仕事の習慣

こつこつと貯金する習慣。つみかさねれば小銭だけでも海外旅行に行ける。

投稿日:2017/03/06


小銭だけでも、こつこつと貯めていけば、そこそこの金額になるものです。

クライアントさんから、無理をしない貯金方法を教えていただいたので、共有いたしますね。

(※クライアントさんの許可は得ています)

 

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小銭だけで1年間で80,000円近くも貯められる

私のコーチングを2年以上継続して受けてくださっているクライアントのIさんから、「無理なく貯金する方法」を聞きました。

クライアントさんは、その方法を習慣化することによって1年間で80,000円弱を貯めることができたそうです。

それほど無理をせずに、1年間で80,000円弱が貯まるのなら、試してみる価値はありそうですよね。

その方法をざっくりお伝えすると、

・貯金する目的を明確に決めておく
・財布の中に入れておく小銭の金額決めておく
・毎日出かける前に、決めた金額以外の小銭は貯金すると決めておく

という、たったこれだけの方法なのです。

3つの決断をすれば良いのですね。

これならじつにかんたんで、誰でもできそうです。

今回のIさんの目標は、その貯金で第2の故郷ともいうべき海外の地に行くことです。

ゴールと欲求が一致しているのが良いのですよね。

Iさんの貯金は目標金額に徐々に近づいているので、きっと近いうちに念願のゴールを達成してくれると信じています。(^_^)

 

無理なく貯金できる3つのコツ

Iさんの貯金のアプローチは、習慣化の原則にも沿っているので、私たちにも有効です。

3つの特徴をみていきましょう。

 

1:ルールをシンプルにする

Iさんがルールにしていたのは、「財布の中の小銭を300円にする」だけです。

じつにシンプルですよね。

これが良いのです。

あまり複雑にしすぎると、ルールは忘却の彼方へ消え去ります。(笑)

絶対に忘れないくらいにシンプルなルールをつくってみましょう。

ちなみにこの小銭のルールは、Iさんも私も毎日読んでいるブログの管理人の方(=税理士っぽくない税理士の方・・・笑)の習慣です。

 

2:プロセスに集中する

Iさんは、貯金額が増えることに一喜一憂していたのではありません。

とにかく、財布の中の小銭を300円にすることにこだわったのです。

ダイエットと貯金は似ていますが、ダイエットもつきつめれば運動と食事におけるカロリーの摂取量のバランスによって決まるだけです。

そこに魔法はありません。

だからこそ、結果にばかり目を向けず、プロセスに集中することが大事です。

 

3:必死になりすぎない

本来は数字のフィードバックがあれば、モチベーションの維持につながったのかもしれません。

しかし、こだわりすぎないからこそ、継続できるケースもあります。

Iさんは、お金を支払うときに、あえてお札をくずして小銭にするような工夫をしていたということですが、あまり必死になっていませんでした。

ブログなどのアウトプットの習慣は力を入れないとなかなか続かないものですが、貯金のような習慣は、少し肩の力を抜くくらいのほうがうまくいくと思っています。

事実、Iさんは毎日小銭を貯金していただけで、これだけ貯金できているということに気づいたのは、1年たってからだったそうです。(笑)

淡々とやるべきことをやる、ということですね。

 

さて、Iさんのやり方はいかがでしょうか。

私は、このやり方なら貯金できそうな気がしてきました。(笑)

 

本当にやりたいことのためにお金を貯めてみよう

少し話は変わりますが、あなたは、子どもの頃にこつこつとおこづかいをためて、本当に欲しいものを買ったことがありますか?

実は先日、私と息子のお金に対する意識の違いから、ちょっとした気づきがありました。

第1志望の高校受験が終わった当日、息子は塾で答え合わせをおこない、手ごたえを感じていたようです。

自宅に帰ってくるなり、貯金していたお金を握りしめて、ニンテンドー2DSを買いに走りました(文字通り、本当に走ったそうです・笑)。

受験勉強中は、ゲーム禁止にしていたので、解禁日になった瞬間にゲームにダッシュしたわけです。

息子は、ゲーム機とソフトを買うために、これまで小さな出費を抑えて堅実に貯めていたのです。

これが、私と真逆です。(^_^;)

私が子どもの頃を思い返すと、私がはじめて意識した貯金は、お年玉をもらえるようになった小学生の頃でしょうか。

お正月に母の実家に行った際に、何人もの人からお年玉をもらったと思きます。

恥ずかしながら、その瞬間におもちゃ屋に走っていた記憶があります。。。

そのようにして、キャッシュのストックがなく、常にフローでしたから、「お金をこつこつ貯めて、欲しいものを買う」という意識は希薄でした。

お年玉でいえば、それを貯めておいて、本当に欲しいものを買うのではなく、「お年玉がこれだけあるから、この金額までおもちゃを買えるだけ買う」というタイプだったのですね。

ですから、「お金をこつこつ貯めて、欲しいものを買う」体験が、ずっとないままに社会人になってしまったのです。

そのため、大人になってからお金の使い方がわからず、じつに苦労しました。

以前は個人的な貯金などなく、書籍やセミナーなどに投資していたので、数万円の買い物は、クレジットカードを使わなければ買えませんでした。。。

でも、細かく家計簿アプリや節約しつつ楽しむ方法を工夫する中で、お金の使い方を学んできました。

もちろん、今も継続しています。

目標のために貯金をして、本当に体験したいことのためにお金を思いきって使うのは、とても有意義なことだし、お金の使い方の良いトレーニングになっていると思います。

私のように、「お金をこつこつ貯めて、欲しいものを買う」を子どもの頃に体験していなかった人は、ぜひ、Iさんのような貯金の習慣化にトライしてみてはいかがでしょうか。

 

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■編集後記

昨日は、早朝にそのIさんとコーチングセッション。

その後、妻と娘と一緒にラン。

前日よりもちょっと距離をのばして7kmほど。

やっぱり汗をかくのって、気持良いですよね。

途中、満開の河津桜(と思われる)を見ることができて、春の訪れを感じることができました。(^_^)

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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