書く習慣

日記は「習慣化のエッセンスが詰まっている」と考える3つの理由

投稿日:2023/11/29


日記を書き続ける行為には、継続のための「深み」のようなものがあると感じています。
その理由を記事にまとめてみました。




 

日記を書いてもうすぐ丸2年

日記を書く習慣。
私は10年日記を書いています。

昨年の1月に始めました。
まもなく丸2年を迎えます。

その日の日記を書くときに、1年前の日記を読み返します。
すると、おもしろいことに気づきます。

たとえば、
・なぜか同じ日に息子が帰省する
・1年前と同じ時期に体調が悪くなっている
・たまたま同じ日に同じ方とコーチングセッションをしている
など。

不思議なこともあれば、自分のバイオリズムのようなことを感じたりします。
それが興味深いんですよね。
連用日記にハマる人の気持ちがわかりました。

そのため、お客さまや友人たちにもおすすめしています。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





日記は「習慣化のエッセンスが詰まっている」と考える3つの理由

ここ最近で感じているのは、
・日記を書く習慣は、習慣化のエッセンスが詰まっている
ということです。

その理由を3つあげてみました。

 

1:有言実行の自分をつくれるから

1つ目の理由は、
・有言実行の自分をつくれるから
です。

有言実行の自分。
これは習慣化でとても重要ですね。

なぜなら、誰も見ていなくても、日記を書くからです。

1日に、ほんの2〜3行の日記を書く。
時間は3分くらいです。
それでも、ときには「スルーしちゃおうかな」という気分にもなるんです。

でも、そこで「いやいや、自分で決めたんだから」と書く。
翌日になったとしても、日記を書く。
うっかり忘れていても、思い出して日記を書く。

こうして1年365日分。
まもなく、730日分。
少なくとも「自分との約束を守った」という記録が残っています。

習慣化は、シンプルに言えば、
・自分で決めたルール通りに行動すること
ですよね。

それは、
・短期的
・単発的
・雰囲気
でやるのではありません。

・中長期的
・継続的
・規律
で取り組むものです。

これこそ、日記を書く習慣そのものなんですよね。

1日だけ日記を書くことは、誰にでもできます。
ただ、10年日記を書き続けている人は、それほど多くはない印象です。

有言実行の自分をつくるのは、実に難易度が高いことなんですよね。
日記を書くことを、その筋力を鍛えてくれます。

 

2:即効性がないことを続ける自分をつくれるから

2つ目の理由は、
・即効性がないことを続ける自分をつくれるから
です。

習慣と相性が良くない要素があります。

それは、
・即効性
です。

私たちは、実行したら、すぐに結果が欲しい生き物です。
何かをしたら、何かがすぐに返ってくる。

そんな刺激が大好きなんです。
ですから、電車の中でスマホゲームに熱中する人が増えるんですね。
即効性があります

一方、日記を1日だけ日記を書いたからといって、翌日に人生が変わるわけではありません。
むしろ、世界は何も変わっていません。

「このまま日記を書き続けても、何も変わらないんじゃないか?」
「日記を書く時間を、ほかの活動に変えたほうがいいんじゃないか?」

そんな問いが浮かんできます。
それでも、貴重な時間を日記を書くことに費やす。

そのうちに、「日記を書いていて良かった!」と効果を感じることもあるんです。
ただ、そこまで耐えられるかどうか。

そこで、即効性を見るのではなく、遅効性の将来を見られる人が習慣を継続できる人です。

日記は、間違いなく遅効性の習慣。
連用日記なんて2年続けてきて、ようやく面白さがわかってきたところです。(笑)

 

3:ほかの人からの評価を手放す自分をつくれるから

3つ目は
・ほかの人からの評価を手放す自分をつくれるから
です。

日記を書いているからといって、誰かに評価されることはありません。
日記を書かなくても、誰にも怒られません。
(「なんでブログを書かないのか?」と問われることはあるかもしれませんが)

それでも、日記を書くわけです。
淡々と。

私たちは、生きているだけで何かしらの評価にさらされています。
ですから、ほかの人からの依頼に応えます。

すると、
・やるべきこと
・やらなければならないこと
が増えていきます。

それらに対応しているだけで、日々は過ぎていきます。
ある程度の達成感も味わえます。

もちろん、悪いことではありません。
ただし、何も考えずに、ずっと誰かの要求に応え続けていたら、どうなるのでしょうか。

実現するのは、依頼してきたほかの誰かの目標です。
私たち自身の目標は、叶わないかもしれないのです。

仮に、1日に200通ほど、会社のメールを高速で返信する。
だからといって、私たちの目標は実現されないよな、と思うわけです。

じゃあ、何をすればいいのか。
自分は、どんな価値観を追求したいのか。

日記を書いていると、そんなことを考えるんですね。
毎日ではなくとも、自分の価値観と向き合えるんです。

自分は、何が好きなのか。
自分は、何が嫌いなのか。

なぜ、そのできごとに意義を感じるのか。
なぜ、そのできごとに不快になるのか。

そんなことを考えるきっかけにもなるんです。
そのためには、日々の活動の中から抽象化していくことが大事になってきますから。

 

■スポンサーリンク




日記の中には「自分の真実」がある

以上が、
・日記を書く習慣には習慣化のエッセンスが詰まっている
と考える3つの理由です。

日記ぶは、どんでん返しのドラマを書くことは(まず)ありません。
ありきたりの何も起きない日常を書きつづるだけです。

「おもしろみがない」
そう言われたら、「そうですよね」と言うしかないです。(笑)

ただ、自分が書いた日記の中には、「自分の真実」があります。
自分が行動したことですから、これ以上の「本当のこと」は無いわけです。

ですから、私たちが
・やりたいこと
・好きなこと
・価値観
のような「見えないけれど大切なもの」に気づくことができるんです。

そのような大切なものを見つけるためにも、
1:有言実行の自分をつくる
2:即効性がないことを続ける
3:ほかの人からの評価を手放す
という要素が必要だと考えています。

その意味で、日記は「習慣筋力」を鍛えるために、うってつけのツールなのです。
あなたも、ぜひ日記を書く習慣を手に入れてみませんか?

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜は「良習慣塾」のセミナー準備でした。
前倒しで進んでいます。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-書く習慣

執筆者:

関連記事

メモする習慣、ありますか?メモは思考整理、キーワードの価値判断、タスクリスト等になる重要な投資。

あなたは会話や対話などをメモをするタイプでしょうか? 会話や対話は、空気中に吸い込まれてなくなってしまうことが多いので、メモをする習慣をおすすめしています。   スポンサーリンク &nbsp …

感情が安定している人になる方法

感情が安定している人と、感情が不安定な人には、圧倒的な差があります。 それは「言葉の量」です。   なぜ感情が安定しているのか 「伊藤さんって、いつも感情が安定していますよね?どうしてですか …

内省の習慣、ゆっくり書くか?速く書くか?

内省にも、読書の「精読」と「速読」の違いのように、 ・「スロージャーナリング」 ・「スピードジャーナリング」 があります。   内省と「セルフナレッジ」の関係 内省の習慣。 人生をより良くし …

目標設定に欠かせない。表現表現の3つのポイントと2つの習慣。

新年度に入って、目標をたてている方もいらっしゃると思います。 そこで、私が考える「目標設定の文章はどのように書けば良いのか?」と、目標設定後の大事な習慣について記事にしました。   スポンサ …

イラッときたときの対処法。ネガティブな感情をためこまずに、ストレートに吐き出す。

イラッとした際、どのように対処していますか? ネガティブな感情には、自分なりの対処法を持っておくことをおすすめします。   スポンサーリンク   責任を押しつけてきた人にイラッとし …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。