情が優位となります。

感情に従えば後悔するでしょう。

「なんでガマンできなったかんだろう。。。」という自己嫌悪もありますよね。

部屋の片づけも一緒ですね。

「今日は片づけを終えてから食事にしよう」と考えて帰宅する。

「理性の脳」が優位なら、片づけようと思っていた自分を選べます。

でも、「本能の脳」が優位になっていたら「つかれたー。ちょっと休憩してから片づけよう、、、」といってソファーに座り、スマホをいじる。

結果、そのまま寝てしまったりする。

後悔するわけです。

誰でも、同じような経験があるのではないでしょうか。

頭では「こうした方がいい」と分かっている。

けれども、実際の行動は意図とは異なるほうを選択してしまう。

計画どおりに行動する「理性の脳」にしたがったほうがいいのですが、実際の行動は感情に流されてしまいやすいのが、私たち人間なのです。

このような葛藤に打ち勝つ方法はあるのでしょうか。

ポイントは「自分を客観視する」ことです。

 


 

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「自分を客観的に見ると、行動が変わる」

「自分を客観的に見ると、行動が変わる」と言われます。

スポーツ選手が、試合後に自分のプレーをビデオでチェックするのは、これがやりたいから。

これは、「自分を客観視する」ことを習慣にしているわけです。

この客観視。

パワフルなのです。

それを証明するアメリカの心理学者の実験があります。

それは、子どもたちへのお菓子の実験。

子どもたちを小部屋に招待して「お菓子を1個だけ取ってもいいよ」と伝えます。

心理学者は「仕事があるから別の部屋に行くね」と子どもに伝えます。

そう伝えて、その部屋を出ます。

子どもたちは部屋に残されます。

すると、目の前にあるのはおいしそうなお菓子。

子どもたちにとって魅力的です。

子どもたちの中には、思わず2つ以上お菓子を持って帰ってしまう子どももいたそうです。

それくらい、おいしそうだったのでしょうね。

さて、一方の別の子どもたちには、先ほどとは少し異なるアプローチをしました。

あるツールを部屋に置いたのです。

さて、そのツールとは何か。

答えは、

・鏡

です。

こちらの部屋には「鏡」を置いたのです。

するとどうなったのか。

鏡のある部屋の子どもたちは、自分の行動が鏡に映っています。

ですから、お菓子を取ることに耐えられたのです。

彼らは、言われた通りに1個のお菓子だけを持って帰る。

そのような子どもたちが多かったということなんですね。

ここから言えることは、人は誰も見ていないからと思うと、どうしても簡単な方に流されてしまいやすくなるということです。

しかし、誰にも見られていなくても鏡を置いているだけで自分を客観視することができます。

客観視ができれば、自分の「理性の脳」が優位になる。

そうすれば、感情よりも理性を優先することができるわけです。

私たちは、「鏡」というツールで、自分を客観視することができます。

たとえば、家計簿をつける習慣は、鏡の役割を果たしますね。

無自覚のうちに使っているお金。

その使い方を記録してみることで、自分のお金の使い方が「鏡」のようにうつるからです。

そこで「太るためにお金を使ってるな(汗)」という気づけば、ムダ遣いが減るわけです。

 

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「その行動をする自分が好きか?」

人間は希望のこと楽なほうに進んでしまいます。

感情に流されたまま行動してしまうと本能の自分に従うこととなります。

たいていの場合、本能に流された自分は、その行動をとった自分を後悔するようになっています。

さて、ではどうすれば対策できるのか。

おすすめは、質問です。

感情に流されそうになったとき、あなたご自身に質問してみましょう。

「その行動をする自分が好きか?」と。

この質問が「鏡」の役割を果たします。

あなたがあらかじめやろうと決めたことを予定通り行動していく。

それができると、自分が好きになってきます。

自分のことが好きになればなるほど、未来も良くなっていくでしょう。

「その行動をする自分が好きだ」という時間が増えていけば、後悔することが減ります。

人生の楽しさも増えていきます。

無理をしてがんばり続けても、つかれてしまうだけです。

無理をしてがまんを続けるのではなく、「その行動をする自分が好きか?」と自分に質問をする習慣を身につけましょう。

そうして「こうする自分が好きだ」という選択をし続ける。

ここを習慣にできれば、自分を好きになる時間が増えますし、結果としてより良い選択をする自分になれるのです。

思考と感情で迷ったとき、ぜひ「その行動をする自分が好きか?」という問いをたててみる。

そうして、「こうする自分が好きだ」という選択をとれるように試みましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

夜は「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッションでした。


 


 

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