コミュニケーションの習慣

自分で描くビジョン。最初は「つくり話」かもしれないけれど、やがてイメージは現実化する。

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未来をイメージしてビジョンを描く。

難しい部分もありますが、やはりやっておくことがおすすめです。

口に出し、文字を目にすると、実現の確率が高まるからです。

 

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3年後の理想の自分の状態を語るセッションをおこなう

私がコーチングで好んでいるワークに、「ビジョンインタビュー」というものがあります。

クライアントさんに「3年後の理想の自分」になりきっていただいて、仕事やプライベートがすべてうまくいった3年後の状態を味わっていただきます。

そこに私が記者になりきって、「どのようにしてこんなにすごい変化をとげたのか?」ということをインタビュー形式でヒアリングしていくのですね。

3年後の自分になりきる。

言葉で書くと難しいように感じるかもしれません。

実際、思考優位のクライアントさんにはあまり向かないのも確かです。

過去に失敗したこともあります。(^_^;)

「なりきるって言われても、難しいんですけど・・・」と言われたり。。。

でも、感情優位のクライアントさんには有効で、はじめはとまどっていたクライアントさんも、理想の自分になりきって話しているうちやりたいことや実現したいことがでてくるのですよね。

 

「つくり話」は「ビジョン」につながっていく

私がこのワークを好むのは、何よりも、「クライアントさんが話していた目標が実現するから」ということにほかなりません。

3年後の自分の未来ですから、ある意味では、クライアントさんが話していることは完全な「つくり話」です。

実際、みなさん、超人的なすごすぎるご自身の「つくり話」を話してくれるのです。(笑)

でも、そのような理想を語る機会というのは、普通に生きているとあまりないものなのですよね。

私の周囲には優秀な人たちが多いので、ご本人はワークの中で「大言壮語」と思われるようなことであっても、私には「実現するだろうな」と思えるようなことが多いです。

実際、3年前に会社員だったクライアントさんは、3年前のビジョンインタビューで独立しているということを話していましたが、今年、本当に独立してしまいました。(笑)

このようなことが、本当に起きるのです。

人間というのはすごいもので、「理想の3年後の自分」というのはイメージするのは難しいと言いながらも、質問をしていくうちにどんどん細部が明確になり、リアリティーを持ってくるもの。

クライアントさんたちは、質問に沿って答えているうちに、「未来の自分の明確なビジョンを描く」ということを実行しているということなのです。

ある意味では、自分の未来について「つくり話」をすることで、「なりたい自分」のビジョンを描いているのですね。

それと、あえて言いたい(書きたい)のは、「なりたい自分」「ありたい自分」のようなビジョンを描くことは、決して悪いことではないのですよね。

自分は、どのような自分になれるのか。

未来の自分を知ることは不可能でありますが、可能性を描くことは自由です。

自分の可能性がわからない人は、信頼できる人に向かって、自分が映画の主人公になったつもりでストーリーを表現してみることです。

「なりたい自分」「ありたい自分」を思いきって語ってみましょう。

 

「すべてのものは2度つくられる」=1度目はイメージすること

自分のストーリーをつくる。

そのストーリーは、「ホラ話」「つくり話」で大丈夫です。

でも、それによってあなたが進みたい方向性がわかりますし、あなたの可能性を広げる方法も浮かんできます。

「理想の自分」であり、「最高の自分」。

それを思い描いたビジョンがなかったら、そのイメージが実現することはありません。

ぜひ想像してみましょう。

想像するだけなら、無料です。(笑)

ですから、ひとまず想像だけしておいて、実現するまではそれを実現した自分のふりをすればいいのです。

ポイントは、

・自分で描く

ということです。

誰かから与えられたものでなく、自分で描いたものじゃなければパワーが落ちます。

ビジョンがあるということは、「朝、起きする理由がある人生をつくること」とも言えますね。

これは私が数々のクライアントさんにビジョンインタビューをして確信しているのですが、その「つくり話」のうちのいくつかは、確実に叶っています。

5%、10%という確率ではなく、40%、50%、場合によっては60%くらいの感覚です。

それでも、理想を語ったビジョンが、半分叶ったらすばらしいと思いませんか?

まさに、「7つの習慣」のコヴィー博士がいうところの「すべてのものは2度つくられる」。

それは、本当なのだと感じている今日この頃です。

仮でもいいのでビジョンを語ってみましょう。

合わなければ、あとからいくらでも変更できます。

 

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■編集後記

昨日は、ひとり戦略会議を実行。

先日の「書く習慣」セミナーで学んだフレームワークをいくつか試しました。

実践したプロセスや効果は、また記事にしたいと思いますが、いろいろと気づきがあり、アイデアが出てきました。

やはりこの時間は大事なんですよね。(^_^)

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