行動の習慣

習慣化したい行動までを直列つなぎにしよう

投稿日:2022/08/24


乾電池をつないで光るように、習慣化までの行動を直列にしていきましょう。




 

直列つなぎと並列つなぎ

あなたは、記憶にあるでしょうか?

電流の回路には、2種類あることを。

それは、

(1)直列つなぎ

(2)並列つなぎ

です。

中学校のときに理科で学んだはずです(そんな記憶があります、私にはかすかに・笑)。

2つの乾電池を1列につなぐと、電圧が2倍です。

「1+1=2」です。

一方、2つの乾電池を並列につないだら、電圧は変わりません。

「1=1=1」にしかならないのです。

つまり、2つの電池を直列につないだほうが、電圧は高いのです。

このつなぎ方の違い。

私には文章の

・逆接の接続詞

を思い出させます。

「でも」

「だが」

「しかし」

といった言葉ですね。

逆接が多い文章は、並列つなぎです。

曲がり角やカーブが、直列つなぎに比べて多いのです。

道でいえばガタガタしている感じですね。

一方、逆接の接続詞を使わない文章は、直列つなぎです。

パワフルです。

流れが途切れないからです。

「しかし」がなければ、最後までスルッと読めます。

まさに直列つなぎの文章なのです。

 


 

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逆接の接続詞を多用しない

文章に勢いがあっても、「しかし」「でも」があると、流れが止まります。

勢いよく流れている水をせき止めてしまうように。

それを感じてから、逆接の接続詞を使わないようにしています。

快適です。

流れがスムーズなのです。

お伝えしたいことを、逆接の接続詞を使わずにスーッと書いていく。

たしかに、いい流れがつくれます。

イメージは、数学の証明です。

私は大の苦手でしたが……。

証明するために、回答者は、

・AとBは同じ長さだ

・次に、BがCに置き換えられる

・そのCはDと一緒になる

・ゆえにA=Dである

みたいに考えるわけですよね。

回答には、流れがあります。

すべて順接だからです。

流れが速いのです。

スピード感もあって、テンポもいい。
 
逆接の接続詞を使わないだけで、リズムができるのです。

以前の私の口ぐせは「でも」でした。

文章の悪いくせも「でも」でした。

すぐに逆接の接続詞を使っていたのですね。

まったく逆じゃないのに「逆に」を使ったり。

仕事でミスをして責められたときも「でも」と口をついて出ていました。

逆接の接続詞のあとにつながる言葉は、言い訳しかありません……。

ブログでも同じです。

ブログ1記事の中で、「しかし」「でも」をくり返し使っていました。

1記事の中で、逆接の接続詞を何度も使うと、もう何がなんだかわかりませんよね。

自分が主張したことを逆接の接続詞で否定。

それなのに、さらに「しかし」を使えば、論理的には破綻しています。

逆接の接続詞を何度も使うのは、凸凹が多い道路みたいです。

歩きづらいです。

車も通りづらいでしょう。

スピードも出ません。

デメリットが多いのです。

 

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習慣化したい行動までを直列つなぎにしよう

習慣化も同じです。

行動にいたるまでがでこぼこ道だと、習慣化はうまくいきません。

進みづらいからです。

習慣化がうまくいくためには、でこぼこが少ないほうがいいですよね。

たとえば、呼吸をするように本を読む習慣を身につけるためにはどうするか。

すぐに本を読める状態をつくること、つまり道をスムーズにすることです。

紙の本だけでは困難です。

Kindleは必須です。

スマホでも読めます。

ツールだけではありません。

「本を読もう」と思える環境を整えることも大事です。

走りやすい道路だからランニングしたくなるように。

本をスムーズに手に取れるようになれば、読書の習慣化の流れも良くなるのです。

一方、習慣化がうまくいかないときは、道が凸凹です。

進もうとしても、進みづらいのです。

Facebookに1回ずつログインするようなものです。

あなたが習慣化につまづいているときは、おそらく道がでこぼこです。

習慣化するまでに並列が多くなっていると、パワーもスピードも出ません。

行動までの流れがでこぼこにならないように、直列につなぎましょう。

できるだけ摩擦を起こさずに行動できるように。

習慣化のポイントです。

ぜひ、直接つなぎのアクセスを考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、「習慣化オンラインサロン」定例スタッフミーティングに参加。

終わったあと、昨日に引き続き「良習慣コーチング塾」の講座準備でした。

コーチングの講座をつくるたび、新たな発見があって楽しいです。(^^)


 


 

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