時間の習慣 気づきの習慣

「時間をうまく使う」という言葉の本質的な意味に気づいた話

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あなたにとって「時間をうまく使う」とは、どのような意味でしょうか。

私にとって「時間をうまく使う」という言葉の意味に気づいたことがあり、記事にしてみました。




 

「時間をうまく使う」の意味とは?

“常に時間はたっぷりある。うまく使いさえすれば”

ゲーテ氏の時間に関する名言です。

この言葉を初めて目にしたのは、本田直之さんの本『レバレッジ時間術』だった記憶があります。

最初に読んだときは「なるほど、さすがゲーテさん、詩的な表現だな」くらいにしか感じていませんでした。

ただ、私が複業をやるようになって活動量が増えてくると、名言への受け取り方が変わりました。

「常に時間はたっぷりある?嘘でしょ……。全然時間がないんだけど」と。

あなたは、どうでしょうか。

さて、

「時間をうまく使う」

という言葉。

よく考えると、つかみどころがないですよね。

普通に使ってしまう言葉ですけれど。

何をどうすれば、時間をうまく使ったことに認定されるんでしょうか。

ずっと、わからないままでした。

もちろん、ゲーテ氏ですから、私とは時間のとらえ方や発想が違っているんですよね。

私には本質的な意味が、正確にはわからないわけです。

まるで、難解な外国文学を読んでいるみたいに。

ただ、最近になって「あっ、もしかしてゲーテさんが言いたかったのはこういうことなのでは?」という気づきがあったんですね。

そこで、その気づきをもとに、私なりの解釈を書いてみます。

 


 

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「時間をうまく使う=大切な活動に時間を割り当てること」

結論から書きます。

「時間をうまく使う」とは、

・あなたの大切な活動に時間を割り当てること

です。

理由をシンプルに言うと、

・充実感

です。

さて、私たちが人生で充実感を覚えるときは、いつでしょうか。

「自分にとって大切なものを、大切にできたとき」ですよね。

つまり、充実感のある活動に時間を投下できたとき、私たちは充実感を覚えるわけです。

たとえば、運動。

私の最近の経験です。

今の季節は寒くて、運動が面倒ですよね。

家を出るまでが、すでにハードルです。

そんなときに、ウエアに着替えて、思い切って外に出る。

「最初の2分」の入口を突破する作戦です。

たった2分間の行動ができれば、運動習慣が継続できる方法 | 【良習慣の力!】ブログ

「外に出て、本当に嫌だったらすぐに家に戻ってもいいから」

自分にそう言い聞かせて、とにかく玄関のドアを開けます。

当然、寒いです。(笑)

ただ、いったん外に出てみると、今度は「せっかく出たんだし」という気持ちに変化します。

「戻るほうがもったいない」という感覚になるんです。

結果、1キロ走るつもりで3キロ、5キロと走れるものなんですよね。

そうして、いい汗をかいて帰宅。

そこで感じるんですよね。

充実感を。

なぜか。

この感覚こそ、まさに、

・自分の大切な活動に時間を割り当てることだから

です。

私たちの誰にとっても大切な活動、すなわち「体にいいこと=運動」です。

それは、健康に好影響を与えてくれる活動ですよね。

もし、外に出て運動しなければ、家でぼんやりテレビを見てしまったかもしれません(それが必ずしも悪いわけではないですけれど、状況次第では)。

その誘惑を振り切って外に出た。

そして、健康にとって大事な運動をすることができた。

これが「時間をうまく使う」ということです。

 

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あなたにとって「大切な活動」とは?

人生は長いようで短い。

手垢のついた表現かもしれません。

ただ、40歳をすぎた頃から、私はこの言葉に重みを感じます。

ですから、今できること(やらせていただけることも含めて)を精いっぱい成し遂げたいと感じるんですよね。

たとえば、こうしてブログを書くことで、読んでくださる読者がいてくれる。

セミナーで話を聞いてくれる受講生の方がいる。

コーチングセッションで対話から行動を起こして、人生を変えていく方がいる(先日、長くサポートさせていただいているクライアントの方が「人生が変わりました」と言ってくれました。本当にすばらしいです)。

そこに時間を投資できると、私は「時間をうまく使えた」と感じます。

それが、禁酒の習慣にもつながるんです(ということに、事後的に気づきました)。

禁酒の習慣にトライ。メリットとデメリットを書き出す効果。 | 【良習慣の力!】ブログ

酔っていると時間がすぎるのが早いし、記憶に残りづらいです。

突き詰めて考えると、飲みすぎて記憶がなくなるようなことになると、

・自分の大切な活動に時間を割り当てられていない

ということになると思うのです(飲酒という行為自体を否定しているわけではありませんので、念のため)。

では、「時間をうまく使う」ためにはどうすればいいのでしょうか。

まずは、あなたにとって「大切な活動」を明確にすることが大事です。

要は、

・大切な活動を決めるのが先

・時間の配分を考えるのは後

ということなんです。

先に大切な活動を決めるからこそ、後で「時間をうまく使う」ことができるのですね。

この感覚があなたに伝わったらうれしいです。

あなたも思い出してみていただきたいんです。

あなたが「あの人は時間の使い方が上手だな」という人は、

・「その人にとって大切な活動が何か?」をわかっている人

ではないでしょうか。

少なくとも、私の時間の師匠たちは、みなさん「その人にとって大切な活動が何か?」をわかっている人です。

そこに、大事な時間を投下しまくっている人たちなんです。

私たちも、そのような時間の達人たちから学びましょう。

さて、あなたにとっての「大切な活動」は何ですか?

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時30分の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜は「良習慣塾」のグループコンサルティング。

いつもと時間配分を変えて、対話部分を長くしてみたんですね。

おかげで、メンバーの課題を深める対話ができました。(^^)


 


 

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