行動の習慣

行動力を高めるためのとてもシンプルな方法

投稿日:


日常の「面倒くさい」を避けて、行動力を高める。
そのためのとてもシンプルな方法をご紹介します。




 

行動力を高めるシンプルな方法

行動力を高めるためのとてもシンプルな方法があります。

それは、
・その行動の所要時間を知る
ということです。

なぜなら、「この行動にはこれくらいの時間がかかる」と知っていれば、行動にとりかかりやすいからです。

反対に、「この行動はどれくらいの時間がかかるんだろう?」ということを知らなければ、私たちは先のばししやすくなるんです。

たとえば、子どもから「算数の宿題を教えて欲しい」と言われたとします。

そのときに「1+1=?」という問題だったらどうでしょうか。
短時間で教えられることが、すぐに分かりますよね。
ですから、子どもに快く「いいよ」と返すことができます。

一方「3896×816(576×245)=?」だったらどうでしょうか。
まったく適当な数字ですけれど。(笑)

ただ、「計算すれば分かりそうだけど、ちょっと時間がかかりそうだな……。」と感じるのではないでしょうか。
すると、子どもに「・・・ちょっと待っててね。いま取り込んでるから。」と返してしまうかもしれません。

この違いは、計算が終わるまでの
・所要時間を知っているか
・所要時間を知らないか
だけの違いなんですよね。
それによって、行動するかどうかが変わっているのです。

ですから、行動力を上げるために
・その行動の所要時間を知る
ことが重要だということなんです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





「論理の脳」と「感情の脳」

私たちの脳内には、2つの脳があると言われているのをご存じでしょうか。

1つは、
・論理の脳
です。

こちらの脳は、理性的です。

そのため、
・正しいと思うことをする
・計画通りに進める
・メリットがある良習慣を実行する
ということができます。

たとえば、
・早起きすると1日が有効活用できる
という知識がある。

すると、二度寝せずに、朝起きるわけです。
それによって「いいことをしたな」と感じられるんですね。

一方、もう1つは、
・感情の脳
です。

こちらの脳は、感性的です。

ですから、
・思いつきで動く
・計画よりもその場のノリや雰囲気を優先する
・デメリットがある悪習慣にまみれてしまう
という感じになるわけです。

たとえば、前述と同じく
・早起きすると1日が有効活用できる
という知識を持っている。

それなのに、
・眠い!
という感情を優先する脳になっている。
すると、簡単に二度寝してしまうわけですね。

そのときは自分の感情に従っているので、心地よさがあります。
ただ、時間が経ってから起きたときに「ヤバい……。こんなに寝ちゃった、、、」と後悔するわけですね。

 

■スポンサーリンク




「行動の所要時間」を計測する

ノリと雰囲気で行動しようとする。
それが悪いわけではないんです。
ただ、後悔しがちってことです。

私なら「飲み会の2次会は行かない」という理性の脳があります。

それなのに、1次会が楽しくて「2次会行く人は?」と言われたときに、真っ先に「はい!」と手を上げてしまう。(笑)
簡単に感情の脳に切り替えてしまうんですよね……。

その場は、楽しいです。
でも、翌日は二日酔い。
しかも、2次会で何を話したのか、あんまり覚えてない。

こうなると、時間とお金を無駄にしてしまった感じが、すごく残るんですよね。
それで、再び「2次会は行かない」をルールにするわけです。
(守られないときもあるんですが)

そのように、感情の脳に引っ張られそうなときに有効なのが、
・その行動の所要時間を知る
です。

2次会に行きたくなったときに「このまま行ったら、何時間分の時間を浪費する?」と自分に問いかける。
「2時間は使うことになるだろうな……。」と所要時間を考える。
すると、理性の脳が復活して「やめときます」となるかもしれません。

後は、たとえば、本棚の本が乱雑になっている。
そのときに、私が「本棚1スペースを片づけるのは、5分でできる」と知っていればどうでしょうか。
5分の時間があればポモドーロ・テクニックの休憩時間です。
ならば、「そうだ、この時間で本棚を1スペース片づけちゃおう」と思えたりするんですよね。

これが、時間を知らないと「時間かかりそうだし、中途半端にもなりそうだし、あとでいいか……。」となるわけです。
そうやって先のばしが始まるわけですね。

所要時間を知らないばかりに。
ちょっともったいないと思うのです。

さて、あなたが面倒だと思っている行動は、どれくらいの時間がかかるでしょうか。
もしかしたら、ご存じないかもしれません。

その場合、まずはタイマーをセットして1度やってみる。
その時間を計ってみましょう。
「意外と短時間でできるんだな」と感じることも多いです(経験者談)。
所用時間は大したことがないことが分かれば、動けます。

とてもシンプルな方法です。
それでも、所要時間を知らなければ、歯を磨くことだって面倒に思えるものですから。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、昼休みに「習慣化コミュニティー」スタッフの定例ミーティング。

夜は「良習慣塾」セミナーを開催。
今月のテーマ「集中力を高める」について、具体的なテクニックをお伝えしました。
早速、試していただけたという報告があり、ありがたいです。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-行動の習慣

執筆者:

関連記事

習慣の基本をサボって失敗した話。行動を忘れないための3つの工夫。

「この習慣に取り組もう」と決めたのに、忘れて行動できなかったときはありませんか? そのようなときは、行動・思考・環境の習慣を変えていきましょう。   「スクワット1回チャレンジ」の失敗 いき …

挫折の予感がやってきたときの対処法 「習慣化の3つの変数」を調整する

「このままだと続かないな、、、」という予感が出てきたときはどうすればいいでしょうか? おすすめは「習慣化の3つの変数」を調整していくことです。   「このままだと続かないな、、、」という予感 …

習慣化のプロセスに起きるモチベーションダウンへの2つの対策。

習慣化を続けるプロセスでは、モチベーションがさがる時期があるかもしれません。 対策を2つ考えてみました。   スポンサーリンク   習慣化のモチベーションがあがらないという課題 先 …

気づかないうちに成長できる「1ウィーク5パーセントアップ」のスキルとは?

急激なダイエットをすると、リバウンドするような過激な行動にはデメリットが多いです。 挫折せずに成長し続ける方法として「1ウィーク5パーセントアップ」のスキルをご紹介します。   脳の重要な仕 …

PDCAサイクルがうまくいかないときの対処法。「Do」からはじまるDCAPサイクルを活用する。

「PDCAサイクル」といえば、目標達成に非常に効果的なアプローチです。 しかし、「P(計画)」が最初なので、考えすぎて動けないときがあります。 そのようなときの対処法を記事にしました。   …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。