書く習慣

世界であなたしかできない「10分間ライティングの習慣」

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この広い世の中で、あなたにしかできない習慣があります。

あなたが考えていることや感じていることを紙に書き出す習慣です。




 

メールチェックから仕事をスタートしない

「朝1番の仕事を、メールチェックからスタートしてはいけない」

私が守っているルールです。

目標達成の世界では、「○○してはいけない」という否定形の目標はおすすめされません。

禁止事項を思い出してしまうからです。

たとえば、授業中など「笑ってはいけない」と思っているのに、どうしても笑いが止まらなくなる。

そんな現象が、あなたにも経験があるのではないでしょうか。

私にはあります。

「笑っちゃだめだ」と思えば思うほど、笑いが込み上げてくるんです(笑)。

もちろん、すべての法則が100パーセント当てはまるなんてことは、世の中それほど多くはありません。

否定形でルール決めしたほうが、自分にとってしっくりくるなら(それでルールを守れるなら)、表現は自分が好きなように決めていいと思います。

私にとって、「朝1番の仕事を、メールチェックからスタートしてはいけない」は、少数の否定表現ルールです。

以前は、会社についてからのファーストタスクは、メールチェックでした。

誰かに言われたわけではないです。

自然にそうなっていました。

今から思うと、メールチェックからスタートする仕事のスタイルは、私にとってはデメリットが多かったです。

メールを「受信」する。

その言葉に、受け身の「受」という文字が入っています。

その文字の通り、最初の仕事から「誰かに自分を動かされる」わけです。

お客さまから「至急!」というメールが入っているかもしれません。

上司や同僚から「ミーティングの依頼」メールが入っているかもしれません。

メールを1通でも受信してしまえば、そこから仕事がスタートします。

読めば、文字が視界に入ります。

メールの内容にそって何かしらのアクションを起こすことになります。

受け身の状態から、1日の仕事がスタートするのです。

すぐに、まわりの流れに巻き込まれます。

自分のペースが消えてしまうのです。

 


 

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10分間ライティングの習慣

では、「朝1番の仕事を、メールチェックからスタートしてはいけない」というルールを守るなら、代わりに何をすればいいのでしょうか。

よく言われるのは、

・重要なタスク

・先のばししているタスク

・重たいタスク

に手をつけることです。

それらができればすばらしいと思います。

ただ、難易度が高いのも事実です(私の感覚だと)。

どうすればいいのでしょうか。

おすすめは、

・10分間ライティングの習慣

です。

重たい仕事に手をつけるか、メールチェックする前のほんの10分間。

仕事に入る前に、自分の思考と感情をととのえるルーティンです。

車が走り出す前にエンジンをあたためるみたいな儀式です。

具体的には、

・10分間、A4用紙10枚にメモ書きをする

です。

手法は『ゼロ秒思考』です。

再開した『ゼロ秒思考』を3ヶ月継続。3つの効果と続けるための3つのコツ | 【良習慣の力!】ブログ

方法はシンプル。

ステップは3つで、

・ステップ1:A4用紙(裏紙)を10枚用意する

・ステップ2:タイマーをセットする

・ステップ3:10項目を1枚1分で書き出す

だけです。

簡単ですよね。

10枚の10項目は、決めています(以前は決めていなかったんですが、非効率だったので決めることにしました。

具体的には、

・今日のもっとも重要なタスク3つ

・Good(昨日よかったこと)

・Problem(昨日課題が残ったこと)

・Solution(昨日の課題について今日取り組むこと)

・デイリー5(改善したい5つのこと)

・学習サイクル(現状の習慣への改善)

・感謝日記(昨日感謝できること3つ)

・15ゴールズ①(今やりたいこと15個)

・15ゴールズ②

・15ゴールズ③

という10項目を書いています。

これによって、

・自分が今考えていること

・自分が感じていること

にフォーカスを当てます。

いろいろと試した結果、私にとっては朝時間に取り組むのがベストです。

逆に、朝の10分を逃すと、夜までやらないこともしばしば……。

朝を逃すと1日やらなくなる行動ってありますよね。

そうならないために、朝の10分間を確保しています(10分をオーバーすることも多いんですが)。

 

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なぜ思考と感情を書き出すことが重要なのか?

私たちの日々は、目の前の「作業」に追われてしまうものです。

ともすると、作業をこなすことで「今日も仕事したな〜」という気分になってしまうときもあります。

一方で、その仕事が本当に有効な仕事になっているのか。

たまには立ち止まって考える機会も必要です。

もちろん、てきぱきとタスクを実行していくのは良いことです。

ただ、同時に

「自分が考えていることや感じていることを文字にして、言語化すること、そして視覚化すること」

も、とても重要な取り組みです。

自分が何を考えているのか。

自分が何を感じているのか。

文字にして扱うことをサボると、思考レベルや感情レベルが浅くなると考えています。

・・・以前の私です(笑)。

すべてフィーリングや雰囲気で仕事をしていました……。

だから、まったく成長しなかったんですね。

このように自分の考えや感情を思い出す時間は、先のばしにされる傾向にあります。

たとえやったところで日常にすぐに変化が起きるわけではありませんし、退屈だからです。

本当はもっとも重要です。

もっとも大事なタスクです。

なぜなら、

・世界であなたしかできないタスクだから

です。

そう考えると、重要ですよね?

それだけに考え始めると、時間がかかりそうな気がしてしまいます。

だから、10分間という区切りを設定するのです。

1日10分なら、どれほど多忙なビジネスパーソンでもできるはずです。

朝のファーストタスクとして、メールチェックをする前の10分間。

紙にあなたの思考や感情を書き出す「10分間ライティングの習慣」にトライしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝7時30分から10時まで「早起き完全マスタープログラム」のセミナーを開催。

今期の最終セミナーだったので、さみしさもあり。

11時からコーチングセッションを2件。

午後はひとり時間をもらってブログや新プロジェクトの準備や「良習慣塾」メンバー向けのワークシートづくりなど。


 


 

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