良習慣の習慣

コミュニケーション鉄板の公式の1つ。「共感+応援」の2段階方式。

投稿日:2017/02/27


私がクライアントやコミュニティーの方をサポートする際に、いくつか意識していることがあります。

そのうちの1つが、「共感+応援」の公式です。

 

スポンサーリンク

 

「共感+応援」というコミュニケーションの公式

何年も前に参加したセミナーで学んだことで、今でも覚えていることがあります。

それは、人から好かれるコミュニケーションの達人というのは、「共感+応援」という公式にしたがって、コミュニケーションをとっているというものでした。

これは政治家や社長のような立場の方から学生の方まで、共通していたそうです。

具体的には、トラブルがあって相談にきた人に対して、「◯◯さん、それは難儀やったなあ。でも、◯◯さんならきっと大丈夫や。がんばってな。わしは◯◯さんのこと信じて、応援してるで。」というメッセージを送ることです(関西弁の方の実例だったので、そのまま記憶してしまっています・笑)。

たしかに、このような共感と応援のメッセージを受け取れたら、嬉しいものですよね。

ぜひ、◯◯にあなたの名前を入れてみてくださいませ。

私もちょっとアレンジしてやってみると、、、私が困っている状況に対して、

「伊藤さん、それはたいへんでしたねぇ。でも、伊藤さんならきっと大丈夫ですよ。一緒にがんばりましょうね。僕は伊藤さんのこと信じていますし、応援していますから!」

ということでしょうか。

うん、やっぱり良いですね。(笑)

 

相手の気持に共感して、受けとめる

私たちも、コミュニケーションの達人から学びましょう。

まず1つ目は「共感」ですね。

相手の本当の感情はわかりません。

でも、一緒に喜んだり、ともに涙をながすことはならできますよね。

共感というのは、心や感情に焦点をあてるケースが多いのでわかりづらくなるのですが、たとえば、「友人が風邪をひいてしまった」と仮定してみるとわかりやすいでしょう。

風邪をひいてしまった友人のつらさを100%理解することはできません。

しかし、風邪をひいてしまったという事実はあるわけですから、「自分が風邪をひいてしまったら、どのように接してもらうと嬉しいか」ということを考えることはできるはずです。

共感するというのは、不思議なことなのですが、相手が「共感してもらえた!」と思われると、相手のダメージをやわらげるパワーがあるのです。

ここで注意したいのは、共感ではなく同情してしまうことです。

前進しようとしている人の感情を傷つけますし、みじめだと受け取る人もいるかもしれないからです。

「哀れに思う」とか、「かわいそうに・・・」と思うのは避けましょう。

 

相手を信じて応援する

2つ目は「応援」です。

私も意識しているのですが、身近な人には、特に、

・私はあなたを応援しています
・私はあなたの明るい未来を信じています
・私はあなたの味方です

というメッセージを送りたいと考えています。

それは、家族だけに限らず、クライアントさんはもちろん、プロジェクトチームのメンバーや習慣化のコミュニティーの方たちに伝えていきたいと考えています。

実際、「習慣化の学校」のみなさんに返信するコメントの最後は、「◯◯さん、応援しています!」と書いています。

コーチングを学んで、さまざまな方の心象風景を聞くと、誰でも心の奥底には、孤独や不安を抱えて生きているのだということを感じます(当然、私も感じています)。

ですから、誰かひとりでも自分のことを応援してくれる人がいるという事実は、安心感や心の平和を感じるためのよりどころになるのですよね。

私がはじめてマイコーチをつけたときも、この「家族や職場につながりがない人で、自分をまるごと応援してくれる存在」を手に入れたことに価値を感じたものです。

・・・とは言っても、おべっかやみせかけの賞賛をすすめているのとは違います。

目の前の人の悩みや課題を、少しでも前進させたり、軽くできるように生きていくのです。

これは、私が目指すスタイルの1つです。

なぜなら、あなたに向かって、「あなたのことを応援しています。」と言われたら嬉しいですよね・・・?

自分にそのような味方がいたら、心強いですよね・・・?

そのように自分を思ってくれる人のために、何かお手伝いをしてみようかな、と思う気持さえでてくるかもしれませんよね。

それは、相手も同じなのです。

ぜひ、あなたの大切な人に、

・私はあなたの味方です
・私はあなたを応援しています

と伝えてみてはいかがでしょうか?

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、「習慣化の学校」のライブセッションでした。

最近、入学された方とはじめてお会いする方、2回目にお会いして親しみを感じる方たち、習慣化の仲間たちと、さまざまなバックグラウンドの集まりは楽しいものです。

そして、盛り上がったのはエニアグラム。

人は、常に自分の人生を探求していくのですね。(^_^)

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

人生を変えるもっとも簡単な方法

「人生を変えるもっとも簡単な方法とは?」 この問いに関する答えを記事にしました。   「人生を変えるもっとも簡単な方法は何か?」 「人生を変えるもっとも簡単な方法は何か?」 いい問いですね。 …

ふり返りの習慣は「過去を確認する」ためではなく、「未来を変える」ためにあるもの。

「そんなことやっても、あまり意味がないのでは?」 私は「ふり返りの習慣」について、そのような想いを抱いていました。 しかし、今はまったく違ったとらえ方をしています。   スポンサーリンク & …

たった「10秒」の行動を続けるだけであなたの望む人生に近づける「10秒アクション」の威力とは?

  こんにちは、伊藤です。 昨日のエントリの続きです。 【本日のお勧め本】 本気で変わりたい人の 行動イノベーション — 本当の欲望に素直になれば、やる気が目覚める― poste …

あえて早起きのデメリットを考える。1つのテーマを賛成と反対から考える習慣。

  こんにちは、伊藤です。 昨日のエントリに引き続き、本日は 「デメリットの3条件」 をお伝えいたします。 【ご参考エントリ】 ディベートの手法に学ぶ!「メリット成立の3つの条件」とは? & …

目標設定の前にやっておきたい!「成功体験100」リストのすすめ。

年末になってきたせいか「目標設定」についての話題が多いですね。 目標設定はもちろんとても重要ですが、その前に自分の成功体験をまとめるワークをおこなうことがおすすめです。 先日、私も自分の成功体験を書き …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。