良習慣の習慣

先のばしを撃退する方法。39ヶ月の先のばしを完了させた3ステップ。

投稿日:2019/06/02





先のばし病の私が、39ヶ月(およそ3年半)も先のばししていた重たいタスクを、ようやく完了することができました。

「重たいタスクの先のばし」を解決した方法を、記事にしています。

 

重たい未完了タスクの先のばしに悩む

あなたは、先のばしにしている未完了タスクがありますか?

小さな行動の先のばしだったら、何かのきっかけがあれば、スルスルっと動き出せるのかもしれません。

ただ、先のばしのタスクが、

・チャレンジングなこと

・初めてのこと

・周囲に経験者がいないこと

・正しいやり方がわからないこと

・プロセスが複雑なこと

・締切(デッドライン)がないこと

・時間がかかること

といったような要素がからまっていると、どうでしょうか。

「お、重いな、、、」と思いますよね。(^_^;)

さて、このような状況は、どのようにして解決していけばいいのでしょうか?

 


 

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なぜ、39ヶ月も重要なタスクを先のばししたのか?

冒頭に書いたように、つい先日、私は長い間の未完了をおえたタスクがありました。

その期間、なんとおよそ39ヶ月、、、

いくらなんでも先のばししすぎました(笑)。

詳しくは、あらためて記事にしたいと思っているんですが、その未完了の対象は、国際コーチ連盟(ICF)の資格取得試験のための申請準備でした。

なにせ、国際コーチ連盟(ICF)の本部がアメリカにあるため、

・Webサイトは英語での手続きをしなければならない

・コーチングセッションを録音しなければならない

・600ドルの試験料がかかる

・周囲に取得している友人などがいない

・そもそも初めての資格試験で勝手がわからない

・申請のプロセスが複雑すぎて面倒くさい

・セッションの内容を文字起こしして、英語に翻訳しなければならない

など、複数の要因がからまっている状態。

結果、ずっと先のばしにしてきてしまったのです。。。

2016年に特修ワークショップを受けたときは、「今年中に取得する!」と意気込んでいました。

しかし、録音用のソフトがWindowsしかなかったり、録音したセッションの内容に納得がいかなかったり、再開しようと思った矢先に大きなプロジェクトが決まって手をつけられなくなったりして混迷。

そうこうしているうちに、39ヶ月が経過してしまっていたのです。

その重たいタスクを前進させたのは、以下のようなステップでした。

1:情報にふれる機会を増やす

2:ほかの人に話す

3:人に宣言する

順番にみていきましょう。

 


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重たいタスクを撃退するための3ステップ

1:情報にふれる機会を増やす

まず簡単にできるのは、

・情報にふれる機会を増やす

ことです。

なぜ、私がICFの試験を3年半も先のばししてしまったのか。

その理由は、

・国際コーチ連盟(ICF)の情報が、私にとって非日常の情報だった

からです。

非日常だったら、そもそもその情報にふれる頻度が少ないということに気づいたのですね。

たとえれば、1年に1回だけ訪れるハワイにいくようなイメージ。

日常的にほとんどハワイの情報にふれないので、思い出すことさえないわけです。

それでは、先のばしは進みませんよね。

もっと、近所のコンビニに行くような日常性が必要なのです。

ですから、目標達成でも、目標を毎日のように目にするということが、大だと言われているのですね。

今回、私は、Googleカレンダーに「ICFのHPをチェックする」という小さなアクションをリピート設定しました。

そうして、毎日のように国際コーチ連盟(ICF)のHPをチェックする習慣が身につきました。

これで、非日常だった目標が、次第に「日常」という名の「意識」にとけこんできました。

 

2:ほかの人に話す

次にやったのは、

・コーチングセッションを受ける際に、毎回同じテーマを設定していた

ということです。

コーチングセッションの際にテーマにする。

すると、嫌でも国際コーチ連盟(ICF)のことを考えるようになります。

また、テーマに設定するといいのは、強制的にそのことについて考える時間を増やせるというメリットです。

コーチから質問があれば、受験する目的を思い出せます。

「次は何をやりますか?」と言われれば、次のアクションを考えざるを得ません。

そのようにして、日常生活の中に、国際コーチ連盟(ICF)について考える時間が増えていったのです。

お金持ちは、日頃からお金のことを考えているからお金持ちになります。

プロ野球選手は、毎日のように野球のことを考えているから、野球選手として活躍しているわけですよね。

それと同じように、セッションのテーマとして設定することで、考える時間を増やしました。

また、国際コーチ連盟(ICF)について自分の口で話せば話すほど、「やっぱり取得したい」という気持も高まったんですよね。

 

3:人に宣言する

最後は、

・人に宣言する

です。

この場合の「ほかの人」は、誰でもいいわけではありません。

約束を破っても大丈夫なレベルの知人に宣言したとしても、あまり意味はないからです。

家族でも、甘えが出てしまうでしょう。

そうではなく、

・「この人の期待を裏切ってしまったら、本当に申し訳がたたない!」と思うような人

であることが大事です。

私の場合は、卒業したコーチングスクールの代表でした。

これは、なんというか、一番インパクトありました(笑)。

また、実は国際コーチ連盟(ICF)の資格取得について、身近で一番知っている人でもあったんですよね。

要は、スクールの代表も、私の「リソース(資源)」だということに気づき、アポを入れました。

そうして、対面でお会いして「国際コーチ連盟(ICF)の資格を取ります」と宣言しました。

そのおかげで、一気に停滞していたタスクが進んだのです。

 

まとめ

いかがでしょうか。

これらの3つのステップを踏むことで、私は39ヶ月も先のばしした重たいタスクを完了させることができました。

確かに、この3ステップは「魔法のように一瞬にして解決する」という方法ではないかもしれません。

しかし、地味で確実に効く3ステップです。

あなたの未完了タスクに対しても、

1:情報にふれる機会を増やす

2:ほかの人に話す

3:人に宣言する

というプロセスで、先のばしを撃退していきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、早朝からコーチングセッションを1件。

その後、片瀬江ノ島でオープンウォーターのスイムトレーニング。

6月のレースに向けて、実践的な練習ができました。

久しぶりに会うコーチのアドバイスも有効でした。(^_^)


 

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