モチベーションの習慣

「自分はもっとできるはずなのに」と思う人へ。あなたは転んでいますか?

投稿日:2021/05/22


自分の持てる力を出し切ってパフォーマンスを最大化したい。

そう考えています。

そのために必要なのは、どのようなことがあるのか考えてみました。




 

あなたの能力を100パーセント発揮するためには?

「あなたの能力を100パーセント発揮するためには?」

そんな問いがあります。

どうすればいいのでしょうか。

結論からいうと、

・あなたの能力を100パーセント発揮しないとゴールをクリアできない状況に身を置くこと

です。

シンプルですよね。

ただ、これを自分ひとりでやり続けるのは簡単ではありません。

できない自分に向き合い続けることになるからです。

数時間とか1日だけがんばるなら、誰にでもできます。

ただ、それでは成果は変わりません。

続けないと本当の効果は出ないのです。

ですから「持てる力のすべてを発揮しなければ」と思う環境をつくる必要があるのです。

ポイントは、元気がある状態のときに「けっこうがんばらないとクリアできないだろうな」という仕組みを設定しておくこと。

いったん設定してしまえば、自分の意志とは関係なくなります。

「そのハードルを乗り越え続けないと、責務を果たすことができない」という状況をつくるのです。

そうすれば、今の自分の実力よりも高い基準を越え続けなければならなくなります。

 


 

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ハードな環境が成長を促進する

「ちょっと厳しいな・・・」という環境で精いっぱい背伸びをする

私自身、意図してそのような環境をつくることにしています。

今は「良習慣塾」第2期の運営ですね。

2週間に1度、新作セミナーをつくるということに挑んでいます。

今のところなんとか取り組めているものの、正直なところ大変です。

2週間という期間でセミナーを考える。

渾身のセミナーができて、ようやく開催。

「終わった・・・!」と思うと、次のセミナーはもう2週間後に迫っているのです。

常に次のセミナーのことを考えている状態。

ホッとひと息つく暇もありません。

思わず「誰がこんな仕組みをつくったんだろうか・・・」と言いたくなります。

はい、自分なんですが。(笑)

でも、こうでもしないと私はサボってしまいます。

それが、よくわかっているのですね。

だからこそ、できるだけハードな状況に身を置くようにしています(このブログもその一環です)。

 

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つまづくことができるのは前進しているから

そんな風に「ちょっと厳しいな・・・」という環境で精いっぱい背伸びをする。

そこで冷や汗をかく。

修羅場を経験する。

そういった体験を乗り越えることで、実力がついてくるのです。

イメージは「英会話の上達は、どれだけ冷や汗をかいたかで決まる」ということですね。

私自身、この言葉に強く共感します。

 

ほどほどに生きていくトラップ

初めてコーチングセッションや初めてセミナーを開催したときは、冷や汗しかありませんでした。

でも、そういった状況に追い込まれないと脳はパフォーマンスを最大化させようと思わないものなのです。

なぜなら、フルパワーを出しているいると脳にも体力にも強い負荷がかかります。

脳や体は、それを避けようとします。

「火事場の馬鹿力」をずっと出していたら、燃え尽きてしまうので。

ですから、80パーセント程度の力で乗り切ろうとするわけです。

それでやっていけるならば、フルパワーを出そうとは思わなくなりますよね。

結果、自分の実力をマックスで出す必要がなくなります。

そうなれば、脳も体も「これくらいでいいか」という感覚に慣れてしまいます。

あなたが持っている本来の実力の80パーセントしか、パフォーマンスを発揮できなくなるのです。

80パーセントの能力でほどほどに生きていく。

そうするとやってくるのは不完全燃焼感です。

適当に生きていると、不満が生まれます。

「こんなはずじゃないのに」

「本当はもっとできるはずなのに」

「やればできるのに」

と。

だからこそ、フルパワー出力するための環境を自分に用意しておくことが大事になってくるのです。

 

一流のアイススケート選手ほど転ぶ理由

こんなエピソードを聞きました。

それは、アイススケート選手の話です。

結論としては、

・一流のアイススケート選手ほど転ぶ

ということです。

なぜか。

一流の人ほど、自分の限界にチャレンジし続けているからです。

「こうしたらどうだろう?」

「もっとこんな風にやれば、もっと良くなるかもしれない」

「もっと成長するために、苦手なスキルをマスターしなければ」

そんなことを考えながら練習しているので、自分の実力ギリギリのところで戦っているのです。

自分の実力よりも高いハードルを目指しているので、それは転びますよね。

最高で3回転半のジャンプまでできる人が、4回転を目指すわけですから。

転びまくるはずです。

でも、2流の選手は違います。

何が違うのか。

挑戦しないので、自分ができるジャンプだけ飛ぼうとするのです。

転ぶのは痛いし、怖いですから。

できることだけやっていれば、ケガをすることもないでしょう。

でも、一流の選手は転ぶのです。

転びまくるのです。

その転びまくった先に、上達があるのです。

 

一流の人が持っているのは好奇心

練習が終わったら、転んだ経験をもとに内省する。

内省したら、何が足りなかったのか確認。

コーチに聞いたり、上達するために学んだり、研究をします。

すると「次はこうしてみよう」という仮説が生まれます。

その仮説を次の練習で実験してみる。

そうすることで、少しずつ上達していくわけです。

このような「行動→内省→思考→実験」というサイクル。

このサイクルを回転させるからこそ、成長が加速するわけです。

学んだり考えているいるだけではだめ。

行動しているだけでもだめ。

2つの領域を行ったり来たりする必要があるのです。

一流の人は、そのようにして「次、これをやってみよう」という好奇心の火を消しません。

だからこそ続くし、上達し続けるのです。

 

まとめ

私たちも、もっと転びましょう。

まだ眠っている自分の脳力を発揮するために。

難しいと思うことに挑まなければ、100パーセントは出せません。

そのためにも、環境や仕組みで自分を動かすようにしていくのです。

意志や根性ではなく「その仕組みの中にいると、常に100パーセントを出さなければならない」という環境をつくることがポイントですね。

ぜひ考えて実験してみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時30分の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

夜は19時30分から「習慣化オンラインサロン」の入門ガイダンスを開催。

そのまま20時から「習慣化オンラインサロン」スタッフナイト。

サロンメンバーさんの習慣にまつわるお悩み相談コーナーにお答えしていました。

その後、ジムでバイクトレーニング。

帰宅後はノンアルコールビール片手に妻と話をして、充実の1日を終えました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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