気づきの習慣

目的と目標の違いとは、「あり方」と「狙いどころ」。

投稿日:2019/08/07





「目的」と「目標」。

似ているようでいて、違うものですね。

その2つの違いを、「あり方」と「狙いどころ」という意味合いから考えてみました。

 

「目的」と「目標」の違い

このブログでは「目的」と「目標」の違いについて、何度も書いています。

よく書いているのは、

・目的:何のために、なぜやるのか、という行動の理由

・目標:いつまでに、何を、どうするのか、という目的を達成するための手法や手順

です。

両者の違いの1つに、

・目的は数字が入っていなくてもOK

・目標は数字が入っていることが重要

というものもあると思っています。

目標達成には何よりも行動が重要。

ということは、行動した結果として目標がクリアできたかできなかったのか。

その基準を明確にするための数字が大事になってくるからです。

その意味でいうと、「目標達成」という言葉があるように、達成したらその目標はいったん終了となります。

私がよくやってしまうのはダイエットのリバウンド。

目標達成型のダイエットというのは、たとえば私の今の目標である「6キロやせる」という目標を達成するとそこで終わってしまうのです。

そのため、達成すると達成感はあるものの、どこか気持が切れたような感じがあるんですね。

それで「よーし、ダイエット終わったー!」となって、食べてしまう。

そうして、少しずつ体重が戻ります。

ある日気づくと「あれ、、、またダイエットしないとだめだ」となってしまうんですよね。(^_^;)

このように、目標達成はわかりやすくていいのですが、副作用もあるんです。

では、どのように考えていけばいいのでしょうか。

 


 

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目的は「あり方」であり、目標は「狙いどころ」

先日、私が学んだのは、「目的と目標の違い」を考えるときに、

・目的=あり方

・目標=狙いどころ

という切り口で考えることです。

先述のように、私の「6キロやせる」という目標があるとします。

これが、

・目標=狙いどころ

です。

そのときに「なぜ、6キロやせるのか?」を確認することが重要なんですね。

こちらが、

・目的=あり方

を考えることにつながります。

ですから、目的を考えるときは自分の未来のイメージをどれくらい想像できているかがポイントになるんですね。

私であれば、

・6キロやせた自分は、どんな景色を見ているだろうか(視覚)。

・6キロやせた自分は、周囲の人からどんな声をかけられているだろうか(聴覚)。

・6キロやせた自分は、どんな感情を味わっているだろうか(体感覚)。

という未来像をイメージするわけです。

すると、

・6キロやせた自分は、トライアスロンのウエアがすっきりと着られている(視覚)

・6キロやせた自分は、トライアスロンのウエアを着たときに妻から「ひきしまってますね!」とうれしいフィードバックをもらっている(聴覚)

・6キロやせた自分は、スイムやランなどのトライアスロンのトレーニングを快適にできている(体感覚)

という感じに、具体的になっていくわけです。

そのような自分がイメージできれば、良い感情が高まってくるんですね。

こうした自分をイメージすることは、

・目的=あり方

につながります。

ですから、6キロやせたからといって終わりではなく、その状態をキープする必要が出てくるわけです。

そのため、

・目標=狙いどころ

に到達したあとでも、目指す方向性がブレないのですね。

 


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視覚・聴覚・体感覚から未来をイメージする

このように、はっきりした未来像を描けると、

・目標=狙いどころ

が明確になります。

未来像を描くためには、

・視覚

・聴覚

・体感覚

の3つからイメージしてみるとやりやすいでしょう。

そうして未来をイメージすると目標に主体性が生まれ、やることがはっきりしていくわけです。

未来像がイメージできていないと、

・目標=狙いどころ

も設定できないのですね。

夢実現や目標達成を考えると、つい

・目標=狙いどころ

に焦点をあてがちですが、

・目的=あり方

があってこその目標なんです。

行動が大事なので、やることばかり考えてしまうのですが、私たちが本当に得たいものは、

・目的=あり方

のはずです。

私たちが、

・目的=あり方

・目標=狙いどころ

を明確に持つことができれば「やること」が明確になることはもちろん、「やらないこと」も明らかになります。

6キロやせたいなら、ラーメンの大盛りを頼まないようになるわけですね。

成長する人は、1年後、3年後、5年後など、未来のイメージを描いているものです。

そのイメージで重要なのは「目標」ではなく、

・目的=あり方

なんですね。

ぜひ、行動としての「目標」ばかりではなく、

「3年後、自分はどんな状態になっていたいのか?」

という未来の状態を描いてみましょう。

その際は、

・視覚

・聴覚

・体感覚

からイメージしていただけると、よりリアリティが増すはずです。

ぜひトライしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、ランとスイムのトレーニング。

夜でも、走るとやはり汗びっしょりです。

でも、そのあとにプールに入れると、すごくいいクールダウンになるんですよね。(^_^)


 

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