気づきの習慣

常に前進するだけでは柔軟性が生まれない!一歩引き返す勇気も立派な戦略!

投稿日:2014/06/23


電車が1時間遅延

今朝、沿線の電車に遅れが出ていました。

人身事故でおよそ1時間ほど動かなかったのです。。。

その時に考えたことをメモしておこうと思います。

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外部環境に感情を乱されない

本日、最寄りの駅まで歩いていくと、改札前に人だかりがあります。

なんだか嫌な予感。

それは的中しました。(笑)

わたしがいつも乗っている上り方面の電車が運転を見合わせていたのです。

ちょうど朝の通勤ラッシュの時間帯だったので、そう然とした雰囲気でした。

 

わたしは、基本的には出社時間に余裕を持っているので、電車遅延にはいつもそれほど焦りません。

わたしがひとり焦っても電車が動き出すわけではありませんので、パニックにならないようにしています。

むしろ、

「ちょうど良い!ブログを書く時間が増えた!」

と喜びます。(笑)

確かに、車内にはため息をついたり、舌打ちをしたりする人の姿が目立ちます。

しかし、いたずらに自分の気持を表現しても、マイナスの感情を発露するだけでは悪影響でしょう。

 

外部要因の変化に頼るのは思考停止

いつもなら会社へすぐに遅刻する可能性があることを連絡し、電車に乗り込んでブログを書いたり本を読んだりしています。

このまま運転再開までのんびりブログを書いていても良いのですが、わたしはふと

「それって外部環境任せの思考停止なのではないか?」

と思いました。

なんとか、少しでも早く会社に着くためにできることはないか?

考えてみることにしました。

反対車線を見ると、下りの電車は通常運転していました。

そこでひらめいたのです。

わたしの最寄り駅は、一駅戻ると快速電車が乗れるんですよね。

要は、いったん下りの電車に乗って一駅戻り、快速に乗って行けば会社に遅刻せずに済みそうだ、と考えました。

さっそく一駅戻って快速に乗り換えようとしたところ、今度はいつもの各駅停車が動き出しました。

そして慌てて各駅停車に乗り換えたら、今度は線路内に人が立ち入りというアナウンス。(^_^;)

そのようなトラブルはありましたが、またいつもの通勤電車に乗り換えて通常ルートで通勤し、結果的に会社には間に合いました。

いろいろ動いてみたのは結局は無駄でしたね。。。

 

戻る勇気を持つ

電車を一駅戻るというのは、意外と勇気がいります。

理由はどうであれ、ゴールから遠ざかるからです。

しかし、いったん引き返しても結果的に快速電車に乗ることができれば、早く快適にゴールすることが可能かもしれないのですよね。

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これって、人生でも同じことが言えるのではないか、と考えました。

わたしの友人を例にあげますね。

わたしの友人の渋屋さんはフルマラソンのサブ4(4時間以内で完走すること)ランナーです。

しかし、とても真面目な性格によるものなのか、トレーニングに熱中し過ぎて腰を痛めてしまったそうです。

身体の中で、腰だけが特に柔軟性に欠けるそうで、痛みが出てしまったのだとか。

せっかく自己ベストを記録したからには、さらに速いタイムを狙いたくなるのが人情。

わたしなら、痛みをごまかしてトレーニングしてしまうかもしれません。(^_^;)

しかし、渋屋さんは違いました。

ランニングコーチと相談し、今年1年は柔軟性を高めることに専念することにしたそうです。

短期目線で考えると、目の前の記録を狙いたくなります。

でも、長期目線で捉えれば、今年1年はフルマラソンにエントリーせずに腰回りの柔軟性を高めた方が、将来のスピードアップにつながるのです。

さらに、人生でマラソンを楽しめる時間も長くなるでしょう。

渋屋さんにとっては勇気のいる決断だったと思います。

でも、長期視点をきちんと持っているからこそ、このように一歩引く決断を下せるのです。

 

これが、わたしのお伝えしたかった

【短期的視点ではゴールから遠ざかるけれど、

長期的視点で考えると遠回りした方が早くゴールにたどり着くこともある】

ということです。

ビジネス英語を学ぼうして、いきなり流暢なネイティブフレーズを丸暗記しても、結果的に使えるようにならなければ意味がないのと似ていますよね。

人は、どうしても即効性や特効薬を求めがちです。

でも、習慣化にも通じることですが、遠まわりに見えることが、実は意外と近道だった、ということがあるのですね。

勇気を出して各駅停車で一駅戻れば、快速に乗れるかもしれません。

あなたは、戻る勇気を持っていますか?

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

 

【今日の気づき】
勇気を出して一歩下がってみる視点も大切

 

 


-気づきの習慣

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