良習慣の習慣

6分間で自分が本当に欲しいものがわかる方法

投稿日:2023/04/15


私たちが人生で、本当に得たいもの。

それは、意外と本音とズレている場合が多かったりします。

本記事では、そのズレがないか、簡単に確認できる方法をご紹介しますね。




 

「欲しいもの」と「ありたい自分」

あなたには、実現したい目標があるでしょうか?

私はプロコーチとして、ほかの人の夢実現や目標達成を支援する仕事をしています。

その中で「おやっ?」と気づくことがあるんですね。

それは、コーチングを申し込む人には、大きく2種類の方がいらっしゃるということなんです。

まず、

「これが欲しいんですよね!」

という目標をたくさん言ってくださるクライアントの方々。

たとえば、わかりやすく言うと、

・収入アップ

・出世や昇進

・複業デビュー

という感じですね。

明確に目に見えるものを得たい。

そんなパターンです。

もう1つは、

「こんな自分になりたいんですよね!」

ということを言ってくださる方もいらっしゃるんです。

たとえば、

・自分で決めたことを続けられる自分

・大事な活動を優先できる時間の使い方ができる自分

・人生に楽しみがあって、毎朝ベッドから飛び出せる自分

になりたい、というパターン。

この2つです。

もちろん、どちらが「良い悪い」ということではありません。

それに、どっちもゼロとか100ということでもないんです。

ただ、この

(1)欲しいもの

(2)ありたい自分

が一致していると、目標達成や習慣形成がしやすい。

そんな傾向があるんです、確実に。

 


 

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なぜ頭ではわかっているのに行動できないのか?

アメリカの調査で、興味深いものがあります。

それは、

Q:いつ、新年の目標はあきらめられてしまうのか?

という調査結果です。

それは、いつだと思いますか?

答えは、

A:80%以上の人が、2月中旬にあきらめてしまう

です。

早いですよね。(笑)

年始に貴重な時間とエネルギーをかけて、せっかく考えた目標。

それなのに、長続きしない。

もったいないです……。

ただ、目標達成をサポートする分野で仕事をしていると、よく見聞きする話ではあるんです。

この問題、解決したいですよね。

では、目標をあきらめてしまう理由は、なぜなのでしょうか。

答えは、シンプルです。

前述の通り、

(1)欲しいもの

(2)ありたい自分

が一致していないから、なんですね。

たとえば、

・マネージャーに出世する

というゴールを設定したとします。

ただし、本音では、「お金のためにあくせく働くよりも、マイペースに自分の楽しみを感じながら、家族と笑顔で日常をすごしたいんだよな」と思っている。

そんなことが多かったりするんですよね。

そのような状態だと、長期間かけて達成するようなゴールは、なかなか追いかけづらいわけです。

つらいことがちょっとでもあると、やめたくなりますから。

すると、

「頭ではやったほうがいいとわかってるんですが……。なぜか身体がついてこないんですよね(汗)」

という現象が起きます。

その現象が起きてしまう理由は、

・自分の本音とつながったゴールでは無いから

なんです。

 

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6分間で自分が本当に欲しいものがわかる方法

では、その本音と欲しいものを一致させるにはどうすれば良いのでしょうか。

簡単なワークがありますのでご紹介しますね。

昨日の「良習慣塾」のセミナーでも、取り組んでいただきました。

ステップ1から6までと、少し長いですが取り組む価値はありますのでぜひ。

フォーマットがあるとやりやすいので、こちらを活用してみましょう。

 

ステップ1:欲しいもの

ステップ1は、

・欲しいもの

を書き出しましょう。

たとえば、

・タワーマンション

・出世

・ブランドのスーツ

といったように、主に目に見えるモノ(有形)を書いてみます。

時間は1分を目安にしていましょう。

 

ステップ2:やりたいこと

ステップ2は、

・やりたいこと

を書き出しましょう。

たとえば、

・資格を取る

・海外旅行に行く

・スポーツジムに通う

などです。

ポイントは、

・表現を動詞で終える

です。

 

ステップ3:ありたい自分

ステップ3は、

・どんな自分でありたいか

です。

たとえば、

・成長できる自分

・自由な自分

・規律ある自分

です。

ステップ1に比べて、目に見えないものを書き出してみましょう。

「○○な自分」と書くのがおすすめです。

ここは、少し難易度が高いかもしれません。

ただ、大丈夫です。

普段からこの部分をよく考えている方は少数派なので。

たいていの場合、

・欲しいもの

・やりたいこと

を書ける人は多いです。

一方、

・ありたい自分

の部分は書けないという方が多い、というのが私の経験です。

私も最初にやったときはそんな感じでした。

では、これらを活かしてどうするのか。

次は、逆に考えていきましょう。

 

ステップ4:どんな自分でありたいか(2回目)

ステップ4は、

・どんな自分でありたいか

からです。

ステップ3に追記するように書いていくのがおすすめです。

たとえば、

・健康な自分

・愛情深い自分

・自分に正直な自分

などです。

 

ステップ5:やりたいこと(2回目)

ステップ5は、

・やりたいこと

です。

6つのステップのうち、ポイントはこのステップ5です。

ステップ2とは、少し角度を変えて書き出すところなんですね。

どんな違いかというと、ステップ4の

・どんな自分でありたいか

を体現している人は、どんなことを

・やりたいこと

にしているか、ということを考えてみていただきたいんです。

たとえば、

・健康な自分

であれば、食事・運動・睡眠を大切にしているはずですよね。

特に運動面なら、「トライアスロンをやっている」ということになるかもしれません。

その場合は「トライアスロンをやっている」と書きます。

 

ステップ6:欲しいもの(2回目)

ステップ6は、

・欲しいもの

です。

ステップ4とステップ5を通じて考えた場合、欲しいものは何でしょうか。

たとえば、

・健康を大事にする自分でありたい

・そのためにトライアスロンをやってみたい

ということであれば、欲しいものは、ロードバイクやウエットスーツになってくるでしょう。

こうして考えてみると、興味深い現象が起きます。

それは、

・ステップ1の欲しいもの

と、

・ステップ6の欲しいもの

が、違っているということなんですよね。

ステップ1には、ロードバイクやウエットスーツがありませんので。

単純に「欲しいもの」をリストアップしたのと、「ありたい自分」から考えた「欲しいもの」が違うんですね。

このギャップ、とても興味深いと思うんです。

そして、「ありたい自分」から考えた「欲しいもの」こそ、あなたが追いかけるべきゴールです。

ステップ1とステップ6の「欲しいもの」が一致している方は、おそらく今の日常が充実しているはずです。

一方、ステップ1とステップ6がほとんど一致していない、ということであれば、ストレスフルな日常をすごしているかもしれません。

このワークから、欲しいものの軌道修正を考えてみましょう。

さて、あなたはいかがでしたでしょうか。

わずか6分間で終わりますので、ぜひトライしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

ランチタイムに「習慣化オンラインサロン」スタッフの定例ミーティング。

夜は、待ちに待った新年度の「良習慣塾」第1回目のセミナーを開催。

程よい緊張感もあって、楽しい時間でした。(^^)


 


 

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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