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やめることは悪いことなのか?目的到達のためにはトレードオフの選択が必要。

time 2017/04/16

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私は習慣化を推進していますが、かといって「何でも続ければいい」ということでもありません。

あまりにも我慢を強いられる行為であれば、「やめる勇気」も必要だと考えています。

 

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ノーベル賞の山中さんの過去の「やめる」選択

先日、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥さんを特集しているテレビ番組を観ました。

山中さんは大学を卒業したあと、整形外科医になるために研修医としてはたらくこととなりました。

しかし、すぐに頭角を現したわけではなく、むしろ、山中さんは劣等生のほうだったのです。

たとえば、ほかの研修医が20分で終わらせるような手術を、山中さんは2時間もかかってしまっていたそうです。

手術に時間がかかるというというのは、患者への体への負担も大きくなるため、非常にリスクが高くなるため、スピードも求められるのですね。

指導医から、山中さんは邪魔者扱いされるほどひどかったのだとか。

そのような状態だったため、周囲の人たちから、「おまえは山中ではなく、じゃまなかだ」と言われていたそうです。。。

そこで、山中さんは、「自分は整形外科医に向いていない」という判断をして、病院を退職しました。

そこから研究者を目指しました。

そのようにして研究する努力を重ねた結果、ノーベル賞を受賞するほどの成果を上げたのです。

 

「続ける」という行為の中に存在する2種類のルート

山中さんのエピソードから考えられるのは、「やめる勇気を持つことも必要」ということです。

ただ、習慣化や継続の観点からいうと、せっかくはじめたことを途中であきらめてしまうのは、

・せっかくはじめたのに、もったいない
・やめたと思われるのは恥ずかしい
・自分で決めたことをやめるのは、自分との約束を破ることになる

といったようなネガティブな感情が出てくるものです。

周囲の人から「あいつは続かないやつだ」と思われることも、できれば避けたいでしょう。

では、物事をスタートしたら、必ず続けないとだめなのでしょうか。

このようなケースでは、2つの進むルートがあります。

(1)成果が出なくても、好きだから続ける
(2)じつはあまり得意ではないが、成果が出るまでさらに行動を継続する

ですね。

最初の「(1)成果が出なくても、好きだから続ける」というのは、決断が終了しています。

自分が望む成果が出ていなくとも、自分が納得しているし、何より好きだからこそ続くのですよね。

この状態なら問題はありませんし、周囲の人がとやかく言っても仕方がないものでしょう。

私も、ブログやコーチングは、まだまだ自分が理想としているイメージには遠いものですが、好きなので継続しています。(^_^)

また、その行為に費やしている時間そのものに意義を感じますし、時間を投資しているリターンも少なからずあります。

 

好きなことを続けるなら、我慢していることは「やめる」ことも必要

一方の「(2)じつはあまり得意ではないが、成果が出るまでさらに行動を継続する」というケースはどうでしょうか。

このような場合は、まじめな人ほど「このまま努力を続ければ、いつか成果が出るはず」と考えているでしょう。

しかし、もしかすると、その判断は続ける行動に対して、自分を客観的に見つめられていないのかもしれません。

「好きなことではないけれど努力すれば成果が出る」というのは、落とし穴である場合もあります。

というのは、我慢の上に成果を積み上げるのは、犠牲の上に成果がのっているようなものだからです。

先の山中さんの場合は、我慢をあきらめて、自分が向いているかもしれない可能性に舵を切りました。

つまり、勇気を持って、外科医を続けないことを判断したのですね。

その判断と、その後の行動の継続が、成功につながったのです。

山中さんのケースは特に興味深い例ですが、実は私が見えている範囲でも、すばらしい成果を出している人というのは、必ずしも「我慢を重ねている」わけではないと感じています。

その行動や継続は、ほかの人からみると明らかに努力に見えるのですが、本人的には我慢しているわけではないように見えるのです。

まとめると、はじめた行動を続けるのか、やめるのか、という2つの道をわけるのは、最終的には「自分は、どんな活動に自分欲求を感じるのか?」ということを、自分に問い続けることです。

何が正解かがわかれば誰も苦労はしないのですが、そう簡単にはいかないのですよね。

私たちは、選べる道はいくつもありますが、進める道は1つしかありません。

最終的にどんな目的地につくのか、ということを選択するためには、「やめること」も必要ですし、それは「やりたいこと」とのトレードオフなのです。

後悔しないためには、自分の直感や欲求に響くものを選択することが良いのではないでしょうか。

 

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■編集後記

昨日は、午前中にコーチングセッションを1件。

そのご、妻とランを予定していましたが、あまりの強風のためランは中止に。。。

自宅でそうじをしつつ、家族で録りためた番組などを観てゆっくりしました。

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・日本唯一の早起きコンサルタント
・プロフェッショナルコーチ
・習慣化コンサルティング(株)認定「習慣化の達人」
・行動習慣ナビゲーター(国際ナイン・マトリックス協会認定)

法政大学経済学部経済学科卒業。
「最も過酷」と言われるテレビ番組制作アシスタントディレクター(AD)を経験。週に4回徹夜する日々を送る。
結婚・息子の誕生を機に人生を見つめ直し、営業マンとして一般企業に転職。
その後は朝から晩まで他動に流される時間に翻弄され、長時間残業を続けるも成果が出ない日々を送る。
そんな中、ビジネス書の多読を開始するうちに「良習慣」の効用に開眼。ビジネスとプライベートが劇的に好転する。
特に「早起き」というノーリスク・ハイリターンの「良習慣」に着目し、現在は「早起き」習慣化のためのセミナーを中心に活動。
早起きをはじめとした良習慣化コーチング、早起きセミナー講師、「早起き部」主催、「早起きの教科書」電子書籍執筆、早朝イベントなどを開催中。
「早起きは人生変革の最短ルート」をモットーに「早起き」普及活動を展開している。

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