良習慣の習慣

つらいときの自分の対処法を持っておく。意図的な小さな成功体験・リブートリスト。

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つらいときの対処法、あなたは持っていますか?

私がおこなっている方法を2つご紹介いたしますね。

 

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つらいときの対処法とは?

日々がんばっているあなたですが、何かがあって心が折れそうになることもあるでしょう。

・・・実は今、私がそのような状態です。(笑)

さて、そのようなときは、どうすればいいのでしょうか。

私のおすすめの脱出方法、1つ目は、

・「小さな成功体験」を意図的に達成すること

です。

これを実行するだけで確実に自信がみなぎります。

たいていの人がやらない地味なアクションなのですが、圧倒的な効果が得られるものなのです。

たとえば、「会社の仕事をがんばる」という目標を設定したとします。

もちろん、仕事は人生の重要な要素の1つですから、目標にするのは間違っていません。

ノルマや数字を達成しようとがんばっている人も多いでしょう。

しかし、仕事というケースが微妙なのは、自分以外の人が関わっているのということなのですよね。

ほかの人がからむことで変数ができてしまうので、100%完全に自分のペースで進めることが難しいわけです。

仕事になると評価ポイントが他人軸にあるということが問題になるということですね。

ほかの人が関わる部分が多い「仕事」という活動を目標達成の基準にしてしまうと気持ちが安定しませんし、ちょっとしたことで気持ちが揺れる可能性が高まります。

もし、あなたがどれほどがんばっていても、上司からダメ出しが入る可能性があるでしょうし、良かれと思ってやったことがお客様からクレームを受ける可能性だってあります。

そのようなことがあると、私たちは疲れてしまうんですよね。

過去に成功体験があったとしても、自信はすり減ってしまいます。

 

自分に「小さな成功体験」を与える

そのようなときこそ意図的に、自分に「小さな成功体験」を与えてみましょう。

小さな成功体験といっても難しいことを考えなくても大丈夫です。

おすすめしたいのはとても身近で達成確実な小さなアクションを起こすことです。

例えば、帰宅したあとは、

・脱いだ靴を揃える
・脱いだスーツをすぐにハンガーにかける
・食べ終わった食器をすぐに洗う

といったことです。

出発前なら、

・洗面台の鏡を吹く
・洗面台の水気を拭き取る
・10分かけて丁寧に歯を磨く
・デンタルフロスをする
・歯磨きが終わった後にマウスウォッシュする

といった小さなアクションでいいのです。

重要な事は、

・自分で意図した行動を、自ら主体的に、能動的に実行する

というポイントです。

このワークの狙いは「できた!」とか「うれしい!」という気持ちを自分に与えることにあります。

ですから、30秒とか、1分以内に行動することができることで、ちょっと頑張れば必ず達成ができること。

さらに、自分の気持ちを整えたり、達成感が味わえる行動にするといいのです。

もし、あなたが落ち込んだり、心が折れそうになった時は、だまされたと思ってぜひトライしてみていただきたいと思います。

ダメージを受けている時というのは、私たちはとにかく自己肯定感が低くなりがちです。

そうすると、「自分はだめな人間なんじゃないか・・・」と自分を責めるようになります。

「小さな成功体験」を積み重ねるという行為は、自己肯定感を安定させるための1種のセラピーのようなものかもしれません。

 

自分の「リブートリスト」をつくっておく

2つ目は、

・落ち込んだ時はこれをやって復活するという「リブートリスト」をつくっておく

というのもおすすめです。

リブート、つまり再起動ですね。

もちろん、得意なことややりたい事は人それぞれなので、自分にフィットしたリストが望ましいです。

ぜひ、あなただけの専用のリブートリストを作ってみましょう。

これは落ち込んだ時だけに限らず、習慣化してしまうのもいいと思います。

達成したリストを手帳やノートに記録したり、デジタルのノートに記録することで「こんなに続けられているんだ」とか、「自分はこんなにいろんなことを達成してきたんだ」というようになり、自己肯定感を高められます。

・社内で表彰された
・フルマラソンを完走した
・毎月10冊の読書を継続している

など、思い出せば必ずあるはずです。

うまくいかないことが続き、自信を失ってしまった時、私の場合はやりたいことリストの達成してきた行動を見返します。

そのリストを眺めていると、自分なりに色々と達成してきたり、実現してきたことがあることを改めて実感できます。

すると、自分への信頼を取り戻せるのです。

また、私にとっては、コーチングセッションをおこなうことが自信を取り戻す時間にもなっています。

良いセッションをすればクライアントさんから感謝の言葉が届いたり、達成したという報告が届いたり、お礼のメッセージが届きます。

もちろん、クライアントさんの笑顔が何よりのごほうびとなります。

これも日常的に行っているので、成功体験を噛み締めることになりますし、また新たなチャレンジに向けてがんばろうと思うことができるわけです。

こうして、ほかの人を巻き込むこともいいですね。

つらい時ほど、小さな成功体験を積み重ねていきましょう。

そうして、達成したリストを自分のコレクションのように集めて眺めてみる。

それだけで、つらい心が楽になるものです。

 

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■編集後記

昨日は、月末月初で会社の仕事に追われてエネルギー不足を感じていたので早めに帰宅。

執筆作業をおこなおうと思いましたが、まったく筆が進まず、妻とラグビーの番組で気分転換。(^_^;)

大事なプロジェクトなのでがんばりどころなんですが。。。

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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