モチベーションの習慣

「セルフ・エフィカシー(自己効力感)」を高める4つの方法

投稿日:2020/06/28


活躍している人やうまくいっている人は「自分ならできる」という感情を持っています。

その自己効力感を育てる4つの方法があります。




 

「子どもにテストで100点をとらせる方法」とは?

ある教育者の方が「子どもにテストで100点をとらせる方法」について話していました。

その方法とは、子どもに「100点をとる」という成功体験を何度もくり返すということです。

簡単な問題を出して、100点をとってもらう。

すると子どもは100点をとったうれしさを味わえます。

それをくり返すうちに、「次も100点をとれるようにがんばろう」と思うようになるのだということです。

さて、少し難しい言葉ですが、ここには「セルフ・エフィカシー」というメカニズムが働いています。

「セルフ・エフィカシー」。

そう言われても、いまいちわかりませんよね。

私も同じでした。

「セルフ・エフィカシー」を日本語にすると「自己効力感」です。

わかりやすくいえば「自分ならできる」と思えることですね。

子どもがくり返し100点をとることで、「自分にもできる」と思えるということ。

この感覚こそ、100点をとるために有効なものなのです。

 


 

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「セルフ・エフィカシー」を高める4つの方法

私たちは、本やセミナーなどでどれほどすばらしい学びを得ても、「自分にもできる」と思えなければその学びを意味をなしません。

セミナーで同じ内容を学んだとしても、

・「セルフ・エフィカシー」が高い人は「よし、自分でもやってみよう!」と思える

・「セルフ・エフィカシー」が低い人は「そうは言っても自分には、、、」と思ってしまう

ということなのです。

ですから、「正しいこと」を学んでも誰もが実行できるわけではないのですね。

では、どうすればいいのでしょうか。

解決策は「セルフ・エフィカシー」を高めていくことです。

そうなると「自分にもできる」という感情を増やしていくためのポイントを知りたいですよね。

そこで「セルフ・エフィカシー」の高め方を4つご紹介します。

方法1:達成をする/経験をする

方法2:モデリング

方法3:自己説得

方法4:前向きな感情

 

方法1:達成をする/経験をする

先述の子どもに100点を取らせる方法がこれですね。

成功体験を積むことで「自分にもできる」と思えるようになります。

また、新しいことを経験すれば、2回目以降は最初よりうまく取り組めることは多いでしょう。

 

方法2:モデリング

うまくいっている人を参考にしたり、真似できるところを取り入れていきましょう。

人は自分がイメージしたことしか実現できません。

そのためにも、現実で成功している人や本などで成功イメージを自分に植えつけましょう。

「これなら自分にもできそうだ」と思えれば理想的です。

 

方法3:自己説得

「アファメーション」という行為があります。

プラスの言葉を自分にくり返し投げかけ、「自分にもできる」を育てます。

たとえば、私なら

“私は毎日あらゆる面で良くなっている”

という言葉に目を通しています。

それによって、少しずつ成長しているというように自分のイメージが上書きされていくのです。

私の場合は錯覚かもしれませんが(笑)。

 

方法4:前向きな感情

プラスの言葉やポジティブな感情を使いましょう。

話し言葉はもちろんのこと、頭の中でくり返される言葉にも注意を払うことが大事です。

スマホの待受画面に前向きな言葉をセットしておくのもおすすめです。

アンソニー・ロビンズ氏がおすすめする 幸福のための「10の感情」を意識する方法 | 【良習慣の力!】ブログ

 


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ベビーステップで「自分はできる」を育てる

いきなり大きな目標や大げさなアクションである「ジャイアントステップ」をやらないと意味がないという考え方もあります。

地味な「ベビーステップ」では「せっかくやっているのに思ったような効果が出ていない」と思いがちだからです。

しかし、ジャイアントステップが失敗したときはダメージが大きいもの。

人によっては「もうやめよう」と思ってしまうかもしれません。

それよりは時間がかかっても小さな行動を確実にクリアしていくこと。

そのようにして、小さな成功体験を何度も積むのです。

そのほうが確実に成長が見込めるので、結果的に「セルフ・エフィカシー」は高まります。

やがて、大きなゴールを目指せるようになるでしょう。

そのプロセスで成功体験ができなかったらどうするか。

その理由を考えるのです。

分析して「どうすればうまくいくか?」を考えて、再びトライしていく。

そうして行動を改善していくことで目標を大きくしていき、手にする成果を徐々に高めていきましょう。

そのくり返しが「自分はできる」という感情を育てます。

その感情こそ、大きなゴールにむすびつくための土台として必要なものなのです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝にビジネスについてのコンサルティング。

また新しいアイデアが生まれてきました。

これは、やってみたい。

自分で話していて、情熱を感じていることがわかりました。

ぜひ形にしていきたいと思います。(^^)


 


 

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