気づきの習慣

柴又100Kウルトラマラソン惨敗(前編):チャレンジして失敗することは悔しい。しかしそれ以上に得るものは多い。

投稿日:2014/06/04


ウルトラマラソン撃沈

6月1日に行われた東京は葛飾・柴又の100kmウルトラマラソンに出場しました。

結果、マラソンを始めて3年目、初めて関門制限をクリアできずに失格となりました。

結果としては、自分の実力不足を再確認することになったわけですが、これまで走ったどんなレースよりも強く印象に残る大会となったのです。

柴又

 

大量の言い訳

正直に告白すると、走っている間に

「もう2度と100kmマラソンを走るのはやめよう」

と思いました。

炎天下だったこともありますが、およそ2ヶ月ほどほとんどトレーニングできなかったこともあり、走っていて「つらい」と思ってしまったのです。

そんなメンタルで長い時間走っていると、つい考えてしまうのです。

「マラソンが本業じゃないんだし。」

とか、

「そもそも、5時間台のランナーが100kmって、完走できるわけない。」

とか、

「2ヶ月もまともに練習してないのに、完走なんて無理だよな。」

とか、

「その分、営業成績は良かったから。」

など。

いま改めて思うとかなりの弱気です。

こんな精神力では、100kmマラソンを完走することができないことが今回よくわかりました。(^_^;)

そんな気持で走っていると、すぐに歩きたくなります。

そして制限時間が来て、タイム落ちランナーを拾う車にピックアップされました。(汗)

 

恥ずかしいほど弱い自分

55kmの折り返し地点までたどり着くと、かなりのランナーがリタイアしていることが分かりました。

ここで、少しだけホッとしました。

「リタイアしたランナーはこんなにたくさんいるんだ」

と。

そして、RUNチームの仲間を見つけました。

折り返し地点までは着いたものの制限時間をオーバーしてしまったのだということ。

ここで、さらにホッとしました。

RUNチームで初めてリタイアするのが自分だけじゃなかったことに。

・・・ということを考えている時点でだめなんですよね。

でも、一瞬そういった思考が出てきてしまったのは事実。

いくら行動を変えても、人間の根本の思考習慣を変えるのは本当に大変ですね。

そんな弱い自分を反省しております。(汗)

この時点で16時すぎくらい。

まだまだ暑かった。

そして、この数時間後。

自分がいかに情けない考え方をしていたのか思い知らされました。

 

ゴールするランナーと自分の違い

19時頃、先にゴール地点まで着いたわたしたちは、まだ走っているRUNチームの仲間2人のゴールを待ちます。

Web上で経過を辿れるので、予想到着時間を見ながら待機していました。

その間にもどんどんゴールしていくランナーたちがいます。

目の前で感動の涙を流している人がいました。

わたしよりずっと高齢の男性もいました。

わたしより小柄で高齢の女性もいました。

そんなランナーたちを見ていて、自然に涙が流れてきました。

少なくとも今日一緒に走ったランナーたちの辛さが分かるから。

そして、自分の弱さが分かったから。

例えば、先にあげたわたしの言い訳の中では、

「マラソンが本業じゃないんだし。」

なんて、これらは他のランナーにも当てはまるんですよね。

(2ヶ月トレーニングしないで完走している人は皆無だと思いますが。。。)

みんな少ない時間をやりくりしてトレーニングしてきた結果、完走しているのでしょう。

だからこそ、涙を流して走るわけです。

だからこそ、ゴールしたときに思いっきり感動するわけです。

だからこそ、ゴールしたあと「もう走らなくていいんだ」と思えるわけです。

この時点で、ゴールした素晴らしいランナーたちとわたしとの違いが明確になりました。

要は、

【自分に言い訳しないで、完走する覚悟を決める】

ということです。

これに尽きるかもしれません。

ゴールしたランナーが持っていて、わたしが極端に不足していていたものです。

気持が強すぎて長くなってしまったので、明日に続けます。

 

【今日の気づき】
100kmウルトラマラソンを完走できるランナーは自分に言い訳しない(はず)

 


-気づきの習慣

執筆者:

関連記事

「問題」と「課題」の違いとは?「悩み」との関連性を区別できますか。

あなたの中で、 ・問題 ・課題 ・悩み という言葉の意味は、区別できているでしょうか。 本記事では、この3つの言葉を整理していきます。   あなたの「問題」は本当の問題なのか? 「自分の時間 …

座学よりも体験から学ぼう。あえて違う選択をすることが自分のキャパシティーを拡大する。

「やりたいことリスト100」を実行していることで、学びや気づきが増えています。 お金と時間はかかるのですが、重要な投資だととらえています。   スポンサーリンク   体験によってキ …

一生ものの仲間を探すなら高額セミナーも一考。安価なセミナーで得られない人脈。

私が普段おつきあいさせていただいている友人たち。 そのほとんどは、高額セミナーでつながりを得ているということに気づきました。 長くつき合える友人や尊敬できる師匠が見つからないという人は、高額なセミナー …

自分より大きな「虎の威」を借りて、成功体験をインストールする効用を体感しよう

  こんにちは、伊藤です。 昨日のエントリを書きながら、 ▼良い意味で「虎の威を借る狐」になること は、悪くないことだと改めて感じました。 ぼくが過去に体験して良かった経験があったのです。 …

なぜ「やりたいこと」リストを書いても幸せになれないのか?

「欲しいモノ」ばかり追いかけると、不足を感じて苦しい人生になりがちです。 それよりも「やっていると楽しい」を追いかけていきましょう。   10年前の私の「やりたいこと」リストの成果 「やりた …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。