コミュニケーションの習慣

「大きな目標=結果の目標」を達成するために、「小さな目標=過程の目標」を重視する。

投稿日:2018/12/31


どんな大きな目標も、小さな目標の積み重ねです。

それだけに、小さな目標である「過程の目標」を大事にしたいものです。

 

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「小さな目標=過程の目標」の重要性

当ブログを読んでくださっているような方なら、長期的な目標設定の重要性をご存じのことと思います。(^_^)

3年後や5年後の目標だけでなく、その先の未来や自分がどのような人生を送りたいのか、どんな人でありたいのか、ということまでイメージしている人もいるかもしれませんね。

私がご支援しているコーチングのクライアントさんたちも同様で、すごい人は「どんな状態で人生を終えたいか?」ということまで考えている人もいます。

しかし、そのような人たちでも、「過程の目標」が持っているパワーを重要視していないケースがあります。

心理学の名著「フロー体験」で、著者であり心理学者のミハイ・チクセントミハイ氏は、目標には2つの指標があると書いています。

それが、

・大きな目標=結果の目標
・小さな目標=過程の目標

ということです。

 

「過程の目標」を着実に積み重ねていく

小さな目標である「過程の目標」は自分ひとりががんばれば達成できるものです。

「過程の目標」を設定すれば、小さなタスクに区切ることができ、目の前のタスクに集中できます。

たとえば、「新規開拓の電話を午前中に10件かける」といった「過程の目標」を設定すれば、あとは自分次第です。

1つのタスクが終われば、「はい、次。はい、次」という感じで、シングルモードで取り組むことができますよね。

この方法を知って実践したとき、これまでいかに自分が周囲や周囲にふり回されていたのか、実感したものです。

「過程の目標」を7割くらいでも実行できると、1日の仕事についてコントロールしているように思えました。

自分が有能な人間になったかのような錯覚が起きました(笑)。

そのような1日を積み重ねていくことで、少しずつ目標に対して前進している気がしたのです。

 

「過程の目標」があれば、現在地を確認できる

1日の終りや毎週定期的に時間をとり、「結果の目標」に対する現在地をチェックします。

長期的な目標に近づくために、「過程の目標」を修正したり、改善したりして、「結果の目標」と照らし合わせる習慣が重要です。

「過程の目標」を決めて、照らし合わせる習慣がなかったら、現在地を確認する術がありません。

これは、大きな海で後悔図やコンパスがない状態で航路を進んでいるようなものです。

これは、すごく不安になりますよね。(^_^;)

地図やコンパスがなかったら、ほかの人からの依頼や緊急な突発案件に流されるように対応することになってしまうでしょう。

「過程の目標」を設定しているからこそ、そのような呼びかけに対して「すみません、今日はどうしても帰らければならない用事があるので」と、堂々と言えるのです。

本当に約束しているからです、自分と。

そのようにして、1日の中に「過程の目標」を設定する習慣がある人は、パフォーマンスが高くなります。

私自身が、実感していることです。

それは、自分が自分でコーチングするようなものですね。

また、これは私の仮説ですが、「過程の目標」を持っている人は、「過程の目標」を持っていない人よりも幸福感が高いように感じます。

それは、おそらく周囲に振り回されず、自分で自分の1日をコントロールしている感覚があるからだと思うのです。

 

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■編集後記

昨日は、午前中に習慣化チームのパートナーとミーティング。

2時間、みっちりと濃くも楽しいミーティングでした。

Slackの活用法を習うことでできて、うれしかったです。

やはり自分が得意じゃない分野に精通している友人を持つというのは、いいものですね。(^_^)

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