こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
過去2記事にわたって書いてきたトライアスロン完走記。
遊水地ふれあいトライアスロン(第32回)完走記:スイムパート | 【良習慣の力!】ブログ
渡良瀬遊水地トライアスロン2025完走記:バイクパート | 【良習慣の力!】ブログ
今回が最後の記事です。
暑さを防ぎながらのラン
最後のパートはラン。
『第32回 遊水地ふれあいトライアスロン 群馬大会』のランは、10キロです。
トラップはありません。
10キロは、2.5キロをI字型に4周する形です。
2.5キロは1.25キロの往復。
両端に給水所があります。
これが、助かりました。
トライアスロンのラン。
泳いで、バイクを漕いできているので、暑いんですよね。
そこから、さらに10キロ走るわけですから。
この日は曇り。
本当に助かりました。
湿度は少し高かったものの、温度としては暑くはなかったので。
熱中症を防ぐためにも、給水所では毎回止まるようにしています。
その分、ほかでは歩かないルールで。
いつも通り、バイクで脚を使ってしまい、最初の3キロくらいは誰か別の人の脚がついたような感覚で走ります。
塩分タブレットや塩飴を舐めつつ。
助かったのは、給水所で頭から水をかぶること。
これが気持ちよくて。
もちろん、冷却効果もあります。
そんな形で自分の脚の感覚が戻ってきた頃、ピンチにようやく気づきました。
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レースに負けて、自分に勝った
そのピンチとは何か。
制限時間です。
4時間以内に完走するのが今大会のルールです。
私は、前回のレースが3時間30分くらいだったので大丈夫かと思っていました。
でも、鈍足の私には30分は有って無いような時間なのです。
そのため、
・スイムの油断
・バイクの2キロ
・ランの遅さ
で、30分の余裕は消し去られていました。
結果、最後の2周目くらいで「あれ?もしかして制限時間がヤバいかも……。」と。
ただ、私の手元の時計だとこれまでの合計時間がすぐに分からず。
「少しでもペースを上げないと」と思いましたが。
「あとの祭り」とはまさにこのこと。
後半の追い上げでは、それまでの遅れを取り戻すことはできませんでした。
結果、ランのフィニッシュ地点にある計測タイムを見たとき「あっ……。4時間すぎてる」とわかりました。
わずか1分から2分くらいの差ではありましたが、4時間をわずかに過ぎてしまうという失態。。。
ゴールできたうれしさはあったんです。
「6年前に超えられなかったフィニッシュ地点を駆け抜けることができた!」と。
ただ、「イェーイ!」みたいに手放しで喜ぶことはためらわれる。
そんな感情でした。
そこで思い出した言葉があります。
それは、「完走者はみんな勝者である」という言葉。
トライアスロンの精神を表現していると言われる言葉です。
その意味では、私はある意味では勝者。
完走証もいただけました。
ただ、ルールには負けています。
スポーツには、ルールが大事ですから。
では、今回のレース。
私には何が残ったのでしょうか。
6年前に同じレースでリタイアした自分に勝ったことなんです。
過去の自分ではできなかったこと。
それを、あきらめずに塗り替えたこと。
これが何より嬉しいんですよね。
そのために、渡良瀬遊水地のレースを選んだので。
レースには負けたけれど、過去の自分には勝てた。
今回のレースは、その事実を受け止めていこうと思います。
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過去の自分に勝つ喜びを求めていきたい
ランの最後の1周。
じつは、走っていて涙が出てきました。
前日のどしゃ降りの中、レース準備をしてくださったスタッフの方々。
毎週のスイムスクールでのコーチや同じメンバーの皆さん。
日々の練習に送り出してくれる家族(そしてレース当日に3時間もかけて応援に来てくれている妻)。
走りながら、現地にいる人たちに「ありがとう」と。
ポツリと言ってみたんです。
そのとき、私の目から涙がジワッと流れてきました。
そして、もう1人。
私自身にも「ありがとう」と言ってみました。
さらに涙が出て、頬を伝っていくのがわかったのです。
決して得意じゃないけれど、好きなこと。
それが、私にとってのトライアスロン。
だとすると、ずいぶん不利な趣味を選んでしまったなぁと(笑)。
ただ、だからこそ伸びしろだらけでもあるはずです。
それがわかるのは、過去の自分との競争であり、共創なんだと思うのです。
私は、過去の自分に勝つのが、すごく好きなんですよね。
その喜びを味わうことを楽しみに、これからもトライアスロンのレースに参加していこうと考えています。
さて、これで今回のレースの完走記(連載)は終わりです。
おつき合いいただきありがとうございます!
最後に。
あなたは、過去の自分とどうやって向き合っていますか。
スポーツ(私のトライアスロンみたいな)のようにわかりやすい指標を持つのは、1つおすすめです。
取り組みの質と量が、良くも悪くも丸わかりなので。(^^)
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■編集後記
昨日は、スタバで「良習慣塾」セミナーの準備を進めることができました。
ただ、今の内容のままだと、まず2時間では収まられないのが確定……。
内容をさらに吟味するか、削るか、2回連続にするか。
考えどころです。(^_^;)
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