良習慣の習慣

ほかの人の目が気になってしまうあなたこそ、習慣を続けられる才能があるのです。

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あなたは「ほかの人の目」が気になるタイプでしょうか?

それによって習慣化に挫折したことがありますか?

もしそうだとすれば、逆の視点から考えると、「あなたは習慣化に向いている」という可能性があります。

 

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ほかの人が気になってしまうのは自意識過剰かも

「ほかの人の意見は気にせず、自分がやりたいことをやろう。」

とてもいいメッセージですし、私も共感します。

自由や主体性を感じますよね。

ただ、そうは言っても、「ほかの人の目」は気になるもの。

そこを気にするあまりに、やりたいことにチャレンジできなかったり、1歩を踏み出すことにためらうことってありませんか?

失敗して恥ずかしい思いをしたくないので、新しいことをやらないようになってしまうようなことです。

見方を変えると、「自意識過剰」と言えるかもしれません。

人は誰でも自分のことを一番に考えていますので、ほかの人のことにはそれほど気を使っていないものだからです(悲しいほどに・笑)。

ほかの人の目を気にして自意識過剰のあまりに成長できなかったり、行動にブレーキがかかることは、一見すると生きづらさを感じさせる感情です。

私自身、「ほかの人の目を気にしなければ、もっとやりたいことができるはずなのに。でも、気になって動けない。。。」と思っていましたし、今でも思うことがあります。

ただ、この「ほかの人の目」、ここを

・人の目を活用する

という意識に変えていければ、「続けるための仕組みに活用することができる」のです。

 

チームメイトの激走から感じた宣言効果

先日、ランチームの友人たちがきびしいレースを完走していました。

箱根のあの激坂をずっと走るレースです。

レースの距離は13.6キロ。

少しマラソンを走っている人なら、短い距離だと感じるかもしれません。

しかし、レース内容は非常にハード。

2人のブログを読んでも、その大変さが伝わってきました。

坂道最速王決定戦!標高差981m 平均勾配7%、ターンパイク箱根を駆け抜ける!?

自信が無いときほど宣言する。衆人環視で乗り切ってみよう。

さて、ここで私は、ザックのブログから、

・人の目を活用する

感じたのです。

つまり、「宣言」してしまうことで、「人の目を活用」して自分のパワーに変えたことです。

ザックは、レース前にブログで、

どんなにゆっくりになってもいいから、歩かずにゴールする

を宣言していました。

完走にコミットするために、かなり意識した行動だったと思います。

ザックのブログは月間9万PVのアクセスがあります。

もちろん宣言したからには、レースの結果もブログに書くつもりだったのでしょう。

チームメイトの2人はトライアスロンでロングを完走している実力を持っています。

しかし、それでも途中でリタイアを考えたそうです。

それくらいタフなコースだったということ。

天候も安定せず、暑さを感じたかと思えば、スコールのような雨がふり、寒さも出てきたということで、メンタルがきつかったのは想像に難くありません。

ただ、おそらくザックは「ここでリタイアしたら、月間のべ9万人に対して恥ずかしい思いをするかもしれない」という気持があったのだと思います。

仮に、誰にも言わずにひっそりと参加していたら参加していなかったかもしれないと書いてありましたし、歩いたかもしれないということでした。

そのような激しいコースであり、厳しい天候であっても、人の目を活用することで見事に完走したわけです。

まさに、

・人の目を活用する

という宣言のパワーをうまく活用した実例として感動しました。

 

自分に緊張感を与えるための「ほかの人の目」

習慣化で成果を出そうと思ったら、何よりその習慣を当たり前のように継続しているコミュニティーに所属するのが一番です。

たとえば、毎日ブログを書いている人たちのコミュニティーに所属すれば、自分も自然にそうなるものなのです。

そのようにしてがんばって食らいついているうちに、自分の習慣になるのです。

レベルの高いチームに所属すると、その集団のレベルに合うように自分を鍛え、それまで以上のパフォーマンスを追求したいと思うようになっていきます。

そこで切磋琢磨することによって、コミュニティーや集団全体の質も高まるという相乗効果もあるのですね。

人間は社会性の生き物と言われます。

集団の中で置いていかれてしまうのは生存本能をおびやかされる怖いものなのです。

「自分だけ置いていかれたくない」という感情は、人間を行動にかりたてます。

その感情を、

・人の目を活用する

意識で、習慣化に適用するのです。

これはマンツーマンでも効果があります。

たとえば、以前私が取り組んだ「レポーティングダイエット」という習慣。

レポーティングダイエットで5kg減量に成功!ダイエット成功に必要な思考法とは?

パートナーの友人と、毎日メールで食べたものや運動記録をお互いにレポーティングしていたのです。

相手にメールをするため、気軽に大盛にすることはありませんし、食べ過ぎないように注意するようになるのです。

これは、マンツーマンでおこなうため、自分がさぼればすぐにばれてしまいます。

「自分だけさぼったら、相手に悪いな・・・」という気持を活用するのです。

さらに、罰ゲームとして、目標体重をクリアできなければ、自腹でライザップに通うというルールも設けました。(笑)

ですから、それなりの緊張感が生まれます。

まさに、

・人の目を活用する

例です。

ひとりで習慣化しようとすると、この緊張感を生み出すことが難しいのですね。

 

「人の目を活用」して続けるパワーに変えていく

「ひとりのときの自分が、本当の自分」という言葉があります。

私は、この言葉を聞いたとき、ドキッとしたものです。

なぜなら、私はひとりだったら続かないし、ダラダラしてしまうし、簡単に挫折するタイプだということがわかっているからです(痛いほどに)。

しかし、友人たちの横のつながりや、このブログなどの「人の目」によって、続けられていることは多いもの。

この「人の目」の有無によって、行動が続くかどうかが、まったく変わってくるのです。

実際、コーチングセッションが対面だったら服装を(少しは)気にするので、人の目を良い緊張感に変えている効果だと言えます。

また、自宅でひとりでブログを書くよりも、スタバに行ってブログを書いたほうが執筆がはかどるということもあります。

これは、

・人の目を活用する

からこそ、生じているメリットなのです。

コミュニティーの中で評判を気にしたりすることで、それに振り回されてしまうのは避けたいことです。

しかし、その感情を意図的に活用することで、続けるパワーに変えることができるのです。

もし、あなたが「ほかの人の目が気になって挫折しています」という悩みがあったら、反対のアプローチとして、

・人の目を活用する

ことを、あえて活用するというアプローチも取り入れてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、定例のコーチング練習会。

・・・のはずだったのですが、急きょ取り組まなければならない仕事ができたので、そちらに取り掛かりました。

なかなか思い通りにはいかないものですね。(^_^;)

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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