コミュニケーションの習慣

人間関係は損得を考えすぎない。私が人間関係を育てるために意識していること

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人間関係を損得で考えていると、人生もビジネスも停滞すると考えています。

そのように考えるようになってから、つき合う人たちが増えるようになってきたので、その理由を記事にしてみました。




 

「人間関係は効率化できない」

私が人間関係でいつも考えていることがあります。

それは、

「人間関係は効率化できない」

ということです。

人間関係は短期でつくるものではありません。

いや、短期で考えるとうまくいかないものなのです。

そう考えるようにしています。

たまに、目の前の課題を解決するために「今すぐ助けて欲しい」という人がいます。

普段は情報発信をしていなかったり、メッセージをやりとりしているわけではないのに、いきなりセミナーの勧誘をしてくるような人ですね。。。

セミナーの提案を直接すること自体は、私は悪いことだとは思っていません。

私自身が誘われて「知らなかったけど、それは興味ある!」と、うれしいことがあるからです。

しかし、「セミナーの集客ができない」という困った状況で、いきなり「親しい人間関係カード」を使おうとしても、たいていはうまくいきません。

このようなときは、相手の視野が狭まっていて、「セミナーを赤字にしてはいけない」という短期的な視点になっているからです。

これでは長期的な良い人間関係をつくるのは難しいでしょう。

基本的に、人間関係とは自分が進んでいくビジョンの方向を進んでいくプロセスで、ゆっくりとつくられていくものだと考えています。

 


 

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お互いの利害関係がない時代から信頼関係を築く

今日、友人とオンラインランチをしました(私はカロリーメイトです・笑)。

友人とは、先日おこなわれたセミナーの同期会(オンライン)で久しぶりに再会。

終わったあとすぐに連絡があり、「マンツーマンで話ませんか?」とお誘いがあり、速攻でランチ会となりました。

このスピード感。

見習いたいものです。

ランチ会で出た印象的なできごとがありました。

それは、私の息子の大学卒業後の進路のこと。

まさに友人が手掛けているビジネスの得意な領域だったのです。

将来的に友人の助けが必要であれば、相談をする約束をしました。

とても心強い感じですね。

このような関係は、すぐにつくることはできません。

大事なのは、損得が何もないときに人間関係をつくっていくことです。

お互いの利害関係がない時代からしっかり信頼関係を築く。

そうすると、どこかのタイミングで今回のように良い関係になったりするわけです。

いざ必要になってから、急に人間関係を発動させようとしても、もう遅いのです。

自分が何をしたいのかを明確にして歩んでいきつつ、人のつながりを大事にする。

あなた自身を高めながら、マインドの高い人とのつながりをつくっていければいいでしょう。

そうすれば、たとえ今は目標から遠いところにいたとしても、周りの人たちの影響であなたのゴール近づくこともあります。

事実、私も周囲に出版している人たちが多かったので、意識が出版に向いていったということがありました。

人間関係ですから、無理はしなくていいと思います。

会社の人間関係とは違いますので。

話してみてちょっと違うなと思えば、連絡をしないようにすればいいわけです。

そのようなスタンスでいましょう。

 

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損得の人間関係を抜け出そう

私の周囲を見ても、セミナーで出逢ってからおつき合いしているという人が少なくありません。

今はそれぞれの分野で活躍しています。

セミナーで出逢った当時はお互いに無名。

計画的に「人的なネットワークにつなげよう」と意識していたわけではありませんでした。

それでも、「この人とは仲良くしていたいな」とか、「刺激を受けて自分も行動しようと思えるな」などと思っていたので、おつき合いしてきたのです。

そして、今日に至るまでお互いにいろいろなメリットを受けることもありました。

しかし、それはあくまでも結果です。

すでに活躍していたから、友人になろうと思ったわけではありません。

みんながお互いに創業当時のベンチャー企業のような状況のときから関係を持っていたからこそ、今の人間関係があるのです。

たとえば、友人が急に活躍したときに、それまで音信不通だったのに、その人のところにいって「久しぶり!仲良くしましょう!」といっても、相手の気分は良くないでしょう(邪険にされるようなことはないかもしれませんが)。

「この人はこちらが有名になったから、また近づいてきたんだな」と思われたとしても仕方がありません。

そのような人間関係を続けていくのは、あまり得策ではないですよね。

だからこそ、お互いに無名のときから人間関係を育てていく発想が大事なのです。

さて、人間関係にまつわる印象的な話しがあります。

それは、サッカー元日本代表の中田英寿さんのことです。

現役時代の中田さんは、マスコミの取材を受けないことで有名でした。

ただ、それでも何人かのスポーツライターのインタビューだけは受けていたのです。

何人かのスポーツライターの方がインタビューできたのは、なぜだと思いますか。

理由はとてもシンプル。

それらのスポーツライターの方々は、中田選手が無名の時代からずっと追いかけてきたからです。

しかも、無名というよりも、子ども時代から追いかけていたのですね。

中田さんも、そのような時代からの知り合いだからこそ信頼して話すことができたのでしょう。

中田さんにインタビューできるライターさんは、そのような関係性をつくってきたからこそ、いい仕事ができたわけです。

中田さんが有名にならなかったら、追いかけた時間は無駄になってしまうかもしれない。

それでも、ライターさんたちは中田さんの成長を信じて追いかけたのです。

このような関係性こそ、損得がないところでできあがっているのだと思うのです。

実際、無名時代からの友人たちが成長してくると、お互いに貢献できるレベルが高まります。

紹介できる人やビジネスの話のレベルも変わってくるでしょう。

つまり、最終的にはものすごい相乗効果が生まれてくることになるのです。

これこそ人間関係づくりの醍醐味と考えています。

ぜひ、あなたも損得の人間関係を抜け出してみてはいかがでしょうか。

社会人なってからの友人づくりというのは簡単ではありませんが、本記事のようなことを意識していけば良好な人間関係を育てることは可能です。

まずは「あの人と久しぶりに話したいな」という人にメッセンジャーを1通だけ送ってみることから始めてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝8時から習慣化3ヶ月集中プロジェクトのふり返り会を開催。

その後は、学びを整理しながら内省をする時間をとりました。

「良習慣塾」向けセミナー準備も進めつつ、夕方にランニングもできました。(^^)


 


 

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