モチベーションの習慣

ゴールがつらいときはイメージを「平面」から「立体」に変えてみる

投稿日:2022/01/31


つらい「ゴール」やしんどい「目標」を設定すると続かなくなります。

そのようなときは、ゴールをマラソンのゴールテープではなく、棒高跳びのバーとしてとらえてみましょう。




 

「ゴール」や「目標」という言葉に抱いてたネガティブなイメージ

昨日は、あるコミュニティーでの朝活勉強会に参加。

1月ということもあり、テーマは「ゴール設定」でした。

私が好きなテーマです。

ブログでもコーチングセッションでも、つい「ゴール」という言葉を連発してしまいますね。。。

そのような私ですが、以前は「ゴール」や「目標」という言葉は苦手でした。

理由は、ゴールや目標というと苦しいイメージがあったからです。

私のような昭和生まれの運動部出身の男子は、もしかしたらおわかりいただけるかもしれません。

たとえば、小学生のときの愛読書(マンガ)は、野球の「キャプテン」や「プレイボール」。

このマンガから私が受け取ったメッセージは、

「努力と根性であきらめなければ、凡人でも奇跡を起こすことができる」

です。

弱小チームでも、朝から晩まで練習する。

常に野球のことを考える。

「モーレツ」に、野球に取り組む。

まさに、「学生生活を野球にすべて捧げる」という感覚です。

現代では流行りませんよね。(笑)

でも、そのような価値観が、私の中にたしかに根づいているわけです。

ですから、「努力」「がんばる」は、歯を食いしばるイメージ。

あまり楽しくはないですよね。

でも、ゴールや目標を実現するためには「代償」が必要なのです。

本「思考は現実化する」に、成功するためには何を「代償」として差し出すかを決めるとあります。

それを読んだとき、野球マンガの彼らは「いやあ、本当に代償を差し出していたよな」と思うわけです。

悪いわけではありません。

でも、「つらい」「苦しい」「しんどい」という感覚ですね。

そのようなイメージだったので、私は長い間、ゴールや目標に対して少しネガティブな印象を持っていたわけです。

ですから、ゴールを考える「習慣化」などは、苦手だったわけです。

 


 

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つらいゴールが実現しづらい理由

実際、私の場合は簿記や英語(TOEIC)の学習習慣がけっこうつらかったです。

自分がわからない分野に向き合わないといけないので。

ですから、この頃は早起きもできていませんでした。

今なら、早起きできなかった原因がよくわかります。

せっかく、朝早く起きたとしても、そのあとに「つらいこと」「しんどいこと」「苦手なこと」である勉強に向かわなければいけないからです。

早起きして、わざわざつらいことに向き合える人はタフですよね。

もちろん、それでできる人もいます。

でも、私にはできませんでした。

能力として早起きができなかったわけではなく、起きたときに「勉強しなきゃだめなのか、、、」とトーンダウンしてしまいます。

ですから、目が覚めても、頭の中で「べ、勉強を・・・や、やらなきゃ」というセルフトーク(ひとり言)がはじまります。

起きたときのセルフトークというのは危険なのです。

考えごとをしていると、たいてい二度寝するからです。

早起きが上手な人は、起きてからあまり考えません。

頭よりも行動して、体を動かすのです。

それが、起きてから楽しいことや好きなことであれば、体を動かしていけるわけです。

私が早起きが定着したのは、フルマラソンを目指すために朝ランすることでした。

朝ランは気持ち良かったですね。

結果、運動を継続することができて、初めてのフルマラソンも完走することができました。

早起きも定着して、運動習慣も定着したのです。

とても充実した時期でした。

これは、ひとえに、当時の私に最適なゴール設定だったからです。

何をゴールにするか。

それで決まってしまうのですね。

コーチングやコンサルティングでも、最初のテーマ設定がすべてだったりします。

 

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「ゴール」のイメージ変容は「平面的」から「立体的」へ

特に、ゴールへのイメージが変わったのは、コーチングを学んでからです。

コーチングでは、クライアントの方が目指すゴールを必ず決めます。

ゴールが必要というよりは、ゴールが必須なのです。

なぜでしょうか。

それは、コーチングでは「ゴールを活用するから」です。

ゴールを実現することが目的ではなく、ゴールを使うのでもなく、ゴールを「活用する」のです。

以前の私の「ゴール」のイメージは、マラソンのゴールテープでした。

スタートがあって、ゴールがある。

フルマラソンなら42.195キロを走って、ゴールテープを切ればクリア。

ゴール達成というわけです。

一方、今の私がイメージしている「ゴール」のイメージは、棒高跳びのバーです。

今の自分よりも高い場所にバーがある。

今の自分では、すぐにそのバーを飛ぶことはできません。

でも、そのバーを「飛び越えたい」と思って見上げている。

そのために、自分がそのバーを飛び越えることを目指すことを設定する。

そして、飛び越えるためにトレーニングを課していく。

日々のトレーニングによって、自分を成長させる。

最初は飛び越えられない。

でも、日々のルーティンで自分を磨いていくうちに、バーが少しずつ近づいてくる。

そうして、ある日「飛べた!」という日がやってくる。

ゴールを目指してがんばっていた日々が、自分を成長させてくれていたことに気づく。

今の私の「ゴール」は、そのようなイメージなのです。

つまり、

(1)マラソンのゴールテープは平面的

(2)棒高跳びのバーは立体的

というイメージに変わりました。

そのイメージ変容が大きかったのですね。

それ以来「ゴール」設定が好きになり、今も大事にしています。

以上が、私が「ゴールはつらいものではなくて、自分を成長させるために活用するツール」としてとらえ方が変わった感覚です。

さて、あなたにとって「ゴール」は、どのようなイメージでしょうか。

ぜひ一度、考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝7時30分から、あるコミュニティーの勉強会に参加。

10時から12時すぎまで、コーチングセッションを3件。

午後は家族で外出。

街の散策を楽しみました。(^^)


 


 

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