先のばしを減らす習慣

先のばしをやめて前倒しするために「自分締め切り」をつくろう

投稿日:2023/07/15


先のばしすると、あなたが本来持っている能力を100パーセント発揮することができません。
前倒しするために、「自分締め切り」をつくりましょう。




 

先のばしのデメリット

昨日は「良習慣塾」セミナーを開催しました。
テーマは、先のばしタスクを前倒しタスクに変える方法です。

先のばし。
困っている人は多いです。
あなたはいかがでしょうか。

ビジネス書でも定期的に「すぐやる」系の本がヒットします。
それだけ困っている人がいて、書店で「すぐやる本」を手にとってしまうんでしょうね。

その気持ち、とてもよくわかります。
私も、人生で長く苦しんできました。
今もすべてが開放されたわけではありません。

ただ、大きく改善してきています。
その方法をご紹介していきますね。

さて、私にとってもっとも重たかったのは、セミナーの準備。
2週間に一度やってくるのは、私にとって負荷が大きいものだったんです。

「セミナーの準備をしなければ……。」
何かをしているときに、ふとそんな言葉が頭の中をよぎります。
ずっと重い鈍痛を抱えていたのです。

だからといって、嫌な仕事では無いんです。
むしろ、のってくると楽しい。
時間を忘れて没頭できます。
セミナーが終わると、充実感があるんです。

だからこそ、「先のばしをやめて、前倒しでセミナー準備をしたい。」と感じていたんです。
試行錯誤しました。
しかし、残念ながらセミナー準備を前倒しすることは困難でした。

あなたにも、同じような仕事があるのではないでしょうか。

 


 

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「モチベーションのスイッチ」の場所はどこか

「このままだとまずいことになる!」
そう感じていました。

なぜか。
セミナー準備が、いつも開催ギリギリになっていたからです。

セミナー当日のお昼休みを使って、スライドをつくることもありました。
セミナー開催の2時間前くらいにワークシートを送ったこともあったんです。。。

もちろん、スライドを白紙で「すいまーせん、間に合いませんでした(^_^;)」となるわけではありません。
そのような状態でも、セミナーを開催すると、受講生の方に「めっちゃ良かったです!!!」と言っていただけました。

そんなうれしい感想をいただきながら、複雑な気持ちになりました。
後悔が残っていたんです。
「もっと早く準備をしていれば、さらにいいセミナーになったはずなのに……。」と。

原因は、私の「モチベーションのスイッチ」の場所でした。

私が行動するとき、何がスイッチになっていたのか。
モチベーションのスイッチがどこにあるから、いつも締め切りギリギリになるのか。

答えは「このままだとまずいことになる!」という感情でした。
「このままだとまずいことになる!」と思わないと、私の動機のスイッチが入らないことに気づいたんですね。

「このままだとまずいことになる!」という状況に追い込まれないと、やらない。
ということは、いつも「このままだとまずいことになる!」と感じているということです。

これは、前倒しのエンジンとは正反対ですよね。

 

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「自分締め切り」を前倒しする

セミナーを開催する能力がないわけでは無いはずなのです。
これまでに何百回とセミナーを開催してきているので。

ただ、「このままだとまずいことになる!」というモチベーションのスイッチが入らないと動けないというのが問題だったのです。
スイッチの場所を変えない限り、私はずっと「このままだとまずいことになる!」と思うまで動かないわけですから。

締め切りギリギリの仕事には、問題があります。
それは「最低限のクオリティーになる」という問題です。

たとえば、あなたが商談のプレゼンを準備しているとします。
あなたには、本当は100点のパフォーマンスを発揮できる能力がある。

それなのに、プレゼンの締め切りがギリギリになる。
すると、プレゼンの目的が「なんとか間に合わせる」に変わります。

本来の目的は「プレゼンでお客さまに喜んでいただく」ことなのに、手前で止まってしまうんですね。
それで、70点でプレゼンに挑む状況になるんです。

結果、どうなるか。
「でたとこ勝負」です。

なにせ締め切りがギリギリ。
リハーサルやシミュレーションができません。
余裕がないまま、本番に望むのです。

これはもったいないと思うんです。
あなたには、100点を出せる実力がある。
それなのに、準備を早めなかったばっかりに、70点で勝負することになってしまうんです。

まわりの評価も、自分の評価も、70点です。
すごくもったいないことだと思いませんか。

解決策は、締め切りを前倒しすることです。
納期がある仕事なら、締め切りの前日を「自分締め切り」にしておきましょう。

そして、自分締め切りを守るために、あなたが持っている資源を活用するのです。
知識や経験、人脈や環境など、いろいろあるはずです。

あなたが持っている資源を見落としていることも多いです。
ぜひ、「締め切りを前倒しするために、何が活用できるだろうか?」と質問して、リストアップしてみましょう。

1日に1タスクを前倒しする習慣で日常を変えられる | 【良習慣の力!】ブログ

「締め切りにヘッドスライディング」をやめる3つのステップ | 【良習慣の力!】ブログ

 


 

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■編集後記

昨日は、お昼に『習慣化オンラインサロン』スタッフの定例ミーティング。

夜は「良習慣塾」のセミナーを開催。
楽しんでいただけたようで、うれしい感想をもらうことができました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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