好きな異性の隠れた1面を見たとき、そのギャップでファンになることがありますよね。
これは、
・その対象について知っていることが増えると好きになる
という原理が隠れています。
この原理に、私たちがやりたいことや天職を見つけるヒントがあります。
人は自分が知らないことは遠ざけたくなる
「コーチングを受けてみませんか?」
私がルーキーコーチの時期。
「100人コーチング」という修行をしていたときに、よく発していた言葉です。
友人や知人の方を思い切ってお誘いしていたんですね。
コーチングのスキルアップと経験値アップを兼ねて。
ただ、たいていの方から「・・・コーチング??」というリアクションをされました。
それはそうですよね。
私が「100人コーチング」をやっていたのは2015年頃。
今よりもずっとコーチングがマイナーな時代です。
ですから、知らない人のほうが多い。
それなのに、いきなり「コーチングを受けてみませんか?」と言ってたんですね。
けっこう無謀な試みです。
「いいですね!コーチング、ぜひお願いします!」という答えをもらったことはほとんどありません。
それよりも「コーチングって何ですか?」というように確認されたり、あやしいと思われたりしていました(笑)。
ここからわかるのは、
・人は自分が知らないことは遠ざけたくなる
という心理です。
ですから、相手の方がコーチングを知らなければ、コーチングを受けたいとは思わないわけです。
セミナーもそうですよね。
ほとんどの方はビジネスセミナーを受けずに、生活しています。
ですから、「セミナーを受ける」と言うと「何かあやしい」とか「宗教?」みたいなリアクションになるんですね(本当にそういうものも一部、あるみたいですが……)。
この
・人は自分が知らないことは遠ざけたくなる
心理。
じつは、あなたが夢中になることを遠ざけている可能性があるんです。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
人は自分がわかることはやってみたくなる
「やりたいことがなくて困っている」
そう言われる方も少し話を聞いてみると、
・好きなこと
・やってみたいと思っていること
はあるんですよね。
でも、「やってみたいことはあるけど、心が躍るような感じはしないんです」という感じです。
あとは「何かこれじゃないというか、違う気がするんです」というのも多いですね。
「自分らしくない」とかも。
そういって、それ以上のめり込むことを遠ざけてしまいます。
でも、それは、
・人は自分が知らないことは遠ざけたくなる
という心理に負けているのかもしれません。
私たちは、自分が知らないことに情熱を燃やすことはできません(あるとしたら、相当なレアケースです)。
それよりも多いのは、
・調べているうちに、だんだん興味が湧いてきた
です。
たとえば、私は「いつか本を書いてみたい」と夢を見ていました。
とはいえ、なんとなく思っていただけです。
なぜなら「本を書く」という行為をしらなかったからです。
それに対して、特別な行動を起こしたことはありませんでした。
近づきようがありません。
ちょっとした変化は、大学で文学部の授業を受けたときです。
経済学部なのに、週に1回、わざわざ違うキャンパスの文学部に通っていたんですね。
文章に興味を持っていたということです。
社会人になって、メルマガを始めたり、ブログを始めました。
でも、見事に挫折。。。
そのときも、ブログのことを調べたり、アウトプットのやり方を学びました。
書評ばかり書いていたんですが、その記事には「私自身」のことはほとんど書いてありません。
それは、おもしろくないですよね。
数年後、またブログを書くきっかけを得ました。
そこから、文章の書き方やブログ記事の構成法などを学びました。
いつしか、自分でブログセミナーを開催するまでになりました。
そこから5年後、本を書く機会に恵まれたんですね。
すると、さらに文章をうまく書けるようになりたいと感じたり、本を書きたいという気持ちが高まってきたのです。
また、近年は出版業界のことも調べたり、ご挨拶できる編集者さんが増えたり、業界の慣習なども少しずつ学んできました。
するとどうなるか。
ますます、文章を書きたくなるんですね。
調べれば調べるほど。
学べば学ぶほど。
もっとやりたくなるんです。
つまり、
・人は自分が知っていることはやりたくなる
のです。
これは、
・人は自分が知らないことは遠ざけたくなる
と正反対ですよね。
■スポンサーリンク
「知らない」というネガティブ感情が減ると、「やってみたい」というポジティブ感情が増える
人は自分がわかることはやってみたくなる。
これは、私たちの「やりたいこと」も同じです。
わかることや知っていることが増えると、いいやり方をストックするようになります。
「こうしてみたら、おもしろくなるかも!」
「これは我ながらいい気づきだったな!」
ブログを毎日書いていると、そう思うことがあります。
うまくいくストックが増えれば、知らないことが減ります。
「知らない」というネガティブ感情が減れば、「やってみたい」というポジティブ感情が増えます。
すると、興味が出てきて、おもしろくなって、やめられなくなるわけですね。
もしかしたら、今のあなたが興味を持っていることも、5パーセントくらいの興味かもしれません。
意識しなければ、日常に流れていってしまうくらいの小さな興味。
でも、そこで「違う気がする」とか「自分らしくない」と捨ててしまうのはもったいないです。
それは、
・人は自分が知らないことは遠ざけたくなる
という状態になっているだけかもしれないからです。
私も、ブログやメルマガは挫折しました。
「何か違う」気がしたのかもしれません。
でも、その違和感は、ブログに対してではなく、書評記事だけを書き続けることだったのだと、今ならわかります。
もっとうまく書ける書評家はたくさんいますし、そもそも私は書評家になりたかったのではなかったんですよね。
気づくまで時間がかかりました。
時間を無駄にしたようにも思います。
でも、そのあと再びブログに取り組んでみて間もなく3300記事ですから、よかったんですよね。
間違いなく情熱は育っていますので。
ブログを続けることをいつも考えています。
おもしろい記事を書く方法を模索しています。
ですから、学び、調べます。
すると、知識が増えるので、
・人は自分が知っていることはやりたくなる
のです。
次の知識が、次の行動を生んでくれているんですよね。
たとえば、野球ファンの方が好きな球団を応援していくうちに、調べていく中で、ファン度が次第に高まっていくのと同じです。
または、得意な教科を勉強すればするほど、知識が増えてテストの点数がアップするので好きになりますよね。
さらに、私たちは好きな人を知れば知るほど、好きになっていく。
これと同じ原理なんです。
ぜひ、覚えておきましょう。
さて、もしかしたらあなたも、以前の私と同じように、
・人は自分が知らないことは遠ざけたくなる
に陥っていないでしょうか。
そこから、
・人は自分が知っていることはやりたくなる
になるまでには、その対象に対して学びや調べることが必要です。
卵がかえるまでに、時間と熱が必要なように。
種が芽を出すまでに、時間と水が必要なように。
その熱や水が、言ってみれば私たちの知識や情報なのですね。
ですから、私たちの情熱や興味関心を育てるためには、その対象に対して知識や情報が必要です。
そのためには、学んだり、調べることが欠かせないのです。
少しでも興味があるものや分野があれば、知識や情報を増やしてみましょう。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
夜は「習慣化オンラインサロン」の
・「絆チーム」ミーティング
・スタッフ定例ミーティング
・「絆チーム」タスク実行タイム
でした。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。