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「足りない」という考え方を手放そう!「ないもの以外、全部ある」という思考習慣の勧め。

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あなたには、「欠けているもの」とか、「足りないもの」がありますか?

私たちは、なぜ、「不足している」と考えてしまうのか。

その対策について考えてみました。

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視力検査で気づいた「ない」ものへフォーカスするクセ

先日、コンタクトレンズを購入するために、3ヶ月に1度の検眼にいってきました。

あなたも、視力検査するときに見る、欠けた円の図形はご存じですよね?

視力検査をするたびに思うのですが、あの検査は、「線がある」部分ではなく、「円が欠けている」部分に注目します。

あれは、無意識のうちに「ないもの」「欠けているもの」に注目してしまうクセを利用しているのですよね。

これは、人を見るときも同じです。

意識していないと、人は、相手の短所に目がいってしまうのです。

そのため、私は、「自分の短所をなくすこと」が、頑張ることだと思っていました。

両親にも、学校の先生にも、そのように教えられたし、実際に短所を直すとほめられたように思います。

かつて、私も、自分の子どもたちに、そのように短所を直す育て方をしていました。

 

「ない」と思えば何もできないが、「ある」と思えば何とかしようとする

でも、最近は考え方を変えました。

ひと言で言えば、「ないもの以外、全部ある」というように意識しています。

「ないもの以外、全部ある」は、私の取得している行動習慣ナビゲーターの教えにある言葉です。

たとえば、料理をするときは、冷蔵庫を開けますよね。

冷蔵庫の中には、限られた食材しかなかったとします。

私が冷蔵庫の中のものでは食材が少なくて料理をつくれないと考えます。

しかし、私の妻は違います。

冷蔵庫にあるものだけで、1食分くらいの料理をサッとつくれてしまいます。

その料理は、正式な料理名がなくても、美味しかったりするものなのですよね。

「ない」と思えば何もできませんが、「ある」と思えば、何とかなることもあるというわけです。

つまり、「ないもの以外、全部ある」と思えるかどうかによって、成果が変わってくるのですね。

 

「ないもの以外、全部ある」と考えてみよう

親も同じことなのです。

育てる人親の考え方次第で、子どもの結果は変わります。

短所を見つける親だったら、子どもも自分の短所に焦点をあてるようになるでしょう。

つまり、短所を持つ子どもがいるのではなく、短所に焦点をあてる親がいるだけなのです。

短所ではなく、無理やりにでも長所に目を向ける親でありたいもの。

親が子どもを育てるのは当たり前のことですが、親もまた、子どもに育てられているのです。

妻ともよく話すのですが、子どもが生まれたから親になるのではなく、子どもを育てているうちに本当の親になっていくのですよね。

子どもがいるだけで親になったとは言えません。

子どもを育てるプロセスで多くのことを吸収して、はじめて親になれるのではないでしょうか。

その意味で、親は、子どもの短所ではなく、長所に焦点をあてる思考習慣をお勧めいたします。

あなたは、自分のお子さんに「ないもの以外、全部ある」と思えますか?

 

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【編集後記】

「ないもの以外、全部ある」と思えるかどうか、というのは、子どもだけに当てはまるものではありませんよね。

上司や部下にも当てはまりますし、妻やご主人にも当てはまるでしょう。

さらに、自分にとっての時間やお金へのとらえ方としても同じです。

「ないもの以外、全部ある」というフレーム、つい忘れがちなのですよね。(^_^;)

すべてのリソースは、あなたの中にあります。

 

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