思考の習慣

「自分にできるだろうか」という不安や恐れをモチベーションに変える方法。

投稿日:2019/09/17





目の前にハードルが現れると「自分にできるだろうか・・・」という不安や恐れといった感情が出てきます。

そのようなネガティブな感情を、味方に変えていきましょう。

 

「自分にできるだろうか・・・」という不安や恐れ

先日、なんとか合格できた国際コーチ連盟の資格は、2016年に取得を目指したものでした。

しかし、資格取得を目指したのはいいものの、私にとってはいつも通り(笑)スムーズにはいきませんでした。

たとえば、

・Macだとコーチングセッションの録音(Skype通話)をきれいに録音できるソフトが見つからない(ほかのコーチはみんなWindowsでした)

・申請やICFとのやり取りはすべて英語

・セッションの書き起こしを、英語で行わなければならない

・セッションの録音をしてくれる相手を見つけられない

・コストが10万円以上かかる

・録音したセッションのクオリティーに納得がいかない

といったものがあり、「今年こそは」と思いたつと別のプロジェクトが立ち上がるなどして、なかなかうまくいかなかったのですね。

ですから、それらのハードルをのりこえて合格通知を受け取ったときは、心からうれしさを感じました。

ただ、こうしたハードルは、今の自分にとって簡単ではないものを目指すときには必ず現れるものです。

これまでに私なりにいくつかのハードルを越えるきたものとして、そしてクライアントさんのハードルを乗り越えるサポートをしてきたものとして、それをわかっているつもりです。

それでも、ずっと停滞している状況を考えると「自分にできるだろうか・・・」という感情が出てくることも事実なのです。

もしかすると、あなたも同じような気持を抱えているかもしれませんね。

 


 

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「やる気」を「その気」に変える

そのようなときも、良い面を見ていきましょう。

じつは「ハードルが出てきた」ということは、見方を変えると「新しい1歩を踏み出しました」というサインでもあるのです。

なぜなら、あなたが安全領域から抜け出さない限りは、ハードルは現れないからです。

自己成長を目指す人にとっては、ハードルが現れるのはむしろ歓迎することなのですね。

なぜ、私たちは目の前にハードルが現れると「自分にできるだろうか・・・」と思ってしまうのでしょうか。

それは、「変わりたくない」という人間の本能がブレーキをかけようとしてくるからなのですね。

本能で現状維持を求めるのが人間。

ですから、ハードルにぶつかったときに、不安や怖れなどの記憶をひっぱりだして私たちに思い出させるのです。

そして、私たちのチャレンジにストップをかけようとしているわけです。

今回の資格取得を通して、それがよくわかりました。(^_^;)

確かに、目の前にやってきたハードルは高くて怖いものです。

当然、これまでに超えたことはありません。

「自分にできるだろうか・・・」と不安を感じるのは当然のことなので心配無用なのです。

ですから、その状態では、

・できるか、できないか

で考えないことです。

それよりも、

・飛び越える価値があるかどうか

を考えてみましょう。

すると発想が切り替わり、

・やりたいけれど、できないかもしれない

という感情を、

・大変かもしれないけれど、飛び越える価値はある

に変換するのです。

「価値がある」と思えれば、人はそのハードルを飛び越える意志が現れてくるものです。

「やる気」よりも大事な、「その気」が出てくるわけですね。

「その気」になれば、「できるかもしれない」という感情が現れます。

すると、過去のうまくいった体験を呼び起こしてくるのです。

 


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「人は何回チャレンジしたらあきらめるのか」

くり返しになりますが、何かに取り組もうと思ったときに「自分にできるだろうか・・・」と思うのは当然のこと。

それは誰でも同じです。

それまでにやったことがないものに、「ふっ、俺なら完璧にできる」といきなり思える人がいたら、それはちょっと変わっている人ですよね(笑)。

挑戦することには、不安や怖さがともなうものですから、あきらめたくなるのは当然なのです。

本「思考は現実化する!」のナポレオン・ヒル氏が調査した「人は何回チャレンジしたらあきらめるのか」というものがあります。

調査の対象は3万人の男女です。

その3万人の平均をとったら、「人は何回チャレンジしたらあきらめるのか」の答えは何回だったかおわかりでしょうか・・・?

これは初めて知ったとき驚いたのですが、なんと

・1回以下であきらめる

という結果が出たのです。。。

つまり、ほとんどの人は、1回もチャレンジすることなくあきらめてしまうんですね。

ちょっと試すどころか、やる前からあきらめてしまう人が多いわけです。

それくらい、私たちは新しい挑戦に対して「自分にできるだろうか・・・」と考えてしまう生き物なのです。

ですから、「自分にできるだろうか・・・」と思ってしまう自分にダメ出しをする必要はありません。

むしろ、ハードルが現れて不安や恐れを感じているということは、あなたがご自身の人生に誠実に向き合っている証拠なのだと思って大丈夫です。

「自分にできるだろうか・・・」と心配になってしまうのも、「自分には無理かもしれない・・・」と不安になってしまうのも、それだけ乗り越える価値があることに立ち向かっている、そのスタート地点にたっているということです。

100メートル走やマラソン大会のスタート地点でも、ドキドキしていましたよね。

それと同じです。

ですから、

・できるか、できないか

で考えずに、

・飛び越える価値があるかどうか

を考えることをおすすめしたいのです。

本能は、そのチャレンジをとめようとしますが、変わらないほうが命を長引かせられる可能性が高いからだと言われています。

確かに、そういう側面はあるのかもしれません。

それでも、自分をもっと成長させていきたい。

あなたが、そのように考えるのであれば、ぜひその想いを大事にしていただきたいと思います。

そのハードルを乗り越える価値があると感じたら、それはあなたにとって大事なことのはずです。

不安や恐れを発してくる本能とうまくつき合って、自己成長を目指していきましょう。

ハードルを乗り越えた先にしか、見えない景色があります。

 


 

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■編集後記

昨日は、午前中にコーチングセッションを1件。

その後、息子とカフェに行き「第2領域」の時間に集中して書く仕事。

その後、先日の落とし物が見つかったということで飯田橋まで取りに行き、そのまま自分の買い物で上野へ。

久しぶりにアメ横の「大統領」に訪問しました。

夕方には家族と待ち合わせて食事。

充電できました。(^_^)


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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