時間の習慣

時間の使い方に悩むあなたに質問。時間簿をとる習慣はありますか?

投稿日:2021/02/22


“時間に関して重要なことは、記録することである”

ドラッカー氏の著書にある言葉です。

まさに同感で、時間の使い方に悩む人にぜひおすすめしたいのは「時間簿」をとる習慣です。




 

時間の悩みは「時間簿」からスタートする

昨日は、朝7時30分から「早起き完全マスタープログラム」のセミナーを開催しました。

テーマは「高密度仕事術(R)」の後半パート。

メインの内容は「時間簿」です。

「時間簿」とは何か。

シンプルに言えば「自分の行動ログ」ですね。

たとえば、13時から14時の間はどのようなタスクにとり組んでいたのか。

それを記録しておくことです。

そのようにして、自分の時間の使い方の現状を知るわけです。

 

「時間簿」は家計簿のように

コーチングでクライアントから持ち込まれるテーマでも「時間の使い方をもっと上達させたいです」というものがあります。

そのようなとき、私がおすすめするのは「時間簿」をとること。

ただ、そういうとたいてい「面倒くさそうだな・・・」というリアクションをされます。(笑)

ただ、時間の使い方をより良くするためには「時間簿」をとることからスタートしなければ、本当の意味での改善はできません。

お金の話に置き換えてみるとよくわかるはずです。

たとえば、あなたが会計士や税理士で、お客さまから「お金の無駄づかいをやめたい」という悩みがあったとしますよね。

そのようなとき、クライアントに何をリクエストするでしょうか?

「まず、何にお金を使っているのか家計簿をつけてみましょう」と言われるはずです。

現状を記録しなければ、改善ポイントを見つけることもできないからです。

これと同じように、時間の使い方を改善したいときは「時間簿」による現状把握が重要なのです。

実際、私が「この人は時間の使い方が上手だな」と感じる人は、この「時間簿」を習慣化されている方が多いです。

 


 

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成果の差は、時間の使い方の差

シンプルにいいましょう。

私たちの成果の差は、時間の使い方の差にあります。

うまくいっている人は、うまくいく時間の使い方をしています。

うまくいかない人は、うまくいかない時間の使い方をしているのです。

あなたが望む成果をあげているときは、いい時間の使い方をしています。

あなたが「おかしいな、こんなはずじゃなかったのに、、、」と感じたときは、結果につながる時間の使い方をしていないときなのですね。

でも、時間は目に見えません。

だから扱いづらいのです。

それを分析するために、「時間簿」が味方になってくれます。

時間は長さよりも質を追求。理想の状態につながる時間の使い方をしているか。 | 【良習慣の力!】ブログ

 

[理想の1日]ー[現実の1日]=[計画すること+行動すること]

目標があり、現実がある。

そこには埋めたい空白があります。

たとえば「未来にフルマラソンを完走したい。でも、現状はハーフマラソンを完走した状態」なら、21.0975kmのギャップがあるわけです。

では、そのギャップをうめるために何をすればいいのか。

その空白を埋めるものこそ、あなたの計画であり、実行したことです。

式で表してみると、

・[理想の1日]ー[現実の1日]=[計画すること+行動すること]

なのです。

理想の1日のつくり方。今日という1日はあなたの人生の縮図である | 【良習慣の力!】ブログ

 

「いつかいつかと思うなら、今」

“いつかいつかと思うなら、今”

という言葉があります。

計画ばかりしている人は、「明日からやろう」「今やっていることが終わったらやろう」といって行動をしていません。

口グセは「いつか」だったりします。

「いま」や「今日」を大事にしていないのです。

「未来のどこか」でやるつもり。

ただ、その「いつか」は残念ながらやってきません。

必要なのは「いつか」を禁句にすること。

その代わりに「日づけ」や「予定」に変えること。

それが「いつか」を減らす秘けつです。

「いつかやろう」病から抜け出すために。自分で「いつ」を宣言して「いつか」を手放そう。 | 【良習慣の力!】ブログ

 

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「1日をマネジメントできなければ、人生をマネジメントすることはできない」

今日という1日の時間の使い方が、私たちの人生を表現しています。

私の持論で、

“1日をマネジメントできなければ、人生をマネジメントすることはできない”

というものがあります。

時間をマネジメントする最小単位を1日24時間でとらえてみる。

それをできる限り理想に近づける。

改善し続けていくのです。

もしもそれができないとしたら。

自分で決めたことをやらずに、ほかの人の意図に流されてしまうとしたら。

1日を計画する前に、1日を始めてしまったら。

もっと長い時間軸である人生をマネジメントすることはできません。

人生をマネジメントするためのトレーニングとしても、1日の「時間簿」が有効なツールになってくるのです。

 

「理想の状態」で重要なのは「感情」

「理想の状態」というと、たいていの場合「何を持っているか?」という発想になりがちです。

・タワーマンションに住みたい

・高級自動車に乗りたい

・こんな年収を実現したい

という風に。

もちろん、これが悪いわけではありません。

ただ、忘れたくないのは「理想の状態」で重要なのは「何をしているか?」であり、そこから得られる「感情」が欲しいのです。

あなたが「理想の状態」を感じるときは、ハワイの別荘から見える夜景ではありません。

ハワイの別荘にいられる時間的な自由や大切な人と一緒にすごせる幸福感が欲しいのです。

ですから、「どのような時間の使い方をしているときに、私は充実感を味わうのだろうか?」を知ることが幸福につながる道。

そのルートを知るためにも、「時間簿」が大事になってくるのです。

ゴールへの「障害になる3つの感情」と「加速する3つの感情」を習慣化に活かす | 【良習慣の力!】ブログ

 

現在地を明確にするための「時間簿」

たとえば、年収が10億円あって自由になったとして、

・毎日夜ふかしをして

・ジャンクフードを食べ続けて

・ずっとスマホをいじっている生活

をすごせるとします。

それは理想ではありませんよね(きっと)。

ずっとその生活を続けていて「幸せだな」「豊かだな」という感情にはならないはずですから。

それよりも、

・好きなことに熱中する

・やりたいことに没頭して時間を忘れる

・好きな人たちと笑いながら時間をすごせる

という生活のほうが理想的な時間の使い方のはず。

少なくとも、私はそう考えています。

そのような理想の1日をつくるためにも、まずは現状把握。

どれほど優秀なルート検索アプリがあったとしても、現在地が明確にならなければルートを探すことはできません。

その現在地を明確にすること。

それが「時間簿」をとる習慣なのです。

期間限定で1週間でいいので、まずはあなたの現在の時間の使い方を知ること。

そこから傾向と対策が見えてくるはずです。

まずは30分単位でいいので、ぜひ「時間簿」をとってみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時すぎからコーチングセッション。

クライアントの方のプログラム開発を一緒に体感できるのはコーチとしてうれしいことですね。

その後7時30分から「早起き完全マスタープログラム」でセミナー。

受講メンバーの質疑応答が熱く、セミナー終了後に1時間もQ&Aタイムをやってしまいました。(笑)

夕方は家族で食事に。

帰宅後、息子とZoomで家族会議ができました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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