学びと気づき。
どちらも大事ですが、私が重視しているのは、
・気づき
です。
なぜか。
気づいたことは、忘れないからです。
学んだだけだと、忘れやすいのです。
学びは忘れやすいが、気づきは覚えている
セミナーを受講するときは、
・感じたこと
・学んだこと
・気づいたこと
を分けて考えるようにしています。
似た言葉のようですが、それぞれが持っている意味は違うからです。
インプットとアウトプットに重要な「感学気(かんがっき)」とは? | 【良習慣の力!】ブログ
特に、
・学び
・気づき
の2つは、区別しています。
セミナーを受講してくださる方々やコーチングセッションのクライアントの方々にも、お伝えしています。
あなたにも、きっと経験があるはずです。
たとえば、学校の授業。
学んでいるときは、先生の授業を聞きながら「ふむふむ、なるほどな」という感覚のはずです。
「テストに出そうだから、覚えておこう」みたいな。
でも、気づいたときは違います。
先生の話からインスピレーションを受けて、自分の内部に変化が起きる。
そして「そういうことか!」という感覚になるんですよね。
イメージは、『名探偵コナン』です。
コナンが事件の真相に気づいたとき、ビビッときた感じで「そういうことか!」と言うシーンがあるんですね。
あのとき、コナン君に起きているのは「気づき」です。
学んでいるのではありませんよね。
あの感覚です。
ですから、
・学びは忘れやすいが、気づきは覚えている
ものなのです。
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「気づき」を起こすためには?
気づきは、自分から取りにいかないといけません。
「気づきが起きる状態」を、自分でつくっておくことが大事なんですね。
「街をぼんやりと歩いていたら、気づきまくりました!」ということはありませんよね(笑)。
気づくためには、自分の中に解決したいテーマや課題がないと、うまくいきません。
「本当はこうしたい。でも今はそうなっていない。どうすればいいんだろう…?」という課題があると、気づきが起きやすいのです。
たとえば、あなたが「ダイエットしよう!」と決意したとします。
ここで、
・理想の体重
・現実の体重
との間に、ギャップを感じていますよね。
すると、街中を歩いていると、
・いつもよりフィットネスクラブの看板が目についたり
・前から歩いてくる男性のお腹が出ていることが気になったり
・鏡にうつる自分の体型が気になったり
するのです。
これは、ギャップがあるからなのです。
このように、ギャップがあると、気づきが起きやすくなるんですね。
理由は、ギャップを感じると、脳内に空白ができるからです。
脳は「この空白(=ギャップ)を埋めたい!」と機能します。
私たちが穴埋めクイズやクロスワードパズルに答えたくなるのは、この機能が働いているからです。
私の経験では、早起き習慣化への気づきでした。
セミナーの質疑応答で、私は「どうすれば、早起きができるようになるでしょうか?」と質問しました。
そのとき講師だった習慣化コンサルタントの古川武士さんから「起きる時間よりも、寝る時間にフォーカスしましょう」とアドバイスしていただいたんですね。
そのときです。
私は何周もまわって「早く起きるためには、早く寝る」という原則に気づいたんですね。
その原則、知ってはいたんです。
早起き本を何冊も読んでいたので。
でも、「知ってる」と「できる」はまったく違いますね。
だから、何度も失敗していました。
相当なギャップを感じていたわけです。
そのギャップに、「早く起きるためには、早く寝る」という原則がズバッと入ってきました。
野球でいえば、キャッチャーがミットを構えているコースに、ピッチャーが狙いどおりにズバッとストライクを投げ込むような。
そのとき、私に「インパクトある気づき」がやってきたんです。
ですから、行動にうつせて、悲願の早起き習慣化を実現したわけです。
これが気づきのパワーなんです。
そのときの気づきが、今でも私の早起き習慣化を支えてくれています。
まさに、
・学びは忘れやすいが、気づきは覚えている
です。
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「気づき」はあなたの大事な価値観から生まれる
私はセミナーやコーチングセッションで、相手の方々に問いかけます。
「ここまでで、何か気づいたことはありますか?」と。
大切なことは、ご自身で気づいていただきたいと考えているからです。
「いやいや、気づきとかいいから、早く答えを教えてもらえませんか?」という空気を感じることもありますが、スルーしています(笑)。
私が答えをお伝えすることは簡単です。
ただ、そんな風に教えてもらった答えは、相手の記憶に残りません。
いざというときに役に立たない学びでは、あまり意味がなかったりするのです。
それより、大変なときに自分を救ってくれるのは、自分で気づいたことです。
ですから、私が答えを知っていることであっても、グッとがまんします。
答えを学ぶだけでは、いつまでたってもその人は成長しないからです。
自分で気づくから、成長するのです。
もちろん、答えを知るより、気づくほうが少し時間がかかります。
時間がかかることをやるのは、今の時代の価値観にはそぐわないかもしれません。
でも、だからこそ気づくことに価値を感じています。
学校なら、正解を暗記すれば良かったでしょう。
テストの結果のために。
ですから、「学ぶ」ことは正義でした(もちろん、大人になっても学びは欠かせないものですが)。
でも、大人になると、「学ぶ」だけだと限界があります。
学校のテストのように、世の中には正解が用意されているわけではないからです。
自分で仮説を立てて、自分で実験して、自分で正解をつくっていかなければなりません。
そのような時代だからこそ、「気づき」が大事になってくると考えています。
何より気づきは、その人の価値観から生まれてくるオリジナルのもの。
そのため、
・学びは忘れやすいが、気づきは覚えている
のです。
あなたも、ぜひ「気づき」をとりにいきましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。
夜は「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。
「1年後に別人になるために完了させる5つのこと」について対話をしました。
実現していくプロセスを一緒に楽しみたいです。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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