ダイエットの習慣

私たちは「空腹だから食事をするのではない」という(けっこう衝撃の)事実

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私はずっと「空腹だから食事をとっている」と考えていたんですが、それは完全に正しいことではありませんでした。

それよりも、私たちは「記憶を頼りに食事をとっている」ことも多いのです。

ダイエット習慣に努めている方には、ぜひ知っておいていただきたい内容です。




 

ダイエットは「食欲とのつき合い方に新しいルールを設けることが大事」

「ダイエットの習慣を成功させるためには?」

ここ最近、100日以上のダイエットを実践してきて、何度も考えたことです。

出てくる答えは、

「食欲とのつき合い方に新しいルールを設けることが大事」

だということです。

具体的には、

・食事をする回数

・食事をする対象

・食事をする量

などについて、新しいルールを取り入れる必要があるということです。

それはそうですよね。

過去の自分の基準で食事をしてきたから、現在の「歓迎したくない体重」という現実がつくられているわけです。

現状を変えたければ、過去の自分の基準を変えなければなりません。

ですから、新しいルールを採用する。

採用した新しいルールを、日常に適用していく。

そのプロセスが必須です。

新しいルールは、いわば仮説ですね。

その仮説が当たっていれば、体重は減っていきます。

仮説が過去のルールと代わり映えしなければ、体重は変わりません。

仮説が大きく間違っていたら、体重は逆に増えてしまいます(これはきついですね……)。

人間が生き物として活動している限り、状況や環境には変数が必ずあります。

ですから、状況に応じて、

「食欲とのつき合い方に新しいルールを設けることが大事」

になってくるわけです。

 


 

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私たちは「空腹だから食事をするのではない」という(けっこう衝撃の)事実

今回のダイエットで、とても興味深い学習がありました。

私にとっては、衝撃とも言える内容だったんです。

それは何かというと、

「私たちは空腹だから食事をするのではない」

という事実です。

書き間違いではないです。

「私たちは空腹だから食事をするのではない」のです。

どういうことか。

ダイエットをして、食べることに対して敏感になっているとよくわかります。

とくに休日。

家族と一緒のときですね。

無自覚のうちに、私たちは、

「朝だから、朝ごはんを食べよう」

「そろそろお昼だから、ランチにしよう」

「夜になったから夕食だね」

と考えています。

ポイントは、ほぼ自動的に

「食事のタイミングがやってきたから、食事をしようとする」

ということです。

もちろん、朝昼夜と食べるのは悪くはありません。

ただ、本来なら、

「お腹が減ってきたから、食事をする」

はずですよね。

「空腹」という不足の状態を解消するために、食事をして空腹感を満たすのですから。

それなのに、実際の私たちは、

「お腹が本当に減っているわけではないのに、食事をしている」

というパターンが多いんです。

私自身、この100日以上で何度もあったんですね。

私は、それほどお腹が減っているわけではない。

ただ、家族がみんなで食事をするタイミングだから、一緒に食べてしまうんです。

自分の意志ではないのに、不可抗力的に食べてしまいます。

タイミングや環境によって、本来の食欲とは違う満たし方をしてしまっていたんですね。

これ、けっこうこわいことだと感じるんです。

 

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ダイエットには「記憶」よりも「記録」を重視すること

実は、この

「私たちは空腹だから食事をするのではない」

という仮説に関する実験があります。

健忘症の方々への食事に関する実験です。

その実験は、まず被験者の方に1回目の食事を提供します。

健忘症の方は、自分が「いつ食事をしたのか?」があいまいになっているんですね。

そこで、2回目の食事。

まだ30分も経過していないのに「食事の時間ですよ」と食事が提供されます。

すると、先ほど食べたばかりなのに、1回目と同じように食べてしまったそうです。

この時点で、30分程度で2食分をたいらげてしまっています。

普通に2食分を食べたら、満腹ですよね。

ここで、さらに実験がありました。

さらに30分以内に、3回目の食事を提供したんです。

「食事の時間ですよ」と。

するとどうなったか。

健忘症の方々は、なんと3回目の食事も食べてしまったのです。

「満腹だから、もういいです」ではなく、「提供されたから食べる」という流れにのってしまったんです。

実際は満腹なのに。

つまり、人間は、

「私たちは空腹だから食事をするのではない」

ということです。

それよりも、

・食事が提供されたから

・まわりの人が食べているから

・前回の食事から時間が経ったから

という条件によって、食事をしてしまうんですね。

一方で、人間以外のほかの動物は、満腹の場合はさらに食べようとはしないことが多いです。

食べる必要がないときには、スルーできるんです。

ただ、人間は違うんですよね。

満腹であっても、環境や条件が整うと食べようとしてしまうのです。

では、どう対処していけばいいのでしょうか。

私が今回のダイエット成功で感じた対処法は、やはり

(1)食事を記録すること

(2)できれば、記録をほかの人に報告すること

です。

この仕組みが、雰囲気やフィーリングよりも「事実」にフォーカスを向けてくれるからです。

それが、歯止めになるんです。

ダイエットには、まさに、

・「記憶」よりも「記録」が重要

ということなんですね。

食欲に関しては、とくに記憶はあてになりません。

実験で判明しているように。

ダイエット成功のために、食事の記憶よりも食事の記録を大事にしていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活ファシリテーションからスタート。

日中はオフ。

読書をしたり、家族会議などをおこないました。(^^)


 


 

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