良習慣の習慣

「ビジネスモデル・ジェネレーション(BMG)」という図式を利用して「ビジネスの型」を学ぶ

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■定例勉強会に参加

昨日は、鮒谷周史さん「平成進化論」3日間セミナー22期の同期生で毎月自主開催している定例勉強会に参加。

今回は大手自動車メーカーに勤務するKさんが講師役をつとめました。

内容は「ビジネスモデル・ジェネレーション」(小山龍介さん監訳)という書籍をベースに、「ストーリーとしての競争戦略」の内容を少しミックスしたワーク中心の勉強会でした。

※ご参考

※ご参考

■「ビジネスモデル・ジェネレーション」とは?

かなり乱暴な行為と自覚しつつ「ビジネスモデル・ジェネレーション」がどのようなものか、ざっくりとお伝えすることを試みますね。

個人的な見立てですが、

・ビジネスで不可欠な要素を9つのセグメントに区切る

・9つの構成要素を整理・統合するためのフレームワークとして利用できる

・利用することで「抜け・漏れ」が無くなる思考ツール

というようなものだと言えます。

ビジネスモデルを構成する9つの要素は以下の通り。

1.Customer Segments 顧客セグメント
2.Value Propositions 価値提案
3.Channels チャネル
4.Customer Relationships 顧客との関係
5.Revenue Streams 収益の流れ
6.Key Resources リソース
7.Key Activities 主要活動
8.Key Partners パートナー
9.Cost Structure コスト構造

うーん、少しアタマが痛くなってきましたね。(笑)

確かに言葉だけみてしまうとなんとなくひいてしまうのですが、このビジネスモデル・ジェネレーションが優れている部分は、文字の羅列だけではなく図式にしているというポイントなんです。

■ビジネスモデルを図式で考える

下記が、ビジネスモデル・ジェネレーションの図式です。

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この図に、自社や他社のビジネスを構成する9つの要素を記入していくのです。

成功している企業は例外なくこの9つの構成要素が有機的に結びつき、良い流れが循環しているそうです。

アップルしかり、スターバックスしかり、ライフネット生命しかり。

世界的な大企業も、シリコンバレーのベンチャー企業もこの図式に当てはめて図解することが可能だそうです。

素晴らしいですね!

■イノベーションを起こすための仕組みづくりにも有用

Kさんのナビゲートでワークをいくつかやってみた結果、確かに優れたフレームワークだと感じました。

そして、これは企業だけでなく、個人のリソースをはかったり、個人ビジネスの可能性を探ったりすることも可能だと思ったのです。

と、そんなふうに思っていたら「ビジネスモデル・ジェネレーション」の個人版もあるんですね。

※ご参考

う〜ん、さすがです。

企業にも個人にも当てはまるフレームワークを2冊出版する。

まさに

「ビジネスモデル・ジェネレーション=ビジネルモデル発生装置」

ですね。(笑)

冗談はさておき、今回のフレームワークを使って会社や自分自身の9つの要素を整理してみようと思います。

イノベーションを起こすためのきっかけになるかもしれません。

よろしければみなさんもぜひ!!

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

【今日の気づき】
「ビジネスモデル・ジェネレーション」のフレームワークを使えば企業や個人のリソースやビジネスに必要な構成要素が構造的に見える化できる。

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