良習慣の習慣

妄想(というレベルの大きな目標)を実現に近づける方法

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「妄想」というと、まず実現しないような大きな目標のように思えます。

ただ、少しずつでも実現に近づける行動をとることは可能です。




 

英語の名言「Fake it till you make it.」とは?

「Fake it till you make it.」

という英語の名言があります。

私が好きな言葉なんですよね。

「Fake it till you make it.」は、直訳すると「そうなるまで、まねしなさい」といったような意味です。

この「Fake(フェイク)」。

私は「にせもの」や「だます」という意味をイメージしていました。

でも、この名言での意味は「にせもの」や「だます」ではありません。

「成功したければ、その成功がすでに実現したかのように振るまいなさい」という意味なんですね。

つまり最初は「妄想」でいいんです。

たとえば、「今の自分の実力でできるだろうか?」といったようなレベルが高い課題。

仕事でそんな依頼があったとしましょう。

そんなときにも「はい」か「Yes」か「喜んで」で返答する。

そのあとで、OKをした自分の姿に近づくように必死にがんばりなさい、という意味です。

サッカーの本田圭佑さんが「ビッグマウス」と言われていましたが、そのイメージです。

「妄想」は、「大言壮語」や「大風呂敷を広げる」といった言葉にも近いでしょう。

それでいいんです。

これを「目標」にしてしまうと、リプレッシャーで動けなくなってしまうかもしれません。

でも、「妄想」ならそんな心配はいらないですよね。

ニヤニヤしてもいいんです(笑)。

 


 

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「ふり」をしている居心地の悪さを耐える

私自身、「いまの自分の実力では厳しいかもしれない」というオファーをいただいたり、思わず逃げ出したくなるような依頼を受けたことがあります。

内心では「えっ、、、今の自分にできるかな?」と思うような課題です。

尻込みしたくなる感じですね。

そのようなときに、「Fake it till you make it.」を思い出すのです。

たとえば、習慣化の師匠である古川武士さんから「習慣化の学校」のサポート役を打診されたときがそうでした。

当時はコーチングも学びたてだったので、ご支援の経験値はほとんどありません。

大きなお金を支払ってきてくださる受講生の方々にご満足いただけるようなサポートができるか自信がなかったのです。

でも、「ぜひやりたいです!」と答えました。

「できるふり」をしたわけです。

これが私にとっての「妄想」です。

そう言ってしまったら、師匠に迷惑をかけるわけにはいきません。

必死になって自分ができるサポートをやったつもりです。

そうやって、サポートとしての役割を果たせるようにがんばっていたわけです。

そのようにして、当時の自分の実力以上の姿になれるようにくらいつく。

泥くさく取り組んでいくことで、いつしかサポートをする仕事がとても楽しくなりました。

この「楽」は「ラク」ということではありません。

「苦しいけれど楽しい」という感じですね。

そのようなくり返しが、自分を成長させてくれたと考えています。

イメージは、自分の実力が50なのに、90ができますと答える。

ここは「妄想」です(笑)。

そうして90を目指してがんばっているうちに、いつの間にか経験が増えて60や70になっていったという感じですね。

もちろん、最初は「ふり」をしているわけですから居心地が悪いです。(^_^;)

でも、そこを耐える。

そして、50と90の余白をうめるべく、行動をしていきましょう。

もちろん、実力以上のことに取り組むわけですから、失敗することもあります。

そうしたら反省をして再発しないようにし、再トライすればいいのです。

どうせ実力は足りていないわけですので。

 


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「妄想」+「習慣化の9項目」で実現に近づける

大事なことは、「妄想」を「妄想」のまま終わらせないこと。

それをどうすれば実現できるのか、どうすればちょっとでもその「妄想」に近づくことができるのか。

そこを考えましょう。

「妄想」を現実に近づけるためにおすすめの方法があります。

それは、「習慣化の9項目」を考えていただくことです。

「習慣化の9項目」とは、

1:なぜ

2:いつ

3:どこで

4:なにを

5:どれくらい(何回)

6:どのように

7:いくらで

8:いつからいつまで

9:誰のために

という項目です。

この9項目を埋めていただくだけで、ぼんやりしていた「妄想」が具体的かつ明確になっていくのです。

たとえば、出版をしたいなら、どんなテーマの本を書きたいのか。

どんな出版社さんから出したいのか。

実際に自分の本が書店にならぶとしたら、どの書店でどんな棚に並んでいるのか。

そういったことを「妄想」しておくわけです。

実際、私の場合、ブログから編集者さんにお声がけいただいたときは本のテーマに合うようなブログ記事を1800記事以上書いていました。

ですから、「5年前の自分ではとても無理だったけれど、今ならできるかもしれない」と感じたのです。

そして、本当に出版が現実のものとなりました。

さらに、紀伊國屋書店の新宿本店のビジネス書コーナーに自分の本が並んでいる妄想をしていたんです。

そして、これも本当に並んでいました。

「妄想」が現実化した瞬間です。

習慣化の9項目に落とし込んでおくことは、そういった幸運を呼び寄せることにもつながるんですね。

また、「出版したい」という「妄想」を紙に書いたり、口に出すことも重要ですね。

私は出版したいということをブログにも書きましたし、セミナーにいらしてくださった方にも言っていましたし、個人名刺の「今後目指している活動」としても記載していました。

正直、「いまの自分の実力で、出版したいなんて言ってたら恥ずかしいよな」と思うこともありました。

でも、だからといって自分が本当にやりたいことを内に秘めていては、チャンスがやってこないかもしれません。

それに、「妄想」を書くことや口に出すだけなら、誰かの迷惑になるわけではありませんよね。

それに失敗したって、そこに近づくための行動をとることは、自分の経験やパワーになります。

無駄はないはずなんです。

たしかに、がんばっていても「妄想」が実現するかどうかはわかりません。

でも、がんばらなければ「妄想」は実現しませんよね。

私の周りにいる活躍している人は、みんな水面下で努力しています。

ですから、自分で決めて、「妄想」を公言して、それに見合う自分になるべく行動を積み重ねていく。

それが、結果的にはいい出会いや得たい結果に結びつく。

そんな風にして、大きな力になるのだと思っています。

あなたも、思いっきり「妄想」してみましょう。

その後に「習慣化の9項目」をお忘れなく。(^^)

 


 

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■編集後記

昨日は、早朝からコーチングセッションを2件でした。

コーチングが終わってから、すぐに午後からのセミナーに参加。

同じセミナーに参加していた友人と、ついつい長話。

帰宅後に家族と夕食へ。

ちょっと予定をいれすぎました。(^^)

最近ちょっと仕事がたてこんでいた影響か、帰宅してすぐに寝落ちしてしまいました。


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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