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早起き・運動・片づけの習慣に必要なのは「自主性」ではなく「主体性」

投稿日:


自主的に行動するのか、それとも主体的に行動するのか。

似ているようで、違うものです。




 

「自主性」と「主体性」の違い

本日、『習慣化三種の神器実践プログラム』の第1期がスタートしました。

習慣化三種の神器®️実践プログラム

参加メンバーのみなさんの挨拶を聞いていると、やる気がさらに高まりますね。

3ヶ月で、

・早起き

・運動

・片づけ

の習慣を身につける。

そこに必要なのはどんな要素でしょうか。

私は、

・主体性

だと考えています。

主体性とは、

・約束されていない未来に向けて、自分で考え、自分から動いていくスタンス

です。

主体性と混同しがちな言葉があります。

それは、

・自主性

です。

主体性と自主性。

似ていますよね。

ただ、区別しておいたほうがいい言葉だと考えています。

 


 

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自主性は外部要因、主体性は内部要因

では、

(1)自主性

(2)主体性

について考えてみます。

 

(1)自主性

まず、

(1)自主性

です。

自主性は、

・ゴールがほかから与えられているもの

です。

たとえば、「校庭を自主的にそうじする」という表現を使うとします。

これは、学校から「校庭をそうじしましょう」という促しがあります。

全校生徒に向かって、「そうじをしましょう」と言っている。

その指示に対して、サボったりすることなく

・自主的にそうじする

というニュアンスです。

ほかの誰かの期待があります。

その期待に応えれば、評価されることがわかっていることです。

会社の仕事やスポーツのトレーニングにも通じます。

会社の上司が困っている仕事を、自主的に手伝う。

プロ野球のオフシーズンの「自主トレ」という言葉もあります。

これも、チームの全体メニューを自主的にトレーニングしていることです。

 

(2)主体性

一方、

(2)主体性

はどうでしょうか。

主体性とは、前述の通り、

・約束されていない未来に向けて、自分で考え、自分から動いていくスタンス

です。

正解かどうかはわからない。

不確実性があります。

なぜなら、ほかの人から評価される保証がないからです。

それでも、自分として「価値があるはず」と考えるから、行動する。

たとえ、すぐに評価されないとしても。

その意味で、主体性には、

・自責(自分の責任)思考がある

と思うのです。

その意味で、

・自主性は外部要因

・主体性は内部要因

という違いがあるのです。

こうして見ると、「やってみようかな」と思えるのは、

(1)自主性

ではないでしょうか。

取り組めば、誰かに評価されるわけですから。

それに比べて、

(2)主体性

は何の保証もありません。

大事な時間や貴重な労力を投下しても、報われないかもしれません。

自分の頭で仮説を立てて、行動で検証していくというのは、正直なところ

・非効率

なのです。

 

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誰もが「非効率」と思うからこそ価値がある

その意味では、早起き・運動・片づけは非効率です。

良習慣とは、面倒くさいことを実行することである | 【良習慣の力!】ブログ

早起きも、運動も、片づけも、

・すぐに変化が起きるわけではない

・やっても誰にもすぐに評価されない

・やらなくても、すぐに誰かに怒られるわけではない

という3つの要素が揃っているからです。

非効率ですよね。

ただ、これはそのまま

・突き抜ける人の3つの条件

なのですね。

「突き抜ける人の3つの条件」とは? | 【良習慣の力!】ブログ

誰もが「非効率だからやらない」という方向にこそ、正解があるケースが多いのです。

現代は「正解がない時代」と言われます。

「こうすればあなたの人生は間違いない」と断言できない時代ということです。

ですから、生き抜くためには「これが正解かどうかはわからないけれど、自分で飛び込んでみよう」というスタンスが必要です。

誰かの期待や報酬はないけれど、自分で動く。

仮にうまくいかなくても、誰かのせいにしない。

それが、

・主体的

ということなのだと考えています。

ここを育てている人たちが、いま活躍している人たちです。

最初は、自分の考えで動くというのは不安です。

恐怖です。

誰もが最初はそうなのです。

私もそうでした。

誰もやっていないようなサービスメニューを告知してみる、とか。

だた、それを続けていくと、

・主体的に取り組むことの楽しさに気づく

ときがやってきます。

たとえ、自分が思いついたセミナーの参加者がゼロだったとしても、そのアイデアを形にするべく外の世界に発信する。

そのプロセスが、おもしろいわけです。

早起き・運動・片づけも同じです。

基本的な考え方や成功確率が高い方法はあります。

でも、どれほどすぐれたメソッドでも、完璧ではありません。

最終的には、主体的な試行錯誤がものをいう世界です。

その格闘の中で、

・主体的に取り組むことの楽しさに気づく

のです。

そのようにして形成した良習慣は、簡単には失いません。

結果として、あなたの武器になる習慣になり得るのです。

だからこそ、

・早起き・運動・片づけには、主体性が大切

だと思うのです。

もし、あなたが3つの習慣形成に苦手意識があるなら、正解や評価を追い求める「自主性」を手放すことです。

そうして、不正解かもしれないけれど自責で行動していく「主体性」を育てていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、「良習慣塾」メンバーとの「月間集中タイム」でした。

・・・のはずが、会社の仕事のトラブルがあり、19時すぎに取引先に訪問することに。。。

「良習慣塾」メンバーのみなさんには自主的に取り組んでいただきつつ、最後の15分だけ参加しました……。(^_^;)


 


 

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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