あなたは、相手(ほかの人)の習慣を変える法則をご存じでしょうか?
本記事で、その法則をご紹介していきますね。
ほめられると行動力が高まる人間心理
ほかの人をほめる。
ビジネスやコーチングでは「ポジティブ・フィードバック」とも呼ばれます。
相手に、プラスの反応をしていくということですね。
たしかに、仕事で「自分でもうまくやれたな」と思えたときというのはあります。
そのときに、「良かったです!」と伝えていただけるのは、うれしいものです。
私なら「我ながら、今回はメッセージを込めたブログ記事になったな」と思うことがあります(渾身の力で書いていますが、毎回結果に現れるとは限りません。「いい記事が書けたな」という確率を上げていくしかないんですよね……。)。
ですから、「いい記事が書けたな」という手応えがあったとき。
友人から「響きました!やってみます!」というフィードバックが届くと「ありがたいな」と思うわけです。
人は基本的にはシンプルな生き物。
ほめられれば、やる気が出ます。
ますます「いい記事を書こう」と思うのです。
この機能を「強化」と言います。
ほめられて強化された行動は、くり返すことや続けられるようになるんですね。
これは、親や先生からポジティブ・フィードバックを受け続けた子どもが、行動的になる原理です。
では、この原理を活用して、ほかの人の習慣を変えることはできるのでしょうか?
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相手(ほかの人)の習慣を変える法則とは?
さて、あなたには「この人の習慣を変えたいな」と思う人がいるでしょうか。
たとえば、
・家庭
・職場
・取引先
など。
わかりやすいのは、
・親が子どもに学習習慣を身につけて欲しい
でしょうか。
あとは「会社の同僚の貧乏ゆすりをなおして欲しいな・・・」とか(私です・笑)。
どんな事例にしても、
・ほかの人の習慣を変える
ということ。
これができるようになったらすごいですよね。
「人を動かす」ことよりも、パワフルです。
もちろん、ほかの人を変えることはできません。
過去を変えられないのと同じように。
ただ、
・相手に影響する
ことはできます(ある程度の関係性は必要ですけれど)。
私は、コーチとして、クライアントの方の習慣を変える仕事をしています。
ですから、ほかの人の習慣を変える研究と実践の毎日です。
その中で、確信を持っている法則が1つあります。
それは、
・相手の性格や外見をほめる→NG
・相手の行動や考え方をほめる→GOOD
です。
シンプルにいうと、
・相手が変えられないことをほめる→NG
・相手が変えられることをほめる→GOOD
ですね。
たとえが、コーチが行動できたクライアントに対して、
「さすがですね!あなたがまじめだからできたんですね!」
とか、
「ばっちりです!ルックスがかっこいいからですね!」
というフィードバックをしたらどうでしょうか。
まあ、悪くはないかもしれません。
ただ「そんなこと言われてもな……。」と感じます、私なら。
一方、そのほめ方だと、クライアントの方がうまくいかなかったとしたら、性格や外見を変えなければならなくなります。
無理ですよね(笑)。
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変えることができる「行動」と「考え方」をほめよう
じつは、私自身は過去に失敗していたんです。
「すばらしいですね!」というフィードバックばかりしていたからです。
私自身は、もともと人のポジティブな側面を見るタイプです。
「苦もなく」という感覚で、ほかの人の良い面を見てしまうんですね。
それが、デメリットになるところもあったということです。
当然のことながら、性格やタイプをほめてもほとんどのクライアントの方は、変化しませんでした。
そこで研究してわかったのが、
・相手が変えられないことをほめる→NG
・相手が変えられることをほめる→GOOD
という法則だったんです。
相手の習慣を変えるためには、
・相手の行動や考え方をほめる
が必要だったのです。
行動をほめる
まずは
・行動をほめる
ですね。
たとえば、
「ゴールへの確実な1歩を踏み出せましたね」
とか、
「毎日こつこつと積み上げてますね」
というフィードバックをします。
その人自身ではなく、実行できた行動それ自体をほめるわけです。
これなら、うまくいかなかったときも「行動がうまくいかなかっただけ」ととらえることができます。
そうなれば、うまくいかなかったときも「次は行動を変えればいい」と思えるわけです。
考え方をほめる
もう1つは、
・考え方をほめる
です。
行動よりも考え方を変えるほうが、難易度は高いです。
それだけに、考え方が変わると、日常に変化が出てくる可能性が高まります。
考え方が変わるから、行動が変わるわけですものね。
たとえば、
「できていないところよりも、できている部分に目を向けられるようになってきましたね」
とか、
「以前よりも、足りないところに不平不満を言うのではなく、ゴールが実現したらどうなるかを話すようになっていますね」
とフィードバックをするわけです。
こちらも、うまくいかない考え方をしていたときは「これまでと違う考え方で実験してみよう」と、とらえ直すことができるようになるわけです。
行動や考え方へのポジティブ・フィードバック
このように、あなたが相手に変えて欲しい習慣がある場合は、
・相手が変えられないことをほめる→NG
・相手が変えられることをほめる→GOOD
という関わり方をしてみましょう。
そして、相手が目指すゴールに向けた行動や考え方に、ポジティブ・フィードバックをする。
それにより、相手はゴールへの行動や考え方を「強化」していくようになっていきます。
ぜひ、トライしてみましょう。
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プロコーチとして活動していくための準備やマインドについてお届けしました。(^^)
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