書く習慣

感情が安定している人になる方法

投稿日:2023/08/10


感情が安定している人と、感情が不安定な人には、圧倒的な差があります。
それは「言葉の量」です。




 

なぜ感情が安定しているのか

「伊藤さんって、いつも感情が安定していますよね?どうしてですか?」

ときおり、というよりわりにひんぱんにそう言っていただけることがあります。
ほめ言葉なのか、それとも「あなたはのん気でいいですよね」という形で高度にディスられているのか定かではありませんが。(笑)

以前は、「そういう性格なんだろうなー」と思っていたんです。
ただ、よく考えると、「いつもおだやか」的な感情でいるためには、ある習慣が影響していることに気づいたんです。
それが、私が感情を整えるために活用している習慣です。

さて、その習慣とは何でしょうか。
私の答えは「書く習慣」です。

書く習慣。
私にとっては、
・ブログ
メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」
10年日記
A4メモ書き
ジャーナリング
など、けっこう書いているんですよね。

以前は、そんなことありませんでした。
会社と家族と自分のことを考えることくらいだったので。

それが、複業やひとりビジネスのお客さまなど、考えることが増えてきたんです。
考えなければいけないことや、整理しなければならないことが増えてきた。

考えを整理するためには、書くしか無い。
そのため、書く量が自然に増えてきた感覚です。

結果、書く量が増えるとともに、感情の安定に磨きがかかったように感じているんです。

 


 

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ネガティブな感情は悪なのか

仕事や日常生活をしていると、イライラしたり、嫉妬したり、怒りがこみ上げてくることってありますよね。

私もよくあるんです。
そのことを「小さい人間だなー」とか「短期なのかな……」とか、自己否定をしていた時期があります。

ただ、それは悪いことではないんです。
むしろ、ネガティブな感情がゼロっていうのも、人としてちょっと不自然だからです。

ビジネス自己啓発系の本を読んでいると、よく「ネラティブなことを考えてはいけない」と書いてあります。
理屈はわかるんですが、「それは無理な話だよね」と思うんですよね。

感情は自然に反応してしまうもの。
コントロールできることではないんです。
ですから、無理やりコントロールすると、自分の感性を鈍らせてしまうんですよね。

自分が感じていることがわからなくなると、どうなるか。
好きなことや楽しいことにも不感症になります。
すると、「好きなことがわからない」という不自然な感性になってしまうんです。

それよりも大事なのは、ネガティブな感情を味わったあとです。
ネガティブな感情をそのまま吐き出してしまうと、まわりの人が離れていってしまいます。

マンガ『スラムダンク』で言えば、三井寿が不良グループに入って暴れまくっていた頃ですね。
ネガティブオーラの起点になってしまっている状態です。

要は、ネガティブを感じるのは自然で悪くないこと。
ただ、そのままストレートに表出させるだけしか方法がないと、状況が悪くなります。

『スラムダンク』なら、木暮くんが三井寿に「大人になれよ… 三井…!!」」みたいに止められてしまんです。

ですから、ポイントはネガティブな感情に、自分がどう対応していくか。
そのコントロールが重要なんです。

そのために重要な方法が、「書く習慣」なんですね。

 

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書くことが感情を整理する理由

では、なぜ書くことが感情の整理に効果的なんでしょうか。

それが
・言語化する効果
です。

ポイントは、書くときに感情を言葉にしようとすると、エネルギーが「感情→思考」にシフトするんですよね。

なぜなら、
「今の自分のイライラを表現するのに、うってつけの言葉って何だろう?」
という風に、書いていると、この自動思考になるからです。

そんなことを考えていると、イライラしていた怒りの感情から、フォーカスが少しズレていきます。
そのため、いくらか冷静になれるんですよね。

でも、怒りを表現する言葉が1つしかなかったらどうなるか。
どんなときも怒りの感情は100パーセントにならざるを得ません。

たとえば、私が怒りを表現するために「ヤバい!」しか言葉を持たなかったとしたら、どうでしょうか。

たとえば、
・石につまづいたとき
・誰かに批判されたとき
・自分の実力不足をなげくとき
に、すべて「ヤバい!」しか表現できません。

自分の怒りが70パーセントの怒りなのか、それとも30パーセントの怒りなのか、判断できないわけです。
絵画でいえば、真っ白のキャンバスか、真っ黒に塗りつぶした絵と同じ。
そこにグラデーションがないんです。

ネガティブな感情って、様々な感情の集合体です。
その種類は、代表的なもので7つあると言われています。

それが、
・怒り
・イライラ
・悲しみ
・恥
・不安/恐怖
・孤独
・罪
です。

これらが混じり合って1つの感情の色をつくっているんですよね。

そのグラデーションを見極めず、「ヤバい!」みたいに白と黒で判断することって困難なんです。

だからこそ、言葉にしてみることが有効です。

たとえば、「怒り」を感じたときに、
・あの人の態度に「激怒」している
なら、かなり強い怒りの感じがあります。

一方で
・あの人の態度に「気分を害された」
なら、「激怒」よりは、ダメージが浅い感じがあります。

これは、書くことで気づくんですよね。
そうして、適切な表現ができると、気持ちが落ち着くんです。
ネガティブな怒りの感情に居場所を与えたような感じで。

このような効果があるので、感情を整えるためには「書く習慣」を、ぜひおすすめしたいのです。
あなたが書く習慣を持っていなかったら、ぜひノートにあなたの感情を言葉にしてみることからスタートしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜はセミナー準備。
25日開催の「ビジネスブックBAR」を前倒しで進められました。(^^)


 


 

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