新潮文庫の広告に「想像力と数百円」という糸井重里さんの有名なコピーがあります。
私たちのゴール実現までのスモールゴールをつなげるのも、想像力（イマジネーション）です。
85パーセントの人が新年のゴールを忘れてしまう時期
2022年になって2週間がすぎました。
この2週間は、友人たちのブログやオンラインコミュニティーの間で多く話題になっていたのは
・ゴール設定
です。
耳目に触れた方々のゴール、いいですよね。
ゴール設定の話題は、1年の中でもこの時期が1番ホットです。
ただし、注意が必要です。
それは、1年の最初に立てたゴールは、2月中旬には
・85%の人が自分で設定したゴールを忘れてしまっているから
です。
研究で明らかになっているのですね。
私には「そんなに忘れてしまうんだ……」という印象です。
イメージしてみましょう。
たとえば、100人で一斉に「1日1記事ブログを書く」という習慣をゴールに設定したとします。
1年かけてゴールを目指すレースのようなものですね。
そのレースで、2月半ばには85人の人が脱落。
「ブログを書く」というレースを走っているのに、すでに85人の人たちが沿道にいて「がんばれー！」と応援する側にいるという状態なのです。
2月中旬の時点で、「1日1記事ブログを書く」というレースを走っている人は15人しかいない。
走ってるほうは、だいぶ寂しい気持ちになると思います。（笑）
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ゴール設定とゴール実現に重要な3つのステップ
ゴール設定とゴール達成がうまくできるかどうか。
コツがあります。
ポイントは、
「ステップを3つに区切ること」
です。
それは、
・ステップ1：知識を増やす
・ステップ2：想像を広げる
・ステップ3：計画を具体的にする
です。
ステップ1：知識を増やす
まず、ゴールに対する知識を増やす必要があります。
ゴールに対する知識がなければ、上手なゴール設定はできません。
たとえば、「フルマラソンを完走したい」というゴールを設定したら、フルマラソンを完走する方法を学ぶ必要があります。
日々のトレーニング方法や実際に完走した人の話を聞くといったことが必要ですよね。
料理でいえばレシピを調べるように。
登山でいえば登る山のルートを研究するように。
まずはゴールまでの知識がなければ、ゴールを達成することは難しくなります。
ステップ2：想像を広げる
次に、想像を広げること。
ゴールを紙に書き出すことは重要な行為です。
ただ、それだけだとちょっと足りないのです。
ゴールが、まだ平面的なのです。
ですから、イメージすることで立体的にする必要があるのです。
立体的にしていくプロセスで重要なのが想像力。
イメージとしては、あなたが考えた絵コンテを動画として撮影し、YouTubeにアップするような感覚です。
たいていの方は、この2つ目のステップを省略してしまいます。
でも、このステップをサボってしまうと、ゴールにたどり着くイメージにリアリティーが薄れます。
2021年、私は自分で設定したゴールを多くクリアできました。
・「良習慣塾」で毎月2回のセミナー開催
・「早起き完全マスタープログラム」を4期連続開催
・はじめての動画教材や音声教材の販売
・レースでの自己ベスト更新
・ブログ3100日
・メルマガ1100号
といったゴールたちは、プロセスや達成した状態をイメージすることができていました。
反対に、ゴール未達だったことは、想像力が足りていなかったのです。
ステップ3：計画を具体的にする
最後は、計画を具体的にしていくこと。
ゴールまでの距離を、短く区切っていくプロセスです。
スモールゴールを設定していきましょう。
どんな長いレースにも、必ず区切りがあります。
100キロのウルトラマラソンであっても、1キロごとのスモールゴールがあるように。
ステップ1と2をおこなうことで、ステップ3にも取り組みやすくなるはずです。
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あなたのゴール実現に、もっと想像力を。
「人生は、妄想と錯覚と思い込みと勘違いでできている」という言葉があります。
この言葉、「的を射ている」と私は強く共感しています、
私たちは、もっと妄想をする必要があると感じているからです。
ですから、今回の記事でお伝えしたいポイントは、
・ステップ2：想像を広げる
です。
イマジネーション。
想像力。
これを設定したら、ゴールまでの流れを想像する時間をとりましょう。
ただ、よく言われるのは「想像するのがうまくできません」ということ。
たしかに、私も慣れていないときは困難さを感じていました。
そのようなときの、おすすめのやり方があります。
それは自分で、
・ゴールまでのすごろくをつくってみること
です。
『人生ゲーム』のようなすごろくですね。
あなたのゴールに見立ててすごろくをつくってみましょう。
このすごろくは、サイコロの目は基本的に1の目しか出ません。
ただそれでもサイコロをふれば（＝行動すれば）、必ず前に進む。
そのようなすごろくです。
おすすめの方法は、スモールゴールの1つひとつを1枚のふせんに書きだしていくこと。
そうして、スモールゴールをリストアップをしたら、それらのふせんを順番に並べてみるのです。
そうすれば、ゴールまでの道筋が見えてくるはずです。
途中で、道が通じていないポイントが出てくるかもしれません。
そこで重要になってくるのが、想像力なのですね。
どうすれば、そのマス目と次のマス目をつなげるのか。
そこを想像力で補いましょう。
それによってスモールゴールの「点と点」がつながり、「線」に変わっていくのです。
ふせんなら、手を動かしながら考えられます。
そうすることで、あなたのゴールにおける「点と点」をつなげる想像も取り組みやすくなるはずです。
ぜひトライしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活からスタート。
夜はコワーキングスペースで出版企画書のブラッシュアップをしていました。(^^)
テーマは「複業（マルチキャリア）を成功させる方法」です。
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