気づきの習慣

あなたの習慣が続かないのは「ラベル」の貼り方が間違っているからかも。

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習慣が続かないときは、ターゲット行動に対して違う「ラベル」を貼っていないかチェックしてみましょう。




 

ラベルが持つ意味づけ

コンビニのドリンクコーナーに行くと、多種多様な商品が並んでいますよね。
先日、帰宅帰りにコンビニに立ち寄ったときにあらためて感じたんです。

フルーツジュース、緑茶、スポーツドリンク、紅茶など。
中学生の娘へのおみやげに何を買うか悩んでいて(最終的にはレモンティーにしました)。
そのときに、ふと目についたのが「ラベル」です。

たとえば、ミネラルウォーター。
『いろはず』や『アルプスの天然水』などがありますよね。
私は「これって、ラベルを貼り変えても、ほとんどの人は気づかないんだろうな」と思ったんです。

最近、ビジネス書でも同じようなことがあります。
本の内容は同じなのに、表紙カバーを変えて再発売しているんですよね。
言わば、本人は同じなのに、衣装を変えただけみたいな。

以前は、本はタブーだったんじゃないかと思っていたんです。
違う本を買ったつもりなのに、読んで見たら「あれ、これ前と同じ本じゃないか!」ってなりそうですから。

ただ、最近はそれが横行しているんです。
それくらい出版業界が厳しいということの現れなのかもしれません。

実際、26万部売れた本『運動脳』は、以前は『一流の頭脳』というタイトルで出版されていました。
それが、『スマホ脳』の大ヒットにより、新版として『運動脳』として再発売。
内容はほとんど同じなんですが、タイトルを変更したことによって、『運動脳』もベストセラーになったわけです。

ドリンクで言えば、味は同じなのにラベルを貼り変えたみたいなこと。
たったそれだけのことで、売れ行きが大きく変わってくる事例です。

 


 

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行動へのラベルはどうなっているか

前述のように、ラベルが持つ意味はとてもパワフルです。

じつは、私たちが習慣に取り組むときも、この「ラベル」の力が大きいです。
「自分」というイメージに、どんなラベルを貼るのかによって、習慣への取り組みが変わってくるからです。

たとえば、10年前の私は、早起きに「つらい」というラベルを貼っていました。
ですから、「早起きはつらい」という意味を持たせていたんです。
それは、続きませんよね……。

早起きという行為自体は、本来はニュートラルです。
「自分が決めた時間に起きる」という行為に、すごくプラスの意味があるわけではありません。
一方、「二度寝してしまった」という行為にも、強いマイナスの意味があるわけでも無いんです。

「早起きできたら、気持ちがいい」
「二度寝したら、気分が悪い」
フラットな事実に対して、自分がプラスの意味やマイナスの意味を持っているだけなんです。

実際、「6時に早起きできました!」という人もいれば、「二度寝して6時になってしまいました……」と落ち込む人もいます。

冷静に考えてみると、両者が起きている時間は同じ6時。
それなのに、「6時に起きる」という現象への意味の持たせ方が違うだけで、受け取る感情が反対になってしまうんです。
これは「行為へのラベルの貼り方」の違いだけなのです。

おもしろくないでしょうか。
私は「すごく興味深いなー」と感じるんです。

 

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習慣へのラベルを貼り替えよう

あなたが習慣化に取り組むとき、ラベルの貼り方が合っているかチェックしてみましょう。

あなたが、
・早起き=つらい
・運動=面倒くさい
・ブログ=しんどい
・ダイエット=苦しい
というネガティブなラベルを貼っていれば、きっと継続がおそろしく困難なはずです。

一方、あなたが
・早起き=気持ちいい
・運動=充実する
・ブログ=期待感が持てる
・ダイエット=意志力を発揮できる
というポジティブなラベルを貼っていれば、きっと習慣が続いているでしょう。

この取り組みで重要なのは、
「自分へのラベルが貼り変わるとき」
です。

たとえば、10年前の私は「自分は夜型で朝に弱い人」というラベルを貼っていました。
前述のように「早起き=つらい」というラベルとともに生きてきたからです。

それが、早起き習慣化に取り組むうちに「早起き=気持ちいい」というラベルに貼り変えるタイミングがやってきたのです。
すると、早起きが習慣化できるようになってきたんですね。

結果、私は無意識のうちに「自分は夜型で朝に弱い人」というラベルから、「自分は朝型で朝に強い人」というラベルに変わりました。
自分へのイメージが「夜型→朝型」に上書きされたんです。

こうなると、今度は夜型に戻りづらくなります。
ラベルを貼り替えるのは面倒な分、一度実現すると変わりづらくなるんですね。

では、ラベルを貼り替えるためには、どうすればいいのでしょうか。
それは「インパクト×回数」です。

極端に言えば、強烈な体験を1回するか、弱い体験を何度もするか。
それによって、自分へのラベルを貼り替えることができます。

習慣化の公式とは「習慣=インパクト×回数」 | 【良習慣の力!】ブログ

さて、あなたが取り組んでいる習慣に対して、どんな意味を持たせているでしょうか。
ネガティブなラベルが貼ってあるなら、続けることもネガティブになります。
小さく挑み続けて、ポジティブなラベルに貼り替えていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

7時からライフスタイル向上「習慣プログラム」。
8時から「ガッチリ集中TIME」。
9時からブログ部の部会。
10時から11時までコーチングセッション。

午後はセミナー受講のため新宿へ。
出版コンペの成果はいまいちでしたが、、、久しぶりに懇親会まで参加できました。
4年ぶりにお会いする友人も。

その後、妻と娘が食事しているお店に合流。
長く楽しい1日をすごせました。(^^)


 


 

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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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