モチベーションの習慣 気づきの習慣

ゴールは最初から明確じゃなくていい。磨き上げれば。

投稿日:2021/07/09


ゴールを最初から明確にする必要はありません。

出版企画書を磨くプロセスは、ゴールを明確にする流れと同じことに気づきました。




 

「ゴールを設定するのはこわい」という本音

「ゴールを設定しよう」とよく言われます。

私も書きますし、話します。

あなたもご自身に言い聞かせているかもしれませんね。

ゴールがなければ、ゴールにたどり着くことはできません。

でも、私たちの本音はこうです。

「ゴールを設定するのはこわい」

嘘だと思うでしょうか。

「いや、そんなことないです」と。

でも、真実はこちらなのです。

私たちは無自覚の世界では「ゴールを設定するのはこわい」と思っているのです。

たとえば「世界一周旅行がしたい」という夢。

たいていの人が考えることでもあります。

同時に、たいていの人にとって実現できるはずの夢です。

あなたには、旅行する能力がないわけではありませんよね。

でも、世界一周旅行にはいかない。

ここに無自覚のブレーキがあるのです。

なぜか。

もしも本気で世界一周旅行をしようと思ったら大変だからです。

おそらく、

・お金がかかる

・仕事の休みをとる必要がある

・お客さまや会社とスケジュールを調整しなければならない

・誰かにお願いする必要がある

・仕事でトラブルがあるかもしれない

・帰国後、無事に会社に戻れるかわからない(仕事がなくなるかもしれない)

など、パッと考えるだけで「面倒くさい」と思うわけです。

結果、「いつか世界一周旅行に行けたらいいな」という風になってしまう。

能力はある。

がんばればお金もないわけではない。

でも、それにともなう様々な面倒を考えると、夢に着手するのを先のばししてしまうのですね。

 


 

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「混乱は成長の始まり」である

それでも。

と、私は思うのです。

やはりゴールは持っていたほうがいいと。

こういうと、ご相談されることがあります。

「ゴールが明確になりません」

「何をゴールにすればいいのかわかりません」

「ゴールを立てると心がきつくなります」

そうなのですよね、私も同じなのでわかります。

では、どうすればいいのか。

結論は「とにかく現時点のゴールをたてましょう」ということです。

最初はあいまいなゴールでいいのです。

仮のゴールでいいのです。

あとからゴールを変えてもいいのです。

ゴールを達成できないことをこわがって、ゴールを定めることを避けてしまう気持ちはよくわかります。

でも、あえて言わせていただくと、そこを恐れないようにしましょう。

そもそもゴールがなければ、そこにたどり着くことはできません。

「散歩のついでに富士山に登った人はいない」という言葉にもあるように。

私も今、たくさんのゴールを設定しています。

現時点での最重要ゴールは「2冊目の出版を決める」です。

そのために最初につくったゴールは、

・出版企画書を常に5冊分持っておく

です。

池田貴将さんのコーチングを受けているときに決めた目標です。

執筆のオファーがきているわけではありません。

でも、私にとってはいい目標でした。

出版企画書を書けるようになるというのは、常に本のアイデアを考えることにつながります。

それが5冊分ある。

すると日常はインプットの嵐になります。

最初は混乱しました。

でも、それが私の成長でした。

「混乱は成長の始まり」なのです。

 

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何ごとも最初は難しく、やがて簡単になる

何ごとも最初は難しく、やがて簡単になります。

出版企画書もそうでした。

初めて書いたときは笑いました。

あまりに書けない自分に。

でも、それでも1週間に1枚を書きました。

5週間かけて5枚書き終えました。

とても幼稚な企画書でした。

「で、何を書きたいの?」

そう言われる企画書でした。

とてもあいまいな出版企画書だったので。

バージョン1の出版企画書。

でも、言ってみれば、これが最初のゴール設定のようなものなのです。

あいまい。

不明確。

何が言いたいのかわからない。

でも、でも、でも。

最初の赤ちゃんのような企画書が誕生することが大事なのです。

バージョン1の企画書を書くから、

・「次はここを明確にしよう」

ということが明らかになるのです。

今回、私は出版企画書を書き上げるまで友人のコーチにサポートをお願いしました。

そのプロセスは以下のような3ステップです。

それは、

1:30点の状態でいいから提出する

2:フィードバックをもらう

3:ブラッシュアップをくり返す

です。

 

1:30点の状態でいいから提出する

最初が一番ハードルがあって負荷がかかります。

自転車のこぎ出しと一緒ですね。

だからこそ、ここを乗り越えるのです。

今回は、友人コーチに「伊藤さん、この文章は途中で終わってしまってますよ」と言われました。(笑)

恥ずかしいわけです。

でも、それでいいのです。

出版企画書を最初から100点の状態で書き上げることが目的ではないからです。

 

2:フィードバックをもらう

「フィードバックが凡人を一流にする」

私が大事にしている言葉です。

今回も友人コーチにお願いしたのは「疑問をぶつけて欲しい」ということ。

企画書は、どうしてもひとりよがりになってしまうもの。

注意していても、自分に何度言い聞かせても、自分目線になってしまうのです。

だからこそ、企画書に対して「問い」が欲しい。

そう伝えました。

 

3:ブラッシュアップをくり返す

友人コーチから返ってきたフィードバックはさすがのものでした。

その問いを解決するように企画書をブラッシュアップして書き直しました。

するとどうなったのか。

格段に良くなったのです。

本番の提出までに、3回ほどこの往復をくり返して、最終提出に向かいます。

 

企画書を磨く=ゴールを明確にする

こうしてできあがっていく出版企画書。

最初の30点の状態から比べると、大きく改善されています。

磨きあげる。

まさにそのような感覚です。

このプロセスこそ、まさにゴールを明確にする流れなのです。

3つのステップがあなたのヒントになれば幸いです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

朝活ファシリテーションからスタート。

夜はコーチングセッション1件。

その後、「良習慣塾」のアーカイブを更新しつつひとりでじっくりと出版企画書や次のセミナーの構想を考えることができました。

静かで超集中できる質の高い時間。

贅沢ですね。(^^)


 


 

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