思考の習慣

「自責めマグネット」を手放し、「自褒めマグネット」を手に入れよう

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普段のあなたは、何について考えているでしょうか。

・自分を責める思考か?
・自分を褒める思考か?
どちらを考えているかによって、今と未来が大きく変わります。




 

「自分の短所探しの専門家(私)」は「自責め」をしていた

10年前の私は、普段何を考えていたのか。

私は、率直に言って、
・自分の短所探しの専門家
でした。

たとえば、会社で、
・メールの誤字脱字を発見した
・見積書の日付を間違えた
・社内の仕様書に記載漏れがあった
といったミスをしていました。

これは、私だけに限ったミスでは無いはずです。

もしかしたら、あなたも経験があるかもしれません。
それに「そんなに大したことないじゃないか」と思われるかもしれません。

でも、私の受け取り方は違います。

なぜなら、
・自分の短所探しの専門家
だったからです。

ですから、
・だから自分はだめなんだ
・そういえば昔からミスばかりだった
・学校の成績も平凡
・小さい時から何もいいところが無いなぁ……
と。

会社の仕事のケアレスミスから、そんなことを考えていたんですね。
かなりの「自責(じぜ)め(=自分を責める)」です。

つまり、私は、
・自分の短所探し
について考えていたんですね。

私の周りで起こるできごとを、
・自分の短所に結びつけていた
のです。

まるで「自責めマグネット」のように。
誰にも、何も言われていないのに、自らすすんで自分の短所を拾っていたわけですから……。

 


 

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「自分の長所探しの専門家」は「自褒め」をしていた

一方で、10年前の私とはまったく考え方が違う人たちがいます。

会社の外に出ていくようになって、新しい世界を知ったんですね。
「この人はすごいな」と感じる人たちは、自分の短所なんて探していませんでした。

では、何を探していたのかといえば、彼らは、
・自分の長所
・うまくいっていること
・達成しようとしているゴール
について考えていたんです。

ビジネスのこともあれば、ブログのこともあれば、ウルトラマラソンやトライアスロンのこともありました。

そういったゴールを実現するために、
・自分の長所探しの専門家
だったんです。

ですから、「自責め」をしていませんでした。

彼らが代わりにやっていたことがあったんです。

それは何かというと、
・「自褒(じぼ)め」
です。

彼らは、
・今日もブログを書けた(時間が無い中で、自分はすごいな!)
・今日もランニングできた(面倒くさがる自分に勝利した!)
・今日も家族と笑顔ですごせた(大切な人と時間をすごせる自分は幸せだ!)
と自分を褒めるように考えていたんです。

そのようにして、日々のできごとを、自分を褒めるように結びつけていたんです。
以前の私とは正反対ですよね。

もちろん、やりすぎると嫌味な人になりかねませんが(笑)、自分を適切に褒めれば自己肯定感が育つのは間違いないでしょう。
何より、自分の長所に目を向ける癖がつくのは、すばらしい思考のクセです。

 

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日常に「自褒めマグネット」を発生させる

専門家は、専門分野のことをいつも考えています。
自分の身のまわりで起きたできごとを、専門分野に結びつけて考えているんです。
そのため、専門分野について詳しくなるわけです。

これは、お笑い芸人さんのスキルと同じです。

お笑い芸人さんは、私たちとまったく違う現実があるから、おもしろいネタがあふれているのでしょうか。
違いますよね。

普通のできごとをキャッチして、「おもしろさ」に結びつけるスキルが高いんです。
専門家ですから。

私たちも同じです。

10年前の私のように、
・自分の短所探しの専門家
として、自分の欠点を考え続けると未来はどうなるでしょうか。

「なぜ自分はだめなんだろう?」と考えれば、自分がだめな理由が出てきます。
それでますます「自分の欠点探しの専門家」の知識に磨きがかかってしまうんです。

それは避けたいですよね。

一方、
・自分の長所探しの専門家
として、自分の利点を考え続けるとどうなるでしょうか。

自己肯定感が安定するはずです。

両者が歩む未来は、時間の経過とともに大きく変わっていきます。

あなたはどちらの世界を歩みたいでしょうか。
もちろん、後者ですよね(きっと)。

では、私たちが後者の道を歩んでいくためにはどうすればいいのでしょうか。
具体的なやり方があります。

それは、
・起きたできごとを、あなたの価値観と結びつける習慣を身につける
ということです。

表現がちょっと難しくなったかもしれません。
でも、メカニズムはシンプルです。

たとえば、あなたが「学び」が好きだったとします。
そうすれば、先のばししてしまったときも、
・「考えすぎたのは慎重すぎたからだな」と捉えて、「これも学びとして、次はスピード感を持って動こう。」
と考えられます。

・興味と違った本やセミナーだったとしても、「自分は同じミスをしないように学べたな。また成長できた」と捉える
という感じです。

あなたのまわりのできごとを、多少は無理やりでもいいので、あなたの価値観や長所と結びつけてしまうのです。

これが、「自褒めマグネット」です。

これができるようになると、あなたの見える世界が変わるはずです。
まるでサングラスの色を変えたかのように。

ですから、ぜひ、今日か明日、1日で起こるできごとを、
・あなたが大切にしたい価値観
・あなたが味わいたい感情
に結びつけて、自褒めしてみましょう。

1日最低1つ、できれば3〜5つ、見つけてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」セミナーの準備でした。

開催の3日前にスライド完了とはいきませんでしたが、70パーセントくらい完成しました。(^^)


 


 

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