書く習慣

日記の習慣に挫折したときは「1週間日記」からスタートしてみよう

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毎日の行動記録や感じたことを日記に書く習慣は、おすすめです。

ただ、日記は日々の素材がないとつまらない日記になってしまいます。

そのようなときは「1週間日記」からスタートしてみましょう。




 

「日記の習慣が続かない」というお悩み

「日々の記録やふり返りをする習慣を身につけたいと思ってます。

でも、毎日書くことがないんです……。

どうしたらいいでしょうか?」

先日、コーチングセッションで持ち込まれたテーマです。

以前、私も同じ悩みを持ったことがあります。

10年くらい前でしょうか。

習慣化に興味をもった頃、ビジネス書で

「日記を書く習慣をつけましょう」

というフレーズを目にしていたからです。

「成功している人たちは、日記を書いている」

そんな記述もあったように記憶しています。

私は「そうか、成功するためには日記が大事なんだな」と素直に受けとったわけです。

さっそく、取り組みました。

ただ、当然のように続きませんでした(笑)。

新しいノートを買いました。

書きやすいペンも買いました。

5年日記も買いました。

日記の本も読みました。

手帳術のセミナーにも参加しました。

日記を続けるFacebookグループにも参加したのです。

結果、続きませんでした。

ノートや日記帳を開いても、書けないのです。

なぜでしょうか。

当時の私には、続かない理由がわかりませんでした。

もちろん、まったくのゼロということはありません。

表面的に書くことはできました。

フィーリングで何となく文字を書き連ねたのです。

ただ、そんな日記では意義を見出せませんよね。

形式的に日記を書く。

会社の日報のように。

感情なしです。

私にとっては、けっこう無意味です。

だから、続かないのです。

 


 

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「日記筋」を鍛えよう

毎日の日記をつけることができない。

そのようなときは、

・日記の筋トレが足りてないだけ

です。

日記も筋トレと同じです。

書き続けないと「日記筋」が強くならないのです。

ですから、筋トレのように、まずは自分ができる範囲の筋トレからスタートしましょう。

そもそも、

・日記

という言葉。

じつはパワフルです。

「毎日書くこと」が、前提になっているからです。

辞書にも、それに近い記述があります。

ほかの習慣は、「日」という時はありません。

ブログなら、毎日ブログ。

片づけなら「1日1捨」。

毎日やるなら、「日」をつけなければなりませんよね。

それなのに、日記は最初から「日」が入っています。

言葉の時点で、ハードル高めの習慣なのです。

ですから、少しずつ負荷をかけていきましょう。

まさにベビーステップですね。

日記を小さく取り組むのは、

・3行ポジティブ日記

・4行日記

・1分間日記

など、いろいろとあります。

ただ、私はこれらも続けられませんでした。

「日記筋」が貧弱すぎたのです(笑)。

今なら以前よりは「日記筋」があるので10年日記を書けていますけれど。

コーチングのご相談者の方も、「日記筋が弱いと思います」とのことだったのです。

私がおすすめしたのは、

・1週間の日記

です。

日記を毎日書くことができなくても、1週間に1度なら書けるはずです。

そもそも、私が日記が書けなかったのは、「日記に書くようなできごとが、毎日なかった」という日常をすごしていたからです。

日記を書くための素材がなかったのです。

会社と自宅を往復するだけの人生だったので。

料理をしたいのに、食材がないような状態ですからひどいです。

感性も鈍かったです。

日記を書くためのアンテナも弱いので、何もキャッチできません。

「カモがネギをしょってくる」くらいのいい素材がやってきているのに、華麗にスルーしてしまっていました。

ですから、日記帳を開いても「さて、何を書こうか……。」となってしまい、時間だけがすぎていったのです。

日記を書くための素材がないのに、日記を習慣化しようとする。

難易度が高いですよね。

 

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「1週間日記」をつけてみよう

仮に、すてきな文章で日記帳をうめられたとしましょう。

でも、それはスカスカな日記です。

筋肉がない身体のように。

イメージは、英語が話せるのに、会話の内容がめちゃめちゃ薄い人みたいな感じですね。

英語が流暢なので、まわりの人は一瞬「この人、何かすごそう!」と思います。

でも、会話の内容をよく聞いてみると、自分を持っていない。

自己紹介がスカスカでつまらない人みたいな感じでしょうか。

以前、私が日記の習慣に挫折したときは、まさにこの状態だったのです。

ただ、日記の時間の幅を、1日から1週間に伸ばしてみる。

すると、楽になります。

1週間に一度くらいは、何かしらできごとが起きているものです。

当日に日記を書くと、熱量があります。

1週間の日記だと、熱量は下がっています。

一方で、怒りやトラブルのようなことも、週末に思い出してみると、冷静にふり返ることができます。

書くことで、心の整理にもなります。

私は、「ひとり戦略会議」に毎週取り組むようになってから、日記に書ける素材がいろいろとたまってきたのです。

それでも、どうしても書けないという方には、おすすめの方法があります。

それは、

「今週もっとも○○だったこと」

を考えてみるということです。

具体的には、

・今週もっとも笑ったことは?

・今週もっともイライラしたことは?

・今週もっとも楽しかった時間は?

・今週もっとも面白かった本は?

・今週もっともきれいな景色は?

・今週もっともおいしかった食事は?

・今週もっとも感動した瞬間は?

といった質問に答えてみるといいですね。

1日にこれらの感情をすべて味わうのは困難です。

ただ、1週間に広げてみると、いろいろとあることに気づくはずです。

これなら、日記の素材になりますよね。

ぜひ、日記の習慣が苦手な方は、1週間の日記からつけてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」朝活のファシリテーションからスタート。

7時から「習慣化オンラインサロン」スタッフのミーティング。

10時から12時40分まで「良習慣塾」向けのセミナーを開催。

夕食は、お祝いごとがあり、家族で焼肉へ。

その後、妻と日本酒BARへ。

私にとって、日本酒の概念が変わる体験でした。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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