気づきの習慣

なぜ、人生を変えるためには言葉を学ぶ必要があるのか?

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映画『ラーゲリより愛を込めて』を観て、ぜひお伝えしたい私の「感学気(かんがっき)」があったので記事にしました。
(※映画のネタバレはしませんので、ご安心いただけたらと思います)




 

映画『ラーゲリより愛を込めて』の学び

先日、映画『ラーゲリより愛を込めて』を観ました。
いやー、なんともすてきな映画です。
後半は涙が止まりませんでした……。
ご興味ある方は、ぜひ。

印象的なテーマがいろいろある映画でしたが、中でも私が強く印象に残ったことが1つあったんですね。
さて、それは何なのか。

私が印象に残ったのは、「言葉の大切さ」です。
人は言葉として何度も意識したことを、信じるようになるんですね。
それが希望であっても、絶望であっても。

学校の学習と同じです。
・読む
・書く
・口に出す
くり返すことで、人はその言葉を信じるようになります。
言葉で信じたことが、その人の人生をつくっていくわけです。

平和な日本であっても、たとえ遠く離れたシベリアのラーゲリ(収容所)であったとしても。
それは同じなんです。

 


 

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内側の言葉が自分の外側をつくる

信じている言葉。
あなたにもあるはずです。

それが良い面に働くこともあれば、あまり良くない面に働くこともあります。
ただ、1つ言えるのは「内側で信じている言葉が、自分の外側をつくる」ということです。

たとえば、私たちの世代でよく言われていた言葉があります。
それは「自分がされて嫌なことは人にしない」です。

私には、納得感があります。
自分がされて嫌なことは、ほかの人にとっても嫌なことは多いはずですから(例外もあるんですけれど)。

その言葉が、あなたにも強く印象に残っていたとします。
すると「自分がされて嫌なことは人にしない」という言葉が、あなたの頭の中に残ります。

それが、
・考えごとをしているとき
・誰かと話しているとき
・ほかの人から嫌な気持ちになったとき
というときに、思い出します。

あなたが良い面からとらえれば「誰にも迷惑をかけずに生きる自分になる」と強くなるために役立つ言葉になるかもしれません。
一方、悪い面からとらえると「つらいのに誰にも頼れない……。」という状況をつくってしまうかもしれません。

いずれにしても、考えていることが行動指針になり、態度に現れます。
それがときに、人生を大きく変えてしまうことにもなりかねないわけです。
言葉はパワフルなんですね。

ですから、活躍している人たちは言葉を大切にしています。
自分を律する言葉を持っていたり、禁句をつくったり、オリジナルワードをつくってこだわったりするわけです。

つまり、私たちの行動は「どんな言葉が自分の頭の中にあるのか?」で決まります。
自分が記憶している言葉が変わると、行動が変わり、人生が変わるんです。

 

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学習でより良い思い込みに更新していく

私がサポートしているお客さまたちでも、同じです。
より良い変化をつくり出す人の特徴は、今までご自身が信じていた言葉を手放します。
そして、ゴールのために信じる言葉を変えます。
そんな人が、成果も変えるんです。

つまり、今の私たちの頭の中にある言葉。
その言葉が私たちの現在をつくっています。

なぜなら、私たちの頭の中にある言葉で、決断をしているからです。
ということは、私たちの未来を変えていくためには、今の自分の頭の中にある言葉とは違う言葉で決断をすることが必要です。
もしも、新しい言葉を増やさずに、今までと同じ言葉で決断をすれば、当然、過去の延長線上の人生になっていくわけです。

では、私たちが人生をより良くしていくためには、どうすればいいのでしょうか。
それは、これまでの自分が知らなかった言葉を集めること。
私たちが決断を変えるための素材として、より良い決断を手伝ってくれる言葉を集める必要があるのです。

実際、私たちは誰でも、思い込みを持っています。
意識的に身につけた思い込みもありますが、多くの場合は無意識的に刷り込まれたものだったりします。

たとえば、あなたが子どもの頃に親や先生から「まじめだね」とほめられたら、「まじめであること=良いこと」という思い込みができあがります。
その思い込みによって、テストをがんばったり、部活で活躍できたかもしれません。

ただ、あなたが子どもの頃にほめられた「まじめだね」をずっと信じるのは危険です。
なぜなら、大人になってからの「まじめだね」は、ちょっとニュアンスが違うからです。
それに、まじめという言葉は同じであっても、あなたを取り巻く環境は違いますよね。

それなのに、子どもの頃と同じ思い込みを持って生きているとどうなるでしょうか。
うまくいかないと、すごくつらくなるんですよね。

実際、私たちが「まじめ」という価値観だけを大事にして、
・仕事
・人間関係
・自分
に取り組むとどうなるでしょうか。

休養のためにリラックスすることさえ、「今の自分はサボってる(=まじめじゃない)」と思ってしまうんです。
自分ひとりならまだしも、ほかの人とのかかわりで「まじめ一辺倒」だとつらいです。
まわりの人も、あなたも。

では、あなたが状況に応じた思い込みを追加していくためには、どうすればいいのでしょうか。
それが「学習する」ことです。

単に本を読むだけではなく、単にセミナーを受講するわけでもなく。
「この考え方を採用すれば、未来の自分に役立ちそうだ」という言葉をストックしていきましょう。
そのストックを活用して、うまくいかない部分を常により良い言葉に上書きすること。
それが、あなたの人生に変化を与えてくれます。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

終わったあとは、「ビジネスブックBAR」の準備など。

その後はオフ。
家族で外出して渋谷で娘が楽しみにしていたイベントに参加。

その後は神宮球場で野球観戦。
途中まで10対10の激戦。
時間切れで球場を後にしました……。(^_^;)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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